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センターソレノイドコイルを用いた移送FRCの誘導電流駆動実験
◎荒井真美子・片山晴理・関口純一・高橋 努・浅井朋彦(日本大学)・井 通暁(東京大学)・高橋俊樹(群馬大学)・成嶋吉朗(核融合科学研究所)
磁場反転配位プラズマ(FRC)は外部磁場を形成するコイルと鎖交しないため,生成領域から準安定的な閉じ込め磁場を持つ閉じ込め領域へと移送が可能である.このFRCが核融合炉心とするためには追加熱法の確立が必須である.しかし,追加熱法として有効である中性粒子入射の実現には,FRCの捕捉磁束増幅が課題とされている.本実験では,捕捉磁束増幅のため移送FRCに対して中心ソレノイドを用いた電磁誘導による電流駆動を行い評価する.