電気学会全国大会講演要旨
2-046
静電吸着法による高放熱性コンポジット絶縁材料の開発
◎宇瀬尚平・村上義信・川島朋裕・長尾雅行(豊橋技術科学大学)
近年、エレクトロニクス機器やパワーデバイス機器等に使用される放熱絶縁基板には放熱性および電気絶縁性を兼ね合わせた材料が要求されている。本研究では鱗片状の窒化ホウ素(BN)と球状のポリメタクリル酸メチル(PMMA)のPMMA/BNコンポジット絶縁材料を静電吸着法により作製し、BNの配向方向が直流絶縁破壊の強さ(Fb)および熱伝導率(λ)に与える影響を調査した。