電気学会全国大会講演要旨
2-069
電極材料の仕事関数計測
◎中森昌紀・熊田亜紀子・日髙邦彦(東京大学)・岩渕大行(横浜国立大学)・鈴木鼓太郎・矢部謙治・三宅弘晃・田中康寛(東京都市大学)
マイクロギャップにおける放電を議論する場合、電極材料の文献値を用いて種々の値を計算し、実験値と比較して議論されることが多い。しかし、大気に触れた状態で保存された電極材料やウェハは酸化等により物性に変化が起こっていると考えられる。そこで実際の実験における電極材料やウェハの物性の変化を考慮に入れるため、常温・大気中で保管されたウェハ上の電極における仕事関数の計測を行った。