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電気探査法を用いた疑似人体比抵抗分布計測
◎織田隆彰・宇戸禎仁(大阪工業大学)
体表面電位計測は、心疾患スクリーニング検査として有効と言える。しかし、電極が多数であるために装着に時間が掛かり、被験者、測定者への負担となることが問題である。そこで現在までに、45個の電極(Glassy Carbon)を一枚のシリコンシートに設置した小型電極アレイシートを作製した。次に、体表面電位計測において、インピーダンスによる影響はとても重要な要因であり、精度の向上にはその計測は必要不可欠である。
本研究では水槽を用いて疑似人体モデルを作製し、電気探査法を用いて比抵抗分布を作成する実験を行った。結果として、水槽内の比抵抗の違いを分布にて再現することができた。