電気学会全国大会講演要旨
3-012
C/T変換を用いた高精度容量型センサ・インターフェイス
○小川覚美(山梨大学)
高速のコンパレータを必要としない低消費電力の高精度差動容量型センサのCMOSインターフェイスを提案する。提案回路によって差動容量型センサの容量差と容量和の比に比例した出力が得られる。回路の誤差解析と回路シミュレータHSPICEを用いたシミュレーションによって得られた特性を示す。 提案回路はセンサキャパシタ以外の容量を必要としないため小さなチップ面積に集積化でき、マイクロコントローラとセンサのインターフェイスとして用いることができる。