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スマートコミュニティモデルの分野間連携を考慮したスマートコミュニティ最適化
◎佐藤繭子・福山良和(明治大学)
現在,地球温暖化が進んでおり,持続可能かつ環境負荷が少ない地域社会を実現しようとするスマーコミュニティ(以下,SC)の取り組みが世界中で行われている。SCの実現により,実際に環境負荷が少なくなるかどうかは,モデルを使った検証が必要である。電気学会では,SCの実現検討特別研究グループを設置し,SC全体を通してエネルギー消費や環境負荷を計算できるようなモデルを構築し,SC全体を通してエネルギー消費や環境負荷を計算できるようになった。本論文では,電気学会のSCモデルを利用し,分野間の連携を考慮してエネルギー消費や環境負荷が最も小さくなるSCの機器の運用方法を最適化手法により求める方式を提案した。