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ソースコードからの仕様情報の自動抽出
◎君家一紀・吉田 実・山本 整・竹山治彦(三菱電機)
組込みソフトウェアの規模は年々増大しており、開発の効率化が重要な課題となっている。
本課題を解決するため、我々は先行研究にて、仕様書を入力としたソースコードの自動生成ツールについて報告した。
自動生成ツールを用いることでソフトウェアの開発効率化が期待できる。
しかしながら自動生成ツールでは、ソースコードを人手で変更した際、仕様との間で不整合の生じる可能性があり、不具合混入の原因となりうる。
そこで本研究では、ソースコードから仕様情報を抽出する手法について検討する。
当社組込み製品へと抽出手法を適用し、ソースコードと仕様との整合性を維持できることを確認した。