電気学会全国大会講演要旨
3-070
UAVを利用したすれ違い通信による圃場環境測定システム
◎揉井雅紀・飯田賢一(奈良工業高等専門学校)・上田悦子(大阪工業大学)
無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle; 以下,UAV)は危険地域での救助活動や測量,空撮など,様々な場面で利用されている.また,農業分野においては,農薬や肥料の散布,収穫量の推定といった用途に使用されている.本研究では,UAVを利用したすれ違い通信による圃場環境測定システムを提案している.本稿では,圃場環境を測定可能なフィールドサーバ(Field Server; 以下,FS)を試作し,UAVによって環境情報を収集するシステムを構築したので,報告する.