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インターリーブ方式とDC-DCコンバータを用いた燃料電池システムの提案
◎塩崎真梨子・枡川重男(東京電機大学)
近年、クリーンエネルギーとして燃料電池が注目されている。燃料電池はエネルギー密度が高く、排熱サイクルも良いことから自動車や家庭用給湯器としても実用化されている。しかし、家庭用の燃料電池は低電圧・大電流であるため高く昇圧する回路を必要とする。またセルの劣化を抑制するために入力電流リプルを低減する回路が必要である。本研究では、入力電流リプルを抑制しつつ、高い昇圧比を得るためにインターリーブ方式とDC-DCコンバータを採用した回路を提案し、シミュレーション結果を報告する。その結果、提案回路では入力電圧を高く昇圧し、安定した負荷電圧を得られつつ、入力電流リプルを低く抑制することがわかる。