電気学会全国大会講演要旨
4-137
維持放流を利用した可変速発電システム向け周波数変換装置の開発
○左右田 学(東芝三菱電機産業システム)・松村彰子・桑野友樹(東芝)
維持放流を利用した可変速発電システム向け周波数変換装置を開発した。低落差及び高落差での試験を実施し、周波数変換装置によって、落差に応じた水車の最適回転数での運転が実現されていることを確認した。 可変速システムを導入することにより、水車の発電効率を上げることができるとともに、これまで利用できなかった水車回転数での運転が可能となり、水資源を有効活用することができ、環境負荷低減に貢献することができる。