電気学会全国大会講演要旨
4-226
PWMコンバータによる高調波抑制機能を搭載した空冷ヒートポンプ式熱源機の開発
◎梁瀬裕行・森本浩由・小中原 孝・海野浩一(東芝キヤリア)
環境負荷軽減の視点より,チリングユニットなど大形熱源機においてもインバータ化が進んでいる。これにより同一電源系統内にて使用されるインバータ機器比率も高まることとなり,さらなる高調波電流の抑制など電源品質の確保も大形空調機器の重要な要素となってきている。一方で,省エネ性向上も求められている。高調波電流抑制と熱源機システムとしての効率向上を実現する手段として,PWMコンバータ方式を空調用に開発したので,その特徴について報告する。