電気学会全国大会講演要旨
5-053
三次元多層有限要素法を用いた発電機端部転位コイルの循環電流解析
○藤田真史・廣瀬孝明・上田隆司・石塚博明・大久保将史・長倉 謙・徳増 正(東芝)
電力向け発電機の固定子コイルは素線分割し転位を施しているが、コイル端部のもれ磁束による循環電流を低減するために端部領域においても素線転位を行う場合がある。筆者らは複数の2次元有限要素領域の当該素線を回路接続する循環電流解析手法を提案したが、今回この手法を3次元解析に拡張し、端部転位法について検討した結果について報告する。