電気学会全国大会講演要旨
6-009
GIS 用衝撃圧力リレーの劣化評価 No1
勝又 学・吉池秀一・中津智夫(中部電力)・○亀井光仁・西田智恵子・大塚卓弥(三菱電機)
GISの内部故障時に故障ガス区分の標定に時間がかかるという課題に対して、衝撃圧力リレーは故障ガス区分内部に発生する衝撃圧力波を検出することで課題解決をめざした機械型の検出器として活用されてきており、主要構成部品がSF6 ガス中にある事から経年劣化要素が少ないとされてきた。 このような中、複数の変電所に設置された衝撃圧力リレーに対して、工場出荷時の初期動作特性とフィールド経年10 年,20 年経過後の動作特性との比較(劣化特性の評価)をする機会があり、500 個程の衝撃圧力リレーの経年劣化データが得られたので報告する。