電気学会全国大会講演要旨
6-081
工場におけるコスト最小を目的とした太陽光・蓄電池の最適導入容量の決定手法
◎南島新樹・高山聡志・石亀篤司(大阪府立大学)・竹内雅靖・井本英幸(日新電機)
近年、太陽光発電(以下PV)、風力発電などの再生可能エネルギーの導入の促進及び電力小売自由化に伴う新たな電力売買方式の導入により、需要家で保持している分散型電源や需要負荷などを含めてトータル的に最適運用することが求められる。 本稿では、電力供給源としてガスコージェネレーションシステム(以下CGS)、PV、蓄電池の放電、電力会社からの買電力、電力需要として工場負荷および蓄電池の充電から構成される工場を想定し、最も経済的なPV容量と蓄電池容量について決定する手法の検討を行ったので報告する。