電気学会全国大会講演要旨
6-186
Geographic Information System (GIS)を用いた太陽光発電量推定システムの構築
◎小屋松裕貴・塩田 淳・三谷康範(九州工業大学)
本研究では、地域・季節によって太陽光発電に適しているかどうかをユーザーが分からないまま太陽光発電を導入して効果が出ない事例等を解決するために、太陽光発電を導入する際にあらかじめ発電量を推定する手法を提案する。 今回は、地理情報システムの日射量解析と気象庁の日射量データと福岡県北九州市戸畑区の数値表層モデルより求めた住宅の角度と方角と面積を用いて、福岡県北九州市戸畑区の住宅に太陽光発電を導入したときの発電量の推定を行った。 また、気候の影響により太陽光発電の発電量がどのくらい変化するのかを検証するために、東京都の気候を北九州市に当てはめて太陽光発電の発電量を求めた。