電気学会全国大会講演要旨
7-072
実フィールドでの小形風車FRT試験システムの開発 (1)自動負荷調整抵抗器
○船本卓治・松本健太郎・水野秀俊・ウエン ダックトウエン・近藤潤次(東京理科大学)
小形風車用PCS試験について、実フィールドでのFRT試験が求められている。実験室内でFRT試験を行う際は、PCSの定格出力以上を処理できる大容量の系統模擬電源を用いるのが一般的であり、そのような電源は通常、重量も重く、三相三線の電源を必要とする。小形風車が設置されるような場所にこのような大容量の電源を設置して運用することは、容易ではない。そこで本研究では、小容量の電源と負荷抵抗器との組み合わせにより、PCSのFRT試験を行う試験システムを開発している。発表(1)では、開発した負荷抵抗器について発表する。 (また、松本氏の「実フィールドでの小形風車FRT試験システムの開発 (2)PCSの連結運転」と本論文を連番にしていただきたくお願い申し上げます。)