7-130
送電保守への落雷位置情報の活用方法の検討
○新居浩治(四国総合研究所)・藤川真人(四国電力)
送電線の架空地線への雷撃による損傷を発見するための点検計画は雷事故実績をもとにしていたが、雷事故があっても架空地線が溶損する頻度は少ないことや、送電用避雷装置の普及によって送電線に落雷しても電気事故とならない場合が増え、LLS(Lightning Location System)の観測データの活用が期待されている。このため、架空地線損傷リスクの重み付け方法を検討した。
また、事故巡視計画などに用いる雷事故点予測におけるLLS観測データの活用方法についても検討を行った。