電気学会全国大会講演要旨
7-141
撤去CVケーブルを用いた絶縁体のシュリンクバックに関する基礎的検討
◎長田佑一・山本隆喜・井上雅弘・曽我 学(関西電力)・鈴木孝幸・岡本 岳(住友電気工業)
CVケーブル切断時に残留応力の解放によりケーブル長手方向に絶縁体が縮む現象をシュリンクバックと呼ぶ。シュリンクバックを定量的に把握することがテープ巻式接続部の性能評価に対して重要である。今回、シュリンクバックの発生メカニズムを推定するとともに発生量の理論式を考案した。また、理論式の妥当性を撤去ケーブルで評価したので報告する。