電気学会全国大会講演要旨
7-146
66kV級扇形CVケーブル/高性能CVケーブル異種接続部の開発
◎森 大樹・渡辺明年・丸一真二(ビスキャス)
通常のCVTケーブルよりもケーブル外径がコンパクトな扇形CVTケーブルは、導体サイズ500mm2のCVTケーブルを内径130mm管路内に布設することを可能にし、既設管路を有効活用した送電容量の増容量化を実現してきた。一方、最近は従来よりも絶縁体厚さを薄くした高性能CVTケーブルの開発が進められ、扇形CVTケーブルの後継品としての利用も考えられている。 今回、扇形CVケーブルと高性能CVケーブルを接続する異種接続部の初期性能評価試験とJEC-3408準拠の開発長期試験を実施した。現在、長期性能を検証中であり、この後、残存性能の確認を予定している。