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差込式複合がい管気中終端接続部の実線路への適用
◎田渕貴久・板橋秀幸(ビスキャス)
差込式複合がい管気中終端接続部は、内部絶縁に従来のプレハブ式でのエポキシ座およびスプリングによる圧縮機構は用いず、EPゴムの収縮力によりケーブル絶縁体界面での面圧を確保・維持するタイプの接続部である。
当社は磁器がい管よりも軽量かつ防爆性等に優れる複合がい管(自社製)と組み合わせ、電気的機械的性能確認を実施し、海外は420kV級まで、国内は154kV級まで実線路適用を果たしている。本報では、本製品のキー技術である面圧特性や自社製複合がい管の汚損特性を示すとともに、実線路適用状況について報告する。