Halideを用いたオイラー動画像誇張処理のCPU-FPGAハイブリッドシステムの設計と実装
○上野 麟,谷本 輝夫,後藤 孝行(九州大学),丸岡 晃(株式会社フィックスターズ),川上 哲志,小野 貴継(九州大学),飯塚 拓郎(Fixstars Solutions Inc.),井上 弘士(九州大学)
肉眼で視認不可能な微小な動作や色変化を含んだ動画像に対して増幅可能を施すことで視認可能にする手法にオイラー動画像誇張処理(EVM)がある.本研究は次世代エッジデバイスとしてCPU-FPGAハイブリッドシステムを利用したEVMのリアルタイム処理実現が目標とする.ハイブリッドシステム実装ではハードウェア―ソフトウェア分割の探索を効率的に行う必要がある.そこでハードウェア開発を効率化する手段としてHalideコンパイラFPGAバックエンドを利用した.このバックエンド利用によるEVMのCPU-FPGAハイブリッドシステムの実装可能性を示したが,リアルタイム処理実現にはさらなる高性能化が必要であることが分かった.