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ポスターセッション発表概要
LG法により生成したCIS-PUFIDの環境依存性評価
○山田 寛,井上 栞,白畑 正芳,大倉 俊介,汐崎 充,久保田 貴也(立命館大学),石川 賢一郎,高柳 功(ブリルニクス ジャパン株式会社),藤野 毅(立命館大学)
イメージセンサの真正性向上のため, 当研究室ではCMOSイメージセンサPUF(CIS-PUF)を提案してきた. CIS-PUFのチャレンジ&レスポンス(C&R)認証可能回数を増加させる目的でID生成手法にLG法を適用し, 約3万回の認証が可能となった. しかし, 本手法は環境変化時に再現性が低下する懸念がある. LG法で生成したIDの環境依存性評価を行った結果, C&R認証回数が約25%低下してしまうことが分かった. この対策として認証時にセンサから出力されるデータの複数枚平均を使用しID生成を行うことで, 非環境変化時と同じ認証回数を実現でき, センサの長期的な真正性確保が見込めるようになったことを報告する.
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