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ポスターセッション発表概要
超音波の実装による豆苗への影響調査
○杉崎 太綱,熊木 武志(立命館大学)
植物の抑制栽培や促成栽培には場所や気候などの制約があり,環境を整備するのが困難である.その上,コストの増大が懸念される.
もし超音波によって植物の促進効果が確認できれば,より簡便に野菜の収穫時期をコントロールして,需要のある時期に販売できる方法の一つになると期待できる.
この検証のために,超音波を発生させて照射するためのシステムを構築した.次に,豆苗への照射実験を行った.照射実験では,超音波を照射する豆苗と照射しない豆苗とでの対照実験と生体電位計測,その定量的評価を行った.結果として,超音波40 kHzによって豆苗の脇芽からの11日間再生長した長さに約5 cm程度の促進効果がある可能性を示した.
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