講演概要

データセンタ向けシステム構成の最近の動向

person 佐藤 充(富士通株式会社)
従来、データセンタは汎用のサーバをたくさん並べ、運用でカバーする方式が主流となっていた。しかし近年AIの進展に代表される計算能力への需要が高まるにつれ、データセンタにも運用コスト削減だけでなく計算能力も求められるようになってきた。このような多種多様なユーザ要求を満たすため、データセンタの構成も変革の時期を迎えようとしている。
本講演ではハードウェアの仮想化技術を中心とした、データセンタ向けのハードウェア構成の変遷を中心に紹介する。特に最近の動向であるコンポーザブル・インフラストラクチャの仕組みやそれを実現するための技術について紹介した後、これらを踏まえたLSI技術への期待を述べる。
《プログラム概要》