講演概要
デジタル社会を加速するフラッシュ ストレージ テクノロジー
person 大島 成夫(キオクシア株式会社)
世界で最初にNANDフラッシュメモリを発明したキオクシアは、フラッシュ技術の革新を通じて社会貢献を実現しています。人類が創出するデータ量は増大し続け、処理、格納するストレージも高速化、大容量化、低消費電力化が要求されます。 5G、Cloud、IoTの普及や、AI/ML、医療、データベースなどのアプリケーションが、フラッシュメモリの需要を加速させています。これらの要求に対応するため、キオクシアはメモリの高速化と容量密度を向上し、新しいアーキテクチャと新しい構造のメモリを開発しています。 フラッシュメモリは2次元から3次元のメモリアレイ構造の劇的進化、また、フラッシュメモリの最大の応用製品SSD はPCIe、CXLを始めとする高速インターフェース採用、さらに高速動作をサポートするEDSFF フォーム ファクターなどによってイノベーションを進めます。 また、宇宙や医療の分野で活躍するSSDの紹介やストレージの効率化向上による環境負荷の改善、SDG対応の取組みについて解説します。