• セッションNo.106 ヒューマンモデリング
  • 10月15日 西日本総合展示場 AIM3階 F 9:30-12:10
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

ロジスティック回帰を用いた無信号横断歩道における歩行者の判断特性の解析

荒木 俊人・西本 宇志・奥田 裕之・鈴木 達也(名古屋大学)・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント)

交通シミュレーションにおいて多様な交通環境を再現できることは,自動運転システムの検証において重要な役割を果たす.本研究では,信号機の無い横断歩道における歩行者の横断判断の多様性に着目した.仮想環境を活用して歩行者の行動を観測し,歩行者の横断判断の個人特性を解析した結果を報告する.

2

無信号交差点におけるドライバ-歩行者モデルによるヒヤリハット検証

山口 拓真(トヨタテクニカルディベロップメント)・渡辺 融(名古屋大学)・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント)・奥田 裕之・鈴木 達也(名古屋大学)

人間の移動は,認知,判断,動作により実現されると言われており,これらのミスによりヒヤリハットや交通事故が発生してしまう.ドライバと歩行者の判断モデルにより,認知,判断,動作のミスを明示的に表現することができる.そこで,それぞれのミスによりヒヤリハット事象がどの程度発生するか検証する.

3

ニューラルネットワークモデルを用いたサイクリストの交差点通過行動の分析とモデル化

脇坂 龍・山口 拓真・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント)・奥田 裕之・鈴木 達也(名古屋大学)

シミュレーションを用いて自動運転評価を行うには,交通参加者モデルが必要である.
特に自転車はルール認識の曖昧さなどにより多様な動きをするため安全上重要な要因となる.本研究では,シミュレータでの計測データを元に交差点での順行左折車両に対するサイクリストの行動について深層学習を用いて分析,モデル化した.

4

前庭サプライズモデルによる運転指導の効果検証

手嶋 啓太・髙山 雅年・小坂 智雄・成末 充宏・藪中 翔・佐藤 大地・矢吹 壮史・渡邊 雅之(マツダ)

マツダドライビングアカデミーの指導による「同乗者に優しい運転」の訓練効果を,車両挙動評価に適用した前庭サプライズモデルで定量化できるか検証した.その結果,後席同乗者の前庭サプライズが運転訓練により低減した.これより,同乗者への影響を直接捉えた指標で運転技量を評価できる可能性を示した.

5

ドライバー個人の操作入力制約を考慮したステアリングアシストシステムの提案(第2報)
-高齢者・身体的制約を有するドライバーを対象とした評価結果-

長坂 大輔(J-QuAD DYNAMICS)・伊藤 章(愛知工業大学)・奥田 裕之(名古屋大学)・市瀬 茂徳(J-QuAD DYNAMICS)・青木 宏文(名古屋大学)

前報で提案したドライバー個人の操作入力制約を考慮したステアリングアシストシステムを,高齢者と身体的制約で可動域が限定されるドライバーを対象に評価した.VRドライビングシミュレータで操作負荷低減効果などを検証し,その結果を報告する.

6

人体有限要素モデルを用いた全身振動時の腹部内臓挙動の解析

濱崎 透・中平 祐子・岩本 正実(豊田中央研究所)

人体有限要素モデルを用いて,全身振動下における腹部内臓挙動を解析した.計算結果から,胸部と加振変位の位相差は腹部内臓の変形を引き起こし,約5Hzで最大となることが示された.このような変形は,腹部内臓内の機械受容器の神経活動を誘発し,モビリティ走行中における腹部不快感の一因となる可能性がある.

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