• セッションNo.114 空力・CAE
  • 10月15日 西日本総合展示場 AIM3階 314-315 9:30-12:10
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

機械学習を用いた自動車エンジンルーム内流れおよび熱交換器通過風速の推定

橘川 拓実・赤坂 啓・陳 放歌・南里 卓也・寺口 剛仁(日産自動車)

自動車の熱性能評価において,CFDは重要だが,計算時間の長さやコストの課題がある.本研究では,機械学習を用いたエンジンルーム内流れ及び熱交換器の通過風速を推定するサロゲートモデルを提案する.本論文では,モデル構造と独自に構築したデータセット及び計算時間と予測精度を示し,手法の有用性について述べる.

2

雪付き低減と空力性能を両立するための流れ場構造の研究

森岡 基・齋藤 雅俊・上田 朋久・宮澤 日向(SUBARU)

車両背面への雪付き経路に着目し,雪付きに至るメカニズム分析を行った.結果を踏まえ,床下およびルーフから供給される流れを調整することで後流構造を最適化.車両の抗力低減と雪付き低減の両立を図る技術を検討した.

3

雪道走行時のフロア下カバーへの雪堆積予測ためのCAE手法開発

松浦 格・安念 輝之・上野 繁樹・原田 岳行・浅井 幹雄・渡辺 治行(トヨタ自動車)

自動車の空力性能向上と燃費改善を目的に, アンダーフロア下に樹脂カバーが広く採用されている. しかし, 雪道走行時には雪の堆積がカバーの破損を引き起こすリスクがあるため, その抑制が求められる. 本研究では, 粒子法を用いた雪の堆積量解析を行い, 車両開発の期間短縮およびコスト削減に寄与する評価手法を提案する.

4

簡易高架道路の気流解析に基づく路上風が車両空力に与える影響の検討

中島 卓司・長谷川 蓮・今川 翔平(広島大学)・清水 圭吾・平岡 武宜・中村 優佑(マツダ)・Rahul Bale(神戸大学)・坪倉 誠(神戸大学,理化学研究所)

簡略化された防音壁や橋脚等を含む高架道路モデル周りの気流解析と共に,その路上を走行する空力研究用一般車両モデルの空力解析を行った.これにより,周囲構造物が生じる気流が車両空力特性に与える影響の一例を調査するとともに,走行中の車両から観測される風向風速変動と路上に生じる気流現象との対応を議論した.

5

地面近くを移動する縦円柱と縦正方形柱の周囲流

三田村 悠生・Firoz Mohammed RATHORE(同志社大学大学院)・井上 達哉(鉄道総合技術研究所)・平田 勝哉(同志社大学)

自動車やトラックの受ける流体力の地面効果を調べる為,地面近くを移動する縦円柱と縦正方形柱の周囲流を風洞実験で調べた.その結果,理想的状態での揚力と抗力に及ぼす地面からの距離の影響は代表長さの1.0倍以下で顕著になることが明らかになった.地面効果の詳細を数値計算により明らかにした.

6

同一サイズタイヤの形状違いによる空力CD差の発生要因と低減手法の検証

星田 良光(本田技研工業)

本研究では,同一車両におけるタイヤ形状の違いが空気抵抗係数(CD値)に与える影響を風洞試験およびCFD解析により検証した.サイドウォール形状の差異が主因であることを明らかにし,CD差を低減するための車体形状を提案した.また,その有効性を風洞試験で確認した.

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