• セッションNo.115 熱マネジメント
  • 10月15日 西日本総合展示場 AIM3階 314-315 13:10-15:15
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

3次元流体解析による車室内電子部品の雰囲気温度予測法開発

奥村 孝文・西森 久雄・武藤 潤・釜谷 大志・本多 哉尋・山口 大樹(トヨタ自動車)

車載電子部品の高機能化や車両の意匠,使われ方の多様化により搭載位置に応じた電子部品の熱設計がより重要になっている.車室内温度を予測するため,流体解析による3次元解析手法を考案した.屋外駐車時の日射量や車室内温度の実測結果と解析結果を比較して,季節,天候,時間によって変化する日射量が車室内温度に与える影響について検証した.

2

障害物配置の最適化による電気自動車用バッテリー冷却流路の設計

古澤 善克・新谷 国隆・廣谷 俊輔(Nature Architects)・矢地 謙太郎(大阪大学)・須藤 海(Nature Architects)

電気自動車需要の高まりに伴い,より高性能なバッテリー系統が求められている.その開発には高効率な冷却系が必要だが,流体の強い非線形性のために冷却流路の最適化は難しい.近年,障害物配置の最適化による製造性の良い高効率流路設計手法が提案されており,本研究ではその手法を拡張し冷却プレートの設計を行う.

3

メッシュフリーシミュレーションによる車室内の等価温度解析(第5報)
-冷房日射非定常を対象とした等価温度の計算-

尾関 義一(AGC)・大井 元・松本 彰(日産自動車)

第5報では,メッシュフリーシミュレーションを用いて,3D-CAD実車キャビンにおける着衣サーマルマネキンモデルを用いた冷房日射過渡状態における等価温度を検討する.このため人工気象室の冷房日射過渡状態下での実車実験を実施し,計算結果と比較する.さらにサーマルマネキンの制御方式の違いが等価温度に与える影響も検討する.

4

ブロワファンの定常解析におけるMRF領域の適正化による高精度化

谷中 克年・小池 祐輔・山口 寛一(マツダ)・中島 卓司(広島大学)・志賀 正幸・木下 由架(日本クライメイトシステムズ)・清水 圭吾(マツダ)

本研究では,ブロワファンの解析コスト削減を目指し,MRF(Multiple Reference Frame)領域に着目して定常解析の高精度化を試みた.非定常解析(スライディングメッシュ)を用いて高精度モデルを構築し,MRF定常解析と比較することで要因を分析し,それに基づきMRF領域を適正化することで非定常解析とほぼ同等のモデルを構築した.

5

車室内の蒸気発生量推定に基づいた最小限の計画的換気量制御

竹内 義之・藤田 守(本田技研工業)

電気自動車の暖房に使用するエネルギーを削減し,冬季走行距離の減少を改善する技術として,既存の車室内湿度センサーを用いて車内の蒸気発生量を推定し,必要最小限の換気量を実現する目標換気量制御を,コストUPゼロで実現した.本技術はPHEV車両に適用されたのち,各種電動車の暖房低電力化に貢献している.

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