No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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1 | ◯ |
ミニバン用2モーター電動AWDシステムの開発 田島 秀平・坂上 永悟・下山 広樹(日産自動車) これまでの日産自動車の電動車においては,高レスポンスで力強く且つシームレスで上質な走行性能を一貫して追及し続けてきている.これまで電動AWD(All Wheel Drive)の開発にあたっては,上記の前後輪100%電動かつ独立駆動のメリットを活かし,AWDとしての制御技術と電気自動車開発から培ってきた電動駆動モーター制御技術を合わせることで,雪道走行だけでなくあらゆる路面や状況で日産電動車の力強さと上質な走りを更に向上させることで,楽しくまた気持ちよく走れるAWD とすることを開発目標としている. |
2 | ◯ |
新型両面冷却パワーモジュールを用いた電気自動車用高出力インバータの開発 並木 一茂・松田 浩一(日産自動車)・沼倉 雄太・篠原 秀一・粟森 渉哉(アステモ)・鰕原 優(ジヤトコ) 新開発のインバータシステムの仕様と採用技術の特徴・効果について紹介する.熱硬化式熱伝導性材料を用いた両面冷却パワーモジュール,分割型平滑コンデンサ,モータ/減速機とハウジングを共用化した3-in-1構造等の新規採用技術により,前モデルに対して,質量の増加なく,電流性能向上,損失低減が達成された. |
3 | ◯ |
3代目リーフ向けEVパワートレイン開発 丸山 渉・軍司 憲一郎・新田 和成・中島 真人(日産自動車) 日産は世界に先駆けて量産型電気自動車“日産リーフ”を販売し,2017年には2代目となり航続距離,走行性能を改善してきた.EVはガソリン車やハイブリッド車に比べて航続距離や充電時間などのネガティブな要素がある一方で,モータならではのシームレスな加速感や静寂性などパワートレインとして,お客様にEVならではの魅力を提供することができる. |
4 | ◯ |
センシングトルクによる角速度応答に基づくインホイールモータ駆動車のスリップ率推定法の検討 安島 俊幸・山崎 勝(Astemo)・初瀬 渉(日立製作所) スリップ率推定手法として,車両走行中の定常トルクに車速へ影響を与えないセンシングトルクを重畳し,タイヤ角速度変化からスリップ率を推定する手法の推定式を見直した結果と,スリップ率を用いた車速推定の有効性について報告する. |