• セッションNo.120 事故自動通報と傷害予測
  • 10月16日 北九州国際会議場 21会議室 9:30-11:35
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

救急搬送時間を予測するシミュレーションおよび簡易予測手法の開発

朝倉 慎治・豊田 平司郎・三好 朋之・川野 洋人・森内 高志・山際 慎司・安田 聖愛(トヨタ自動車)

救急搬送時間は増加傾向であり搬送時間の短縮が望まれている.救急搬送時間短縮の検討には交通流シミュレーションの活用が考えられる.本研究では救急搬送のシミュレーションモデルを構築すると同時にモデル準備時間短縮や検討ルート拡大に対応すべく簡易予測手法を開発した.

2

D-Call Net通報ΔVと事故データ疑似ΔVの差異解析

棚瀬 昇・勝間田 静江・安藤 貴裕・長岡 靖(トヨタ自動車)・石井 麻友(公益財団法人 交通事故総合分析センター)

D-Call Netでは死亡重症率リスクカーブを事故データから算出した疑似ΔVをベースに構築し,実際の通報はエアバッグECUのΔVを使用して死亡重症率を算出している.双方のΔVは並進運動では概ね一致するが,回転事故では差異が生じ得る.事故データとD-Call通報をマッチングしΔVの差異とその要因を分析

3

自動通報データと事故統合データのマッチングによる自動通報の実態の研究

木内 透(交通事故総合分析センター)・齋藤 信夫・安藤 一郎(日本緊急通報サービス)・石井 麻友・影澤 英子(交通事故総合分析センター)

近年,D-Call Net装備車両の普及により,自動通報件数は飛躍的に増加した.筆者らは,従来の1社に加え,新たに3社の通報データの提供を受けることが可能となった.そこで,直近の2021~2023年の通報データをマクロデータとマッチングさせ,新たに効果検討を行った.今回も,前回の検討と同様に,車両単独事故に焦点をあてた

4

車両衝突エリアを考慮した歩行者傷害予測の為の画像認識の活用

徳山 美惠・安藤 貴裕・棚瀬 昇・勝間田 静江(トヨタ自動車)・市川 宏治(トヨタテクニカルディベロップメント)

交通事故死亡を減らすためには早期医療介入が重要.その為にはより高い人体傷害予測精度が求められる.本研究では交通死者数が最も多い歩行者について,従来の衝突速度に加え,画像認識を活用し歩行者の体格・車両衝突エリアを特定し,それらの情報を加味した傷害予測アルゴリズムの構築を検討する

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ドライブレコーダ音声情報を用いた衝突検知モデルの開発(第 1 報)

野村 優樹・國富 将平・鮭川 佳弘(日本自動車研究所)・長岡 靖(日本自動車工業会)

ドライブレコーダに記録された音声データを用いて乗用車と交通弱者および二輪車との衝突を検知する機械学習モデルの開発を試みた.作成したモデルは,衝突発生時の音声データを基に,テストデータ 79 件中 72 件の衝突を検知した.また,誤検知および未検知の発生要因について分析結果から考察した.

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