No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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1 | ◯ |
水素火花点火機関における火花放電および火炎の時系列発光スペクトル解析 清水 康太郎・河原 伸幸・小橋 好充(岡山大学)・市 聡顕(カワサキモータース)・松下 耕一朗(本田技研工業)・神尾 朋彦(ヤマハ発動機)・二宮 至成・金子 誠(スズキ) 水素火花点火機関における火花放電から燃焼の過程でプラズマ状態の変化を調査することを目的とした.圧縮膨張機関において燃料を水素とし,光ファイバ組込型点火プラグとカセグレン集光系を同時に用いて火花放電から燃焼の時系列発光スペクトルを取得した. OHやN2の発光を取得し,解析より,プラズマ状態の変化を確認した. |
2 | ◯ |
予混合乱流火炎の火炎伝播と消炎特性に対するカルロビッツ数による検討 松田 大・前山 紘史・Ekenechukwu Chijioke Okafor・北川 敏明(九州大学) 火花点火機関における予混合乱流燃焼制御を目的に,各種燃料(ペンテン,エタノール,イソオクタン)の予混合乱流火炎の伝播・消炎特性を乱れ強さと層流燃焼速度を用いて整理した.層流燃焼速度と乱れ強さの比に加えて,カルロビッツ数を用いることで消炎過程を説明した. |
3 | ◯ |
火花点火機関における壁面近傍微小量ガスサンプリング計測と数値解析による壁面近傍ガスの反応および混合特性の評価 多ケ谷 優治・長澤 剛・小酒 英範(東京科学大学) 火花点火機関における壁面消炎機構解明に向けて,本研究では急速圧縮装置(RCM)内に形成したプロピレン/空気予混合火炎場に微小量ガスサンプリングシステムを適用し,壁面近傍ガス組成計測を実施した.壁面近傍ガス組成計測値と数値解析から壁面近傍における反応機構および未燃/既燃気体の混合特性を考察した. |
4 | ✕ |
カーボンフリー燃料を用いたレシプロエンジンに於けるイオン電流計測 棟尾 康一・泉 光宏・楠原 功・木村 裕幸・山尾 明宏・和田 豪(ダイヤゼブラ電機) レシプロエンジンの燃料に於いてカーボンフリーである水素やアンモニアが着目され実用化が期待されているが,其々の燃焼特性に違いがあり安定燃焼に課題がある.そこで燃焼検出技術の一つとしてイオン電流が考えられる為,本研究では,水素及びアンモニア燃料の燃焼によるイオン電流を計測し燃焼制御への可能性を評価する. |
5 | ◯ |
火花点火式アンモニア燃料エンジンの着火・燃焼特性の研究 山田 涼太・春日 俊相・坂井 洋志・橋詰 剛(トヨタ自動車) 内燃機関のカーボンニュートラルに向けた次世代燃料としてアンモニアが注目されている.しかし燃焼速度の低さ等から燃焼成立範囲は狭く,火花点火機関への適用にはその範囲拡大が必要である.本研究では単気筒機関の燃焼解析とCFDにより,アンモニアの着火・燃焼特性を示す物理指標を構築し,燃焼成立範囲拡大の指針を得た. |
6 | ◯ |
メタン/水素/二酸化炭素の三成分混合燃料の層流予混合燃焼特性 西尾 渉・小林 拓真・清水 剛世(早稲田大学)・吉村 佳・徳原 聡(スズキ)・草鹿 仁(早稲田大学) カーボンニュートラル(CN)の観点から,CNGやCNGにグリーン水素を混合するHCNGが注目されている.これらの燃料を社会実装するためには,その燃焼特性の把握が必要となる.本研究では,定容容器を用いた燃焼可視化により,燃料組成が層流燃焼特性に与える影響を明らかにした. |