No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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1 | ◯ |
温熱環境下における気流刺激によるドライバの身体部位に対する感受特性 林 瑶子(東京科学大学)・郭 鐘聲(拓殖大学)・平尾 章成(芝浦工業大学)・小竹 元基(東京科学大学) 車室内の気流刺激は感覚受容器を通して感受され,ドライバの温熱快適感に影響を与える.また,感覚受容器は体の部位ごとに個数が異なり,その部位に応じて感受特性が異なる.そこで,本研究では,快適かつ覚醒度を維持する温熱環境の実現のため,前腕・首の裏・下腿に気流刺激を送風した際の感受特性を把握した. |
2 | ◯ |
スイッチ操作感触の心理量定量化モデル構築(第2報) 七枝 佑哉・坂本 秀樹(アルプスアルパイン)・竹原 昭一郎(上智大学) 自動車の車室内で搭載されるスイッチは,使用者ごとに用途に応じて様々な操作感触が求められる.前報では,心理量の定量化に向けては個人の嗜好の差を考慮する必要性を示した.今回は,操作感触の主観評価結果を基に評価者をクラスタリングし,クラスタごとの操作感触と機械的特性の相関を示す重回帰モデル構築を行った. |
3 | ◯ |
評価グリッド法による自動車操舵系の感性評価語の抽出に関する研究 星野 裕大(上智大学大学院)・竹原 昭一郎(上智大学)・田中 克則・中田 凌(日産自動車) 自動車にとって操舵行動は快適性に関わる重要な要因である.本研究では,ドライビングシミュレータを用いて,操舵に関する要素を変化させた走行を行わせ,乗員が操舵に抱く心理に関して,評価グリッド法を用いて評価要因を抽出することを試みた.そして,得られた評価構造図から,操舵に関する感性評価語の抽出を行った. |
4 | ◯ |
新たなアプローチによる直進安定性の定量指標化 森田 俊樹・佐々 長孝・片山 智之・南 宣在(トヨタ自動車) 直進安定性の主観的な評価を定量指標化することに取り組んだ.熟練した評価者の協力を得て,頭の揺れを基にしたPOAで主観評価を87%の精度で分類して,ショーファーカー開発に初めて定量指標を適用した.定量指標を導入することで,関係者の認識を統一して,開発期間を短縮させることを目指している. |
5 | ◯ |
操舵フィーリングの客観評価に向けたステアリング操作力・把持力計測システムの開発 澁江 秀明(S&VL) 操舵フィーリングは車両の操作性や快適性を左右する重要な要素であり,その客観的評価にはドライバと車両間の力学的インタラクションの定量的把握が不可欠である.本研究では,センサ構成や配置,演算方法を最適化することで,ステアリングホイールの操作力および把持力を高精度かつ高応答に計測可能なシステムを開発した. |
6 | ◯ |
運転初心者の不安低減に向けた映像視聴と振り返りの効果 西崎 友規子(京都工芸繊維大学)・朱宮 千裕・吉田 創(京都工芸繊維大学大学院)・平野 真(パナソニックホールディングス)・岳山 基之(パナソニックオートモーティブシステムズ)・森田 幸弘(パナソニックホールディングス) 本研究は運転初心者の不安低減を目的に,運転前後の映像視聴の効果をDS実験により検討した.結果,運転前に事前学習として映像視聴することにより,不安の低減が認められた.さらに,運転後に自身の運転行動映像を見せて振り返りさせることにより,不安の有意な低下と安全運転行動が促進することが明らかとなった. |
7 | ◯ |
Verification of 180-degree rotating armrest console rigidity through analysis Dongmin Kim (KOMOS) This study focuses on the structural and rigidity verification through various analyses for the development of a 180-degree rotating armrest console among variable console systems. Unlike existing console armrest products, it opens 180-degree, so it must satisfy not only the existing rigidity but also the rigidity when opened. In addition, the safety of the rear seat passengers must be ensured. Therefore, the problems of this 180-degree rotating armrest console are pre-verified and analyzed through analysis. |