• セッションNo.130 車両の運動と制御IV
  • 10月16日 西日本総合展示場 AIM3階 314-315 9:30-11:10
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

トレッドパターンを伴うタイヤ動特性のCAE予測

彌榮 洋一(住友ゴム工業)

タイヤパターンはブレーキ・コーナリング性能に大きく影響しますが,接地形状が時々刻々変化するため,CAE解析が困難でした. そこで,時々刻々の変化を表現できる陽解法CAEによるタイヤの動特性予測手法を開発しました. 本発表では上記手法およびCAEで得られた接地圧力分布や応力分布等に関する内容を紹介します.

2

拡張カルマンフィルタを用いた4輪車両モデルによるタイヤ発生力推定手法の開発

北野 翔太・糸賀 秀樹・日比野 貴則・桑原 一樹(トヨタ自動車)

本研究では,4輪車両モデルによる拡張カルマンフィルタを用い,高精度なタイヤ発生力をバーチャルセンシングすることをを目的としている.サスのK&Cやロールによる荷重移動を加味し,タイヤにCombinedModelを適用することによって,既存計測機と遜色のない計測精度を実現する.

3

路面摩擦計測システムの改善と種々の路面への適用

景山 一郎(先進路面摩擦データベース研究組合)・渡辺 淳士・栗谷川 幸代・原口 哲之理(日本大学)・金子 哲也(大阪産業大学)・西尾 実(アブソリュート(株))

道路交通安全への貢献から,連続路面摩擦計測システムを開発した.測定結果の信頼性向上と実験の効率化を図るため,測定システムの設計を変更し,試験路での特性測定実験の結果を示す.次に,摩擦係数の異なる様々な路面でのμ-s特性計測実験を行い,精度を確認するとともに,精度向上のための解析手法を示す.

4

タイヤ-実路面間の接触現象可視化技術の開発

石神 直大・諌山 直生(TOYO TIRE株式会社)

タイヤの運動性能は路面接触状態に依存するが,実路での可視化が難しいため,タイヤの接地評価には通常平坦な透明板が用いられる.しかし,平板と実際の凹凸路面では接触挙動が大きく異なる課題がある.本研究では,透明材料で実路面形状を再現したレプリカ路面を用い,実タイヤ接触状態を可視化する手法を開発した.その実験手法と得られた結果について紹介する.

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