• セッションNo.137 車体開発I
  • 10月17日 北九州国際会議場 21会議室 9:30-11:35
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

軟質ウレタンフォームの気泡分布関数と機械特性(圧縮荷重-変位特性)の関係性研究(第一報)
-検討手法の開発および気泡分布関数のパラメータ検討-

井上 実(マツダ/香川大学/広島大学)・鈴木 桂輔(香川大学)・伊東 博之(東洋シート)

シートに適用される軟質ウレタンフォームの機械特性(圧縮荷重-変位特性)は,乗心地性能に多大な影響を持つが,樹脂材や発泡剤,成型条件などの結果として決まり設計できていなかった.近年の計測と画像処理技術の発達によりフォームの気泡関数が得られるようになり,この関数を用いて機械特性を予測する手法を構築した.

2

樹脂部材と金属部材をボルト締結した構造の減衰性能に関する研究
-振動減衰の力学的な要因と解析モデル-

井上 惠介・藤森 トリスタンサミュエル(東京都市大学大学院)・岸本 喜直・小林 志好(東京都市大学)・久我 聡・川原橋 優希(東京都市大学大学院)

ABS樹脂をはじめとする樹脂材料は自動車の振動吸収性や耐衝撃性を確保するための内外装部品に用いられている.本研究では,打撃試験を実施して樹脂部材と金属部材をボルトで締結した構造体の減衰性能を決める主な因子が樹脂の粘弾性と部材間の摩擦であることを明らかにし,有限要素解析を用いて減衰性能を予測した.

3

超ハイテンと冷間プレスを活用した部品統合技術開発

揚場 遼・飛田 隼佑・澄川 智史・大西 洋一郎・樋貝 和彦・塩崎 毅(JFEスチール)

車体製造コスト削減を目的とし,アルミのキャスティングやホットスタンプ技術が注目されている一方,冷間プレス部品においても部品統合によるコスト低減が検討されている.本報告ではリアメンバ構造を対象とし,超ハイテン材と冷間プレスを活用しつつ,衝突性能・剛性と成形性を両立した部品削減構造を提案する.

4

水素キャリアガスTD-GC-MSによる車室内VOC成分の分析条件検討

唐木 恭將・達 晃一(いすゞ自動車)・星野 邦広(ENVサイエンストレーディング)・中村 貞夫・芹野 武(アジレントテクノロジー)・田原 麻衣子(国立医薬品食品衛生研究所)・松井 秀親(一般財団法人東海技術センター)

水素キャリアガスを使用したTD-GCMSによるVOC成分の定量性確認を実施.感度およびLOQ(定量下限値)の確認を行い,ヘリウムキャリアガスとの定量性の比較を実施し最適な分析条件を検討した.

5

機械学習を用いたブレーキチャンバの故障予測モデルの開発

奥澤 樹也・鈴木 智也(茨城大学)

大型トラックに搭載されるブレーキチャンバは安全性において最重要部品であるが,錆等による内部腐食が起きやすく目視による点検が難しい.そこでトラックの稼働状況を機械学習することで,ブレーキチャンバの故障リスクを推計する予測モデルを構築し,高コストな分解点検の実施基準としての活用を目指す.

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