• セッションNo.143 衝突安全構造
  • 10月17日 北九州国際会議場 32会議室 14:45-16:25
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

多性能適正化を意図したエネルギー伝達に基づく衝突性能設計手順の提案
-薄肉曲り部材の場合-

袁 鑫(神奈川大学大学院)・山崎 徹・栗原 海(神奈川大学)

衝突SEA(Impact SEA;ISEA)は衝突性能をエネルギー伝達特性に基づき評価する手法である.本論文では,自動車のフロントサイドメンバーを薄肉曲り部材としてモデリングし,ISEAを用いた薄肉曲り部材の設計法を提示する.設計された部材をFEM解析により検証し,ISEAによる設計の有効性および実用性を示す.

2

機械学習を用いたプレス成形時のひずみ分布予測

新田 真由(山梨大学)・奥本 悠季・小島 宏介(マツダ)・高橋 玄武(山梨大学)・横山 優太(ダイバーテクノロジー)・杉山 裕文(山梨大学)・岡澤 重信(山梨大学/ダイバーテクノロジー)

プレス成形による残留変形やひずみの高精度予測は衝突エネルギー吸収量の高精度予測に欠かせない.しかし,全てのケースに対して数値シミュレーションを行うことは負荷が高いため,本研究では,機械学習による代替を目的とする.学習モデルや特徴量について検討し,数値解析例を通して提案手法の妥当性を検討する.

3

Isogeometric解析を用いたマルチステップによる形状最適化手法の提案(第2報)
-初期形状に依存しないロバストな探索-

星野 瑞希(山梨大学)・有本 慎一・川原 康照(トヨタ自動車)・横山 優太・杉山 裕文・岡澤 重信(山梨大学)

Isogeometric解析を用いた大域的な形状最適化の実現に向けて,最適化の実行と制御点数の変更を自動で繰り返すスキームを構築する.本報では,初期形状に依存しないよりロバストな形状探索のために,探索範囲の拡大や異なる初期形状からの導出形状の比較を行う.

4

炭素繊維と亜麻繊維を複合したFRPクラッシュボックス
-(衝撃吸収性能に関する実験的検討)-

松本 尚也・大竹 聖・笠松 忍・呉 文宝・小林 一景・黒田 純平・加藤 英晃・成田 正敬(東海大学)

炭素繊維強化プラスチックは多くの工業製品に使用される一方,高い耐熱性を持つことからリサイクルプロセスが十分に確立されておらず,使用量削減の必要がある材料でもある.そこで亜麻繊維強化プラスチックに着目し,炭素繊維と亜麻繊維を複合した試験片を作製して落錘実験を行うことで衝撃吸収性能の実験的検討を行った.

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