• セッションNo.146 複合材料・接合I
  • 10月17日 西日本総合展示場 AIM3階 E 9:30-11:35
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

ハロゲン点周期加熱を用いた炭素繊維強化複合材料の繊維配向評価に及ぼす加熱条件の影響

赤井 淳嗣(京都教育大学)・濱田 幸宏(トヨタ自動車)・佐藤 康元(豊田中央研究所)・三国 敦(トヨタ自動車)

炭素繊維強化複合材料は,優れた機械的特性を有しており,自動車分野で注目されている.炭素繊維強化複合材料は,繊維に平行な方向と垂直な方向で強度に違いがあるため,繊維配向の評価が重要となる.本報では,ハロゲン点周期加熱を用いた炭素繊維強化複合材料の繊維配向評価に及ぼす加熱条件の影響を検討した結果を述べる.

2

耐火構造の違いが繊維強化樹脂複合材料の力学特性に及ぼす影響

石原 裕介・仲井 朝美・大越 雅之(岐阜大学)・幸 淳史・榎田 智志・梶谷 昂平(ダイキョーニシカワ)・安田 周平・小川 淳一・山田 裕紀(マツダ)・重津 雅彦(広島大学)

自動車の電動化に伴う電気部品の搭載により,FRTPの耐火性向上が求められている.本研究では,表面処理によって十分な難燃性と力学的特性を両立できる耐火構造の確立を目的とする.表面処理により耐火性を付与したFRTPの成形品を作製し,燃焼試験により燃焼性への影響を,力学試験により力学的特性への影響を評価した.

3

高エネルギー吸収特性を目指したCFRPパイプの設計と性能評価

大石 利樹・青池 駿・仲井 朝美(岐阜大学)

軽量化の観点から自動車のエネルギー吸収部材に組物構造を有するCFRPパイプが注目されている.本研究では組物を構成する繊維束に複数の素材を用いるハイブリッド組物構造に着目し,力学的特性を損なうことなく高いエネルギー吸収特性を有するCFRPパイプの設計およびその性能評価をおこなった.

4

CFRPハット材の曲げ特性予測のための有限要素モデルの構築と検証

野口 正晴(SUBARU)

自動車の軽量化に向けたCFRP適用拡大に向けて,解析技術の構築を行っている.CFRPの基礎物性試験及びCFRPハット材曲げ試験を実施し,得られた力学特性をもとに有限要素モデルを構築した.解析結果と実験結果を比較し,モデルの有効性を検証した.

5

CFRP板をボルト締結した構造部材の振動特性に関する研究

久我 聡・川原橋 優希(東京都市大学大学院)・岸本 喜直・小林 志好(東京都市大学)・井上 惠介・藤森 トリスタンサミュエル(東京都市大学大学院)

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は軽量かつ高強度・高剛性であり,車体の素材に利用されている.しかし,CFRPをボルト締結した際の振動特性に関しては研究事例が少なく,製品開発の際の障壁になる.本研究ではCFRPをボルト締結した構造部材に対して打撃試験を行い,剛性と減衰性能に与える影響因子を調べた.

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