• セッションNo.150 高齢ドライバー
  • 10月17日 西日本総合展示場 AIM3階 F 13:10-15:15
  • 座長:未定
後日配信がない講演は,「配信」の欄に「✕」を表示していますのでご確認ください。
No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

自然運転下における交通状況が安全確認行動に及ぼす影響の検討:高齢ドライバの運転診断に向けて

吉原 佑器・江 林京・Nihan Karatas・原田 あすか・金森 等(名古屋大学)・小島 基資(トヨタ自動車)・田中 貴紘(名古屋大学)

高齢ドライバの運転診断に向けて自然運転下のドラレコデータを用い, 交通状況と安全確認行動の関係を調査した. 高リスクドライバでは, 見通しの悪い一時停止交差点で車両がいない場面における確認不足が顕著であり, 診断シナリオ設計における交通状況把握の重要性が示唆された.

2

運転能力総合評価指標の確立に向けた動的握力解析の検討

真境名 琉馬・伊藤 安海・山田 隆一・野中 卓志・本多 歩・鍵山 善之(山梨大学大学院総合研究部)・田中 勇樹(群馬大学/大学院理工学府/電子情報部門)・根本 哲也(山梨大学大学院総合研究部)

運転能力総合評価指標の確立を目指し,必要な身体機能や脳機能などの多様な能力と事故リスクとの関係性について調査を行う.その手法として,時間の経過に伴い変化する動的握力を測定,分析することで,身体機能や脳機能などの多様な能力を評価する.これにより,動的握力測定のみで,複数の能力指標の把握が期待される.

3

高齢ドライバの適性診断・安全運転学習プログラムに対する需要と同プログラム上の挙動観察
-運転寿命延伸を目指したドライバ運転特性研究(47)-

谷口 俊治(名古屋大学)・山田 逸作・野村 哲央(トヨタ)・井上 愛子・梅垣 宏行(名古屋大学)・小出 直史(大阪大学)・青木 宏文(名古屋大学)

本研究は,高齢ドライバの生活安全,健康増進,安全運転に対する欲求と,インターネット上で提供される運転適性検査の計測結果,安全運転・健康増進学習プログラムへの参加状況,およびそれらに対する評価との関連性を検討した.

4

過大評価是正教育による高齢者運転者の安全運転意識に対する効果

吉川 真由(東京大学)・吉武 宏(東京科学大学)・藤田 涼太・加藤 寛登(三菱プレシジョン)・小竹 元基(東京科学大学)

高齢運転者は自身の運転能力を過大評価する傾向にある.この過大評価を是正させる運転教育の効果を,高齢運転者の安全な運転に対する意識の変化に注目し,実験により検証した.その結果,過大評価是正の有無や程度により,自身の衰えや運転に対する負担の自覚を高め,その意識の変化に対して運転行動にも変化が現れた.

5

車両挙動を用いた認知機能低下検出技術の無制約走行条件における有用性の検証

小川 義人・小渕 達也(トヨタ自動車)

本研究は車両挙動を用いた認知機能低下検出技術の無制約走行条件における有用性について報告する.現在,車両挙動を用いたドライバー認知機能低下検出技術が提案されている.本研究では高齢者の日常運転データを用いて無制約走行条件における有用性を検証した.その結果,認知機能低下を検出できる可能性が示唆された.

Back to Top