• セッションNo.152 運転シート
  • 10月17日 西日本総合展示場 AIM3階 G 12:35-14:40
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

暑熱環境下におけるファン付きカーシートによる身体部位別送風が温熱的快適性に及ぼす影響

和田 健太郎・永井 暉之(京都工芸繊維大学大学院)・北川 哲也(フォルテック株式会社)・西崎 友規子・山下 直之(京都工芸繊維大学)

暑熱環境にて背面と座面にファンを内蔵したカーシートより身体を送風した際の温熱快適性への影響を検討した.背面および背面と座面の両方へ送風すると全身の温熱快適性が改善したが,直腸温は有意には変化しなかった.全身の温熱快適性改善には背面への送風が有効であるが,体温変化とは関係が乏しいことが示唆された.

2

振動と注意対象の位置対応を利用したシートによる注意喚起方法の検討(第2報)

上村 洋介(京都工芸繊維大学大学院)・北川 哲也・古舞 隆司(フォルテック株式会社)・西崎 友規子(京都工芸繊維大学)

前報では背部からの振動が,出現する注意対象と同じ方向から呈示される時に反応が有意に速くなることを示した.本研究では振動,音声,およびこれらの複合刺激の反応促進効果を検討した結果,高齢者は特に,音声での注意喚起だけでなく,振動を組み合わせた方が反応が促進されることが示された.

3

自動車用シートを用いた報知振動刺激に関する基礎的検討
-周波数変調型シート振動による運転者の認知特性-

栗谷川 幸代(日本大学)・張 馨月(日本大学大学院)・小泉 秀文・寒川井 伸一・涌田 宏・中村 俊季・阿部 圭吾・佐藤 邦生(アルプスアルパイン)

運転者用シート振動による触覚刺激を視聴覚刺激の代替やこれらと組み合わせて用いることで,快適で直感的な運転支援効果を得ることを目指している.本研究では,従来の振動周波数を固定した場合に対して振動周波数を変化させた場合のシート振動に対する運転者の認知特性等を調査した結果を述べる.

4

人の加速度知覚強度の方向特異性に着目した車酔い低減アクティブカーシートの研究

松岡 正憲・星野 純也(アドヴィックス)

自動運転車両における乗り物酔い低減手段として酔い低減アクティブカーシートを提案する.車両加速度の発生に合わせカーシートを動的に駆動し,乗員の体感加速度を低減させることで,酔い発症を抑える.頭部前面上部30度方向の加速度知覚強度が高いという知見を基にシート駆動量を設定し,実車にて効果を検証した.

5

超音波画像を用いた着座時の骨格推定

天野 真輝・村岸 裕治・服部 義和(豊田中央研究所)

骨の配置を切り口に負担が少ない着座姿勢を明らかにするため,超音波画像を用いた骨格推定手法を構築した.本手法を用いて,猫背および直立の異なる着座姿勢で生じる骨格の変化を調べたところ,着座姿勢の変化に対して仙骨と腰椎の相対的な位置関係は変わらず,仙骨と腰椎が一体となって配置が変化する結果が得られた.

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