• セッションNo.153 EV用バッテリー
  • 10月17日 西日本総合展示場 AIM3階 311-313 9:30-11:35
  • 座長:今村 大地(日本自動車研究所)
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
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使用過程のEVを対象とした非破壊診断技術によるバッテリの状態推定

小鹿 健一郎(自動車技術総合機構)・森田 朋和(東芝)・織田 俊樹(関西電力)・本多 啓三(電気安全環境研究所)

使用過程の電気自動車(2013年製造)に対してバッテリの非破壊診断法のひとつである充電曲線解析法を用いて駆動用バッテリの状態推定を行った.データサンプリング手法の違いや,解析方法の違いによってSOHの推定結果がどの程度の幅を持つかを明らかにした.また状態推定の結果からバッテリ劣化の特徴を分類した.

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非破壊診断技術を用いた組電池の劣化過程における内部状態(セル容量・セルバランス)推定に基づく組電池SOHの評価

森田 朋和(東芝)・本多 啓三(日本電気安全環境研究所)・小鹿 健一郎(自動車技術総合機構)

車載用バッテリを用いた7直列組電池についてサイクル劣化試験を実施し,一定サイクル毎に充電曲線解析を用いた非破壊診断を実施した.組電池レベルの劣化状態として,各セルの容量と内部状態に加え,セルバランス状態を推定し,組電池全体のSOHを算出した.組電池SOHについて実測容量と比較し,推定精度を検証した.

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アノードフリー全固体電池のサイクル耐久性向上に向けた取り組み(第1報)

中川 嵩・和泉 享兵・氏家 俊太郎・楠下 颯(本田技術研究所)

アノードフリー全固体電池の劣化解析,および,負極集電箔の仕様改良による充放電サイクル耐久性の向上について,報告する.

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燃料電池ハイブリッド試験電車における運行事前情報を活用した燃料電池を長寿命化する出力制御方法

米山 崇(鉄道総合技術研究所/早稲田大学)・徐 思海・許 聖恩・温 旻昊・鮑 義達・楊 イ翔・紙屋 雄史(早稲田大学)・小川 賢一・山田 昂征・金子 真直人(鉄道総合技術研究所)

燃料電池ハイブリッド試験電車において,勾配や乗車率などの事前情報を活用した出力制御手法を提案する.従来はバッテリーのSOCや駆動用インバータの出力など現在の車両の状態のみを制御の入力としていたが,本研究では事前情報を活用した制御が燃料電池劣化に与える影響をシミュレーションにより定量的に評価する.

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⾞両に搭載された駆動⽤バッテリにおける内部抵抗測定⼿法の評価

森 匠・寺西 望(日置電機)・高橋 利道(明電舎)

EVの性能や安全性の検査技術として,EV駆動⽤電池パックの電気特性を実測・評価する⼿法を確⽴し,標準化していくことが重要である.本研究では,EVに搭載された状態の電池パックのインピーダンス/内部抵抗を測定する複数の⼿法を評価した.実験および複数⼿法の⽐較検討の結果を報告し,より適切かつ汎⽤性が⾼い⼿法について議論する.

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