• セッションNo.87 合成燃料
  • 10月15日 北九州国際会議場 メインホール 9:30-11:10
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

FT合成粗油から自動車用ガソリン・ディーゼルへの高効率な転換プロセスの開発

岡本 憲一・大森 敬朗・木濟 寛史・今井 章雄・盛田 和行・田畑 光紀(一般財団法人カーボンニュートラル燃料技術センター)・濱田 夏輝・佐藤 一仁(コスモ石油株式会社)

FT触媒で得られた合成粗油のワックスをポスト処理し,ガソリンを試作した際のエネルギー消費とオクタン価について考察した.また,ワックス分解能を有する二元機能触媒とFT触媒を組み合わせたハイブリッド触媒で得られた合成粗油中の品質特性を把握し,高効率な自動車用ガソリンおよび軽油への転換の可能性を検討した.

2

FT合成由来ガソリンのエンジン燃焼特性に関する検討

葛岡 浩平・小熊 光晴(産業技術総合研究所)・岡本 憲一(カーボンニュートラル燃料技術センター)

FT合成によって得られた燃料をガソリンエンジンに適用する場合には,十分な耐ノック性を持つオクタン価まで高めることが重要な課題となる.本研究では,オクタン価に対するエンジン性能の感度を定量化するとともに,実際にポスト処理を施した合成燃料のエンジンによる燃焼性能評価を実施した.

3

オキシメチレンジメチルエーテル(OME)適合を目指したディーゼル噴射パラメータの最適化

田中 柊輔・今野 凱斗・蒋 子健・山本 寛也・田島 昌稔(北海道大学大学院工学院)・柴田 元・小川 英之(北海道大学大学院)

オキシメチレンジメチルエーテル(OME)はスモーク低減および後燃え短縮効果があるが,発熱量が低いためノズルの適合が必要である.本研究では噴射圧力・噴孔径・噴孔数を変更し,実機試験によるエンジン性能評価ならびに急速圧縮膨張装置を用いた画像解析による燃焼現象の解析によってOME混合燃料に適した噴射条件を検討した.

4

液体合成燃料の蒸留性状がディーゼル噴霧燃焼に与える影響

山本 寛也・田島 昌稔・田中 柊輔・今野 凱斗(北海道大学大学院)・柴田 元・小川 英之(北海道大学大学院)

ディーゼル噴霧燃焼では,燃料の蒸発性と着火性がセットオフ長や液相長さに影響を与える.本研究では,FT合成軽油を軽質から重質まで4つに分留した燃料を使用し,急速圧縮膨張装置を用いて噴霧の可視化と着火時のセットオフ長さの計測を行い,蒸留性状が噴霧形成と燃焼に与える影響について考察した.

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