• セッションNo.88 アルコール・アンモニア燃焼
  • 10月15日 北九州国際会議場 メインホール 12:10-13:50
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

二輪車用エンジンを用いたメタノール混合燃料の冷機始動における燃焼特性の解明

大平 哲也(愛知工科大学)・伊藤 啓介・金子 誠・藤井 英知・須田 尚幸・二宮 至成(スズキ)

カーボンニュートラル燃料としてメタノールが注目されている.しかし,初留点,気化潜熱,低位発熱量の特性は,冷機時の燃焼安定性に大きな課題である.本研究では,燃焼改善の方向性を示唆するため,メタノール含有割合を変え,エンジン冷機始動での燃焼安定性,エンジン各所の温度分布,排出ガスの成分濃度等を調査した.

2

スーパーリーンバーンエンジンにおけるエタノールの燃焼影響

菅田 健志・松原 直義・山田 涼太・北野 康司(トヨタ自動車)

エンジン搭載車両におけるWtWCO2の排出量削減には,バイオ由来のエタノールの有効活用が重要である.本研究ではエンジンの熱効率を高められるスーパーリーンバーンエンジンを題材として,空気過剰率λ=1から2.5の範囲で,熱効率,ノッキング,エミッション,燃焼速度におよぼす燃料のエタノール濃度の影響を解析した.

3

ディーゼル代替アルコール拡散燃焼技術(第3報)
-2燃料噴射弁を用いた軽油を火種とするエタノール拡散燃焼の着火要件-

脇坂 佳史・福井 健二・近藤 照明・政所 良行・西川 一明・冬頭 孝之(豊田中央研究所)・伊達 健治・植田 祐介・菅原 里志(デンソー)

代替燃料として期待されるアルコールをディーゼルと同様に拡散燃焼させるため,着火源としての軽油と主燃料のエタノールを同一噴孔から噴射する2燃料噴射弁を試作した.エタノール割合が高い主噴射を着火させるため軽油割合が高いパイロット噴射を行う.本研究ではパイロット噴射要件を筒内観察と単気筒エンジン試験で特定した.

4

火花点火エンジンにおける液体アンモニアのポート噴射が吸気量及び燃焼特性に及ぼす影響

大友 光彰・増井 英陽・宮川 浩(豊田中央研究所)・中谷 規之介・竹内 正(豊田自動織機)

液体アンモニアのポート噴射による潜熱を利用した吸気冷却による吸気量向上及び燃焼特性への影響をシミュレーション及びエンジン実験により確認した.吸気温度低下によって,燃焼悪化が起こることなく吸気量が増加しIMEPが向上した.また,液体アンモニアの噴射時期により,吸気量向上効果が変化することが分かった.

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