• セッションNo.89 ノッキング
  • 10月15日 北九州国際会議場 メインホール 14:20-16:00
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

ノッキング検出精度向上に向けた検出周波数最適化と検証結果

仁木 智哉・恩田 友和・安達 龍・中屋 翔揮・佐藤 広直・永洞 真康・岸本 幸輝・髙井 宏哉(スバル)

CN実現に向けた高効率エンジン開発では,ハード性能の最大化が求められるが,ノッキング等の異常燃焼リスクが高まり,通常燃焼との判別も難しくなっている.信頼性と性能を両立するには,異常燃焼を正確に検出する技術が重要である.本報告では,検出周波数の最適化と実機検証による検出精度向上の取り組みを報告する.

2

脂環式系炭化水素がノッキングに及ぼす影響

丸山 大和・中野 道王(日本工業大学)・衞藤 邦淑(やまびこ)

2サイクルガソリンエンジンにおいて,燃料にcyclohexaneが含まれるとノッキング強度が高くなることがある.本研究では燃料として用いる炭化水素の分子構造に着目し,cyclo系炭化水素を燃料としてノッキング強度を比較した.その結果,メチル基と二重結合がノッキング強度に及ぼす影響が明らかになった.

3

燃焼のサイクル変動がノッキングに及ぼす影響

清水 大世・奥山 勝太・大音師 祐・今川 祐貴・桑原 一成(大阪工業大学)

LW積分によれば,自着火が15度ATDC付近で生じる時,着火遅れ時間は機関回転数に依存せず,クランク角10度程度になる.燃焼進角により圧力が高まり,着火遅れ時間が10度になる条件が整った時に自着火が生じる.様々なRONの燃料を用いてサイクル変動による燃焼進角がノッキングを支配することを突き止める.

4

燃料改質ガスを用いたガソリンエンジンのノッキング抑制と熱効率改善の研究

辻 祥汰(北海道大学大学院工学院)・柴田 元・小川 英之(北海道大学大学院)・後藤 隼(ヤマハ発動機)

火花点火式エンジンにおいて水素・メタン添加はノッキングを抑制し,過給によりその効果は助長される.本研究ではその効果を実験的に定量評価し,化学反応モデルを用いて検討した.さらに燃料改質と過給を併用し,各排気温度で生成する改質ガスが熱効率に与える影響と,燃料改質の有効性と最適運転条件について考察した.

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