• セッションNo.92 生産・製造II
  • 10月15日 北九州国際会議場 11会議室 12:35-13:50
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

環境調和型表面処理プロセス実現に向けた固体電解質膜による電気めっき技術

西山 正明・加藤 彰(トヨタ自動車)・井上 仁・伯耆原 克弥・佐藤 豊樹(ミカドテクノス)

我々は,CO2排出量と廃液量の大幅削減,環境負荷を低減する新しい電気めっきプロセス「固相電析法」を開発.陽イオン交換膜を介した金属イオン輸送が特徴で,高い析出速度と均一な膜厚が得られる.専用ハードマスクにより微細配線の直接形成が可能で生産コストの削減が期待される.今回,プロセス原理の詳細を報告する.

2

環境調和型表面処理プロセス実現に向けた超音波ミストによるめっき処理洗浄技術

後藤 洸聖・平松 孝浩(TMEIC)・西山 正明・加藤 彰(トヨタ自動車)

近年めっき工程では,めっき処理とその前後工程における水・薬液の大量使用,それに伴う廃液処理が及ぼす高い環境負荷を低減することが求められている.本課題に対して,超音波で発生させた微細ミストを利用した新たな洗浄技術を開発し,水洗や脱脂,酸洗浄などの洗浄プロセスへの適応検証を行った結果を報告する.

3

コールドスプレーバルブシート量産工法の開発
-第3世代e-POWER用エンジンへの適用-

柴山 博久・松山 秀信・廣部 大樹・井澤 嵩・禰津 広直・高橋 尚太郎・荒井 淳一・平山 勇人・伊澤 佳典(日産自動車)

日産で取り組んできたレーザクラッドシートは,溶融接合特有のクラックや鋳造粗材起因のポロシティなど課題が多く量産化が困難だったが,固相接合のコールドスプレー工法を採用することで課題を解決した.加えて,C/H加工ラインにアドオンできる量産システムを開発し,第3世代e-POWER用エンジンに量産適用した.

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