• セッションNo.93 潤滑油・潤滑剤
  • 10月15日 北九州国際会議場 11会議室 14:20-16:00
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

油膜形成型潤滑油添加剤を適用した省電費EV油に関する基礎検討(第二報)

中村 俊貴・長谷川 慎治・古瀬 孝志・赤堀 慎哉・伊藤 王一・桜田 宗一郎・秋口 隼之丞(ENEOS)

著者らはこれまで駆動ユニットの低摩擦化を可能とする新規添加剤を開発していた.本研究では同添加剤の活用により,低粘度化に伴う摺動損失の増加を抑制することで,さらなる省電費化を狙った.検討の結果,市販油から大幅な低粘度化を図り,省電費性と耐久性を両立した超低粘度EV油の開発に成功したので報告する.

2

電動駆動油の低粘度化と有機材料適合性の研究

足立 常夫・小野 芳則・Walter Bunting(アフトンケミカル・ジャパン)・Christopher Cleveland(アフトンケミカル)・岩澤 良太・鈴木 裕美・中村 仁・北島 裕之・青木 恒(SUBARU)

近年,HEV, BEVなどの電動車両の普及に伴い,今後の電動車両用の潤滑油および添加剤処方設計は,より電動車両に適したものになると期待される.本研究では,潤滑油の低粘度化が有機材料に与える影響を調査し,最適な潤滑油の配合検討方法を説明する.

3

植物由来原料を用いた ILSAC GF-7 JASO GLV-2に適合する省燃費エンジンオイルの開発 

菅野 泰徳・齊藤 陸人・矢倉 和真・松井 能利之・小野寺 康(ENEOS 株式会社)

カーボンニュートラル(CN)達成には,原料のCN化および省燃費化によるCO2排出削減が重要.
植物由来の基油使用によりCN化を図りながら,添加剤の改良により最新エンジンオイル品質規格(ILSAC GF-7 JASO GLV-2)に適合する省燃費エンジンオイルを開発したことにより,CNへの貢献が期待される.

4

ルールベース手法を用いたギヤピッチングの検出手法

秋口 隼之丞(ENEOS)

近年,駆動系油の低粘度化が進み,ピッチング評価の重要性が高まっている.
従来のピッチング評価は目視点検によるステージ評価であり,オイルの性能差が捉えにくかった.
しかし,振動とルールベース手法を組み合わせたギヤピッチング検出手法を確立することで,オイルの性能差をより明確に比較することが可能になった.

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