• セッションNo.94 CO2低減
  • 10月15日 北九州国際会議場 21会議室 9:30-11:35
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

自動車セクターにおけるカーボンニュートラル実現に向けた課題の検討
-大型車を中心とした検討-

金成 修一・平井 洋・佐藤 佑香・鈴木 徹也・伊藤 晃佳(日本自動車研究所)

筆者らは自動車セクターを対象とした長期CO2排出量およびコベネフィット効果の定量化手法としてCAMPATHを開発した.本報では2050年にカーボンニュートラルを達成した場合のシナリオ分析をし,その結果を用いて,大型トラック,バスに焦点を充てカーボンニュートラルを達成する上での課題を検討した.

2

CO2回収技術搭載車におけるCO2取り出し行動の顧客受容性に関する研究

内田 健司・堀越 政寛・三浦 瑛子・田中 力・原田 雄司(マツダ)

CO2回収技術搭載車において,ユーザーが車両からCO2を取り出す作業が発生する可能性がある.この取り出し作業にかかる手間とその手間を軽減するための施策について,アンケートを用いて金銭的に換算することにより,CO2回収技術搭載車の顧客受容性について評価した.

3

エンジン排気からのCO2回収に対する湿度スイング法の適応可能性

大澤 佑介・松原 伊吹・境田 悟志・田中 光太郎(茨城大学)

自動車排ガスからのCO2の回収においては高温での吸着が望ましい.そこで本研究では,CO2の脱離に熱が不要であり,吸着材の湿潤状態を制御することで,CO2の吸脱着を行うことができる湿度スイング法に着目し,高温条件下におけるこの手法の適応可能性を明らかにした.

4

脱炭素に向けた産学官連携による次世代大型車開発促進事業について

高嶋 智貴(物流・自動車局車両基準・国際課)

国土交通省では,運輸部門におけるCO2排出量の約4割を占めるトラック・バスに関して,産学官連携のもと,①重量車の電動化技術と②水素,合成燃料をはじめとするカーボンニュートラル燃料における内燃機関分野等の開発促進の強化を図り,2050年カーボンニュートラルの実現に取り組んでいるところ,その概要について紹介する.

5

パリ協定に基づく電気自動車の走行段階でのLCA予測

佐野 慶一郎・氏家 優凛(関東学院大学)・大井 康寛(元関東学院大学)・八木田 浩史(日本工業大学)・河西 純一・武田 克彦(関東学院大学)

各国での発電時の電源構成とCO2排出量は異なる.パリ協定に基づき,各国はゼロエミッション化を計画し,発電時の環境負荷は減少していくと予測される.本研究では,自動車生産の主要7か国での発電時のCO2排出量原単位の減少を2050年前後まで予測し,各国での電気自動車の生涯走行段階での環境負荷軽減をLCA予測した.

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