| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
複数車線交差点における動的ギャップ推移予測に基づく右折意思決定支援 石附 悠・奥田 裕之(名古屋大学)・山口 拓真・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント)・豊田 平司郎(トヨタ自動車)・鈴木 達也(名古屋大学) 本研究は,複数車線交差点における対向車の車線変更行動を考慮し,広域インフラセンサ情報を用いた右折意思決定支援システムを提案する.車線変更に伴うギャップの分布を動的に確率的に予測し,安全マージンと待ち時間のトレードオフに基づくドライバの期待効用を最大化する最適な意思決定を支援する. |
| 2 | ◯ |
完全ブレーキバイワイヤ技術を前提とした足関節の関節受動抵抗を考慮したブレーキ操作特性の設計手法 横山 智宏・伊藤 健吾・加賀 翔大郎(トヨタ自動車)・吉武 宏・小竹 元基(東京科学大学) 従来の油圧ブレーキシステムでは,制動力を確実に発生させるために必要な液量やマスタシリンダ行程を基準として設計が行われており,ブレーキペダルのストローク量は構造的に規定された値を前提としてきた.そのため,ペダル操作系の設計は油圧成立性を優先する形で最適化され,人間の操作特性に基づいて自由に設計することは困難であった.これに対し,Brake-by-Wire(BbW)技術の適用により,制動力生成とペダル操作が機械的に分離され,液量や機構制約から解放された設計が可能となる.その結果,ブレーキ操作系を人間特性に基づいて設計するための新たな可能性が開かれつつある.BbW技術の適用により,ブレーキペダルの踏力(Force),ストローク(Stroke),車両減速度(G)の関係,いわゆるF-S-G特性は機械的制約から解放され,設計自由度が大きく向上している.これにより,操作フィーリングや運転者負担の低減を意識した多様なブレーキ操作系設計が可能となってきた.例えば,ペダル反力だけでなくストローク量そのものを設計対象とすることが可能となり,従来の油圧制約下では困難であった操作様式の再構成が可能となった.その結果,足関節の自然な回転運動を活用し,踵支持を前提とした操作など,人間の運動特性に適合したブレーキ操作系設計を実現できると考えられる.一方で,F-S-G特性の設計は依然として試乗評価や経験的調整に基づく部分が大きく,人間特性に立脚した体系的な設計指針は十分に整理されていないのが現状である.これまでの研究では,足関節主導のブレーキ操作に着目し,ヒラメ筋を主働筋とする筋力制御領域において,操作量と知覚減速度の関係がWeber–Fechner則により近似可能であることが示されてきた.しかし一方で,実車評価や試乗会における官能評価から,運転者が脱力している状態においても踏力が発生し,ブレーキ操作初期のフィーリングに強く影響することが確認されている.このような操作初期特性は,従来の液量・行程制約を前提とした設計思想の下では明確に理論化されてこなかった.本研究では,脱力状態において発生する踏力の起源を,足関節における関節受動抵抗として再定義し,これを明示的に考慮したF-S-G特性設計手法を提案することを目的とする. |
| 3 | ◯ |
複数振動子の組合せによるシート触覚刺激を用いたドライバの状況認識向上に関する研究 栗谷川 幸代(日本大学)・⼩泉 秀⽂・寒川井 伸⼀・涌⽥ 宏・中村 俊季・阿部 圭吾・佐藤 邦⽣(アルプスアルパイン) 運転者⽤シート振動による触覚刺激を視聴覚刺激の代替やこれらと組み合わせて⽤いることで,快適で直感的な運転⽀援効果を得ることを⽬指している.本研究では,シート内の複数振動子を組み合わせることで,ドライバの車両周辺等への状況認識向上効果を図った検討結果を述べる. |
| 4 | ◯ |
構造方程式モデリングを活用した安全運転促進のためのHMI個人適合設計論 室谷 帆人・鈴木 桂輔(香川大学)・吉田 恵美子(あいおいニッセイ同和損害保険) 実走行データと個人特性調査に基づき,潜在的要因(性格)と顕在的要因(運転行動)を統合した情報提示HMIデバイスの設計手法を提案した.SEMによる因果構造の可視化とAIにない明瞭なロジックで情報への信頼感を高めた.個人に最適化した警告により,トラスト醸成と安全運転を両立する,新たな設計論である. |
| 5 | ◯ |
スイッチ操作感触の心理量定量化モデル構築(第4報) 坂本 秀樹(アルプスアルパイン)・金 宣亨(東北大学)・竹内 翔太(アルプスアルパイン)・張 文玉・劉 淳琳・丁 一(東北大学)・下村 尚登・佐藤 邦生(アルプスアルパイン)・杉浦 元亮(東北大学) 自動車の車室内に装備されるスイッチは,用途毎に様々な操作感触が求められる.操作感触の評価は官能評価を用いていたが,心理量を示す項目は被験者による差が大きく客観的な評価が困難であることが知られている.本研究は,触覚の体験時の感覚次元をfMRIにて脳内表現を明らかにし,脳指標を用いた客観的評価の確立を目指した. |
| 6 | ◯ |
スイッチ操作感触の心理量定量化モデル構築(第3報) 七枝 佑哉・坂本 秀樹(アルプスアルパイン)・竹原 昭一郎(上智大学) 自動車の車室内で搭載されるスイッチは,使用者ごとに用途に応じて様々な操作感触が求められる.本報では,スイッチ押下時の操作感触の主観評価結果を基に個人の嗜好を分ける要因を明らかにした.また,属性別の評価者群の心理量とスイッチの機械特性との相関関係を示すモデル構築も併せて行った. |
| 7 | ◯ |
A Study on a Quantitative Evaluation Method for Daytime Visibility of Automotive Interior Illumination Using CIELAB Seong Uk Kim (Hyundai Motor) Daytime visibility assessment of automotive interior illumination has traditionally relied on subjective evaluation, leading to inconsistent pass or fail criteria. This study proposes a quantitative method based on LMK imaging photometer measurements in CIELAB color space. Although dE00, a conventional color difference metric, did not correlate well with visual perception, dLstar and LCR were found to be more effective indicators of daytime visibility. Empirical analysis showed that daytime visibility was insufficient when dLstar was below 4.5 or LCR was below 0.06. This luminance based criterion enables objective and reproducible evaluation for automotive interior illumination design. |