7月17日現在の登録データをもとに作成しております。
下線付き氏名は講演者を示します。
講演番号を□印で囲んだ講演は英語講演を示します。
6講演以上のセッションでは,3講演後に10分間の休憩があります。
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ヘリウム注入による液化水素サブクーリングに関する数値解析手法の構築 奈良 駿希・二門 永・藤浦 厳・髙嶋 英厳(AIS北海道)・内海 政春(室蘭工業大学) 液体に注入した気泡は拡散により界面で気化熱を発生させ液体を冷却する.本研究は,この現象を利用したサブクーリングにより極低温液体を高密度化する技術を開発し,タンクに充填する極低温燃料のエネルギー密度を高めることを目的とする.本報は,気泡による液体冷却を評価するために開発した数値解析手法を報告する. |
| 2 | ◯ |
小型・低圧損とリサイクル樹脂採用を実現したBEV向け冷却水モジュール開発 小木曽 俊哉・堀澤 慎太郎・江﨑 康彦・木原 正雄・石井 正人(アイシン) BEVの熱マネ高度化に対応し,車両搭載性向上を狙いEWP渦室と切替弁ボアをマニホールドに一体化と,三次元流路により小型・低圧損を実現した冷却水モジュールを開発・量産化した.マニホールドには環境に配慮したリサイクル樹脂を採用し,樹脂一体構造で高温・高圧下での長期信頼性を担保する強度設計を実現. |
| 3 | ◯ |
冷凍サイクルAIサロゲートモデルの構築とサーマルマネジメントシステム開発の効率化 上村 匠(マツダ)・Bisser Raytchev(広島大学)・小林 謙太(マツダ) 電気自動車の開発においては電池劣化等への対応を目的に,冷凍サイクルとパワートレインを連携したサーマルマネジメントシステムを検討している.その中で計算負荷の高い冷凍サイクルCAEモデルをAIサロゲート化して高速解析を可能にし,さらに信頼性判定モデルによりAIモデル出力の妥当性を検証する取り組みを報告する. |
| 4 | ◯ |
プローブデータの多要素解析と機械学習を用いたEV空調消費電力予測モデルの構築 長谷川 滉一・土川 晴久・松井 弘毅・福井 陽喜(日産自動車) 当社BEVのIntelligent Route Planner機能は車両エネルギー消費予測を基盤としている.このうち空調電力は環境・使用条件により変動し高精度化が課題である.本報では車両プローブデータから特徴量を抽出,機械学習予測モデルを構築,実走行データ検証により予測高精度化を確認した. |
| 5 | ◯ |
日射熱と走行風を利用した車載熱電発電システムの基礎検討 下池 昌弥(SUBARU)・岩瀬 勉・香西 俊彦(群馬大学/SUBARU) 日射熱と走行風を併用した熱電発電システムの車載可能性を検討した.車載環境を模擬するために独自構築した試験機を用いて試験片の開放電圧を測定し,空気層付加による発電量向上と日射停止後も発電継続が可能となる傾向を確認した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
リチウムイオンキャパシタを活用した走行中ワイヤレス給電EVのライフサイクル温室効果ガス排出量評価 仲山 朝陽・太田 涼介(東京都立大学) 走行中ワイヤレス給電は限られた区間で充電を行うため,車載バッテリへの負荷が大きい.そこで大電力の入出力が得意なリチウムイオンキャパシタを併用し,バッテリの寿命を延ばすシステムを検討する.寿命延長による効果をライフサイクル全体の温室効果ガス排出量に換算し,その削減効果を定量的に評価する. |
| 2 | ◯ |
走行中給電と自動運転の融合技術の開発 清水 修・花房 一義・山崎 観(東京大学)・王 志宏・廣岡 芳記・岸 繁男(ピューズ) 電気自動車(EV)の普及に伴い,走行中ワイヤレス給電(DWPT)が近年注目を集めている.DWPTを自動運転車両に適用することで無人で無限に走行できる車両が現実できる.この技術を利用する上で重要な課題となるのが,カメラ・LiDAR・GPSなどの外界センサを用いても送電コイルの位置を直接検知できない点である.DWPTでは受電電力とコイルの位置関係には関係がある.そこで,受信側直流電流とビークルダイナミクスを用いて推定した送電コイルの位置を基に,自動運転システム側で操舵制御を行う手法を提案する. |
| 3 | ◯ |
EV・共有電池を利用したエネルギーマネジメンシステム 大野 結人(名古屋大学)・稲垣 伸吉(南山大学)・鈴木 達也(名古屋大学) 太陽光発電の余剰電力活用に向け,地域コミュニティのEVと共有蓄電池を協調運用するエネルギーマネジメントシステムについて検討する.システムの運用手法を構築し,種々の観点から評価を行うことで,実用化に向けた有効性と今後の課題について議論する. |
| 4 | ◯ |
双方向充電器を搭載した車両における充放電時のEMC試験の検討 森 晃(トヨタ自動車) 電気エネルギーを有効活用するために双方向充電器を搭載した電動車両の普及が進んでいる.双方向充電器は充電モードと放電モードを有するが,両者に対して法規で定められているEMC試験を実施した場合,試験工数の増加が課題となる.そのため両者のEMC試験結果を比較して等価性を示すことで,充電モードのみの試験で代替できないか検討した. |
| 5 | ◯ |
直流マイクログリッドinコンテナの可能性 芹澤 毅(ダイハツ工業)・小林 信裕(前田建設工業)・武田 正二(ダイハツ工業) 自動車用インバータ技術を応用し,50kW級の直流マイクログリッドを開発した.これは小型PCSと172kWh蓄電池,V2Xを20フィートコンテナに内蔵し移動が可能である.BEVとの組み合わせで可搬型分散インフラを実現し電力最適化とBCP効果を実証している.これらの効果について説明する. |
| 6 | ◯ |
MG中性点を活用した車載ビルトイン型V2Xの開発 芹澤 毅(ダイハツ工業)・依田 和之・藤田 悟(富士電機)・武田 正二(ダイハツ工業) MGの中性点と主機インバータとの組み合わせることでビルトイン型V2Xが実現できる.実機と同構成の原理試作機にてその効果を確認したので報告する.BEVを電力インフラとして利用するには高価なV2Xが必要であったが,この構成であれば既存システムの小改造ですみBEV利活用に弾みがつくと考えられる. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
xEVの実走行状態を台上で再現する走行抵抗決定方法の要件の検討 鈴木 央一(自動車技術総合機構)・井上 勇(小野測器)・古田 智信(明電舎)・広瀬 翼(堀場製作所)・中手 紀昭(日本自動車輸送技術協会) 電動車では,クラッチがなく惰行時に原動機が連れ回るため車両ロスが非連続に変化するものがあるのに対し,台上での負荷設定時にはこれを近似式に合わせこんで対応している.この点はシャシダイナモ試験法分科会で目指す台上での実路走行の再現向けて改善の余地があると考え,本報では現状と問題意識について提起する. |
| 2 | ◯ |
機械学習によるデータ解析を前提とした連続計測によるe-Axle損失評価手法 児玉 亮哉・土川 晴久・松井 弘毅・犬飼 隆哉・鷹嶋 一直(日産自動車) 電動車の主要因であるe-Axle損失の計測は,車両状態において回転数・トルクに加え油温・電圧にも依存し,多次元条件の計測が必要で長期化する.本研究では,動作領域で油温・電圧が広く変動するよう連続計測を設計し,取得データに基づく機械学習によりe-Axle損失MAPを短期間で構築し,有効性を確認した. |
| 3 | ◯ |
クラスタリング手法による走行パターン分類を用いたエネルギーマネジメントの検討 石橋 雄登・林 和樹・小塚 信・廣渡 庸介(日産自動車) 現行シリーズHEVのエネルギーマネジメントは複数の走行パターンを考慮した包括的な制御パラメータ設定となっている.これを走行パターンごとに最適化できれば燃費向上の余地がある.そこで,過去走行データから作成したクラスタにより走行パターンを分類し,それに応じた制御を適用することで,提案制御の有効性を確認した. |
| 4 | ◯ |
Modelica言語を用いた車載太陽光発電システムモデルの開発とxEVモデルへの適用 水嶋 教文・水野 英範(産業技術総合研究所) オフサイクルクレジット制度導入に向け,シャシダイナモ試験では評価が困難な省エネルギー技術による燃費改善効果の定量的な評価手法が求められる.本研究では,車載太陽光発電システムをModelica言語によりモデリングし,産総研の車両シミュレーションモデルに統合することで,燃費改善効果の評価手法を開発した. |
| 5 | ◯ |
電動ごみ収集車の走行実態調査ならびに電費改善のための速度変化パターン最適化 方 亦园・高 佳カイ・鮑 義達・楊 イ翔・紙屋 雄史(早稲田大学) 本研究では,戸別ごみ収集運用時における電動ごみ収集車の実走行挙動およびエネルギ消費特性について調査した.さらに,代表的な走行トリップを対象として,同一走行条件下で速度変化パターン最適化を実施した.その結果,動力システム損失を低減し,実運用時と比較して約20~28%の電費改善が可能であることを示した. |
| 6 | ◯ |
実路走行によるハイブリット自動車の燃費向上技術解析 加藤 彰・沼田 浩介・安生 吏玖(帝京大学) 2050年CNの実現に向け自動車の電動化が進んでいる.BEVの普及には多くの課題を有しており,日本においてはHEVの販売比率が高い.本研究では,低燃費小型HEVを用いて実路試験を実施し,その結果を前年モデルのHEVと比較解析することにより実路走行によるHEVの燃費向上技術に関して解析したので報告する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
モーターサイクル用直噴水素エンジンにおける多点熱流束計測と異常燃焼の影響評価 益子 翔貴(東京都市大学大学院)・及川 昌訓・三原 雄司(東京都市大学)・加賀 裕貴・横森 蒼司(東京都市大学大学院)・岩田 拓実(モトラ)・加藤 洋史・和泉 恭平(カワサキモータース)・佐野 堅一(本田技研工業)・神尾 朋彦(ヤマハ発動機) モーターサイクル用直噴水素エンジンのシリンダヘッドに4点の熱流束センサを搭載し,2000〜10000rpmの広い回転域の瞬時熱流束計測を行った.さらに,高回転域で発生する異常燃焼時の熱流束挙動の取得にも成功した.本研究では,多点同時計測結果に基づき,高回転域の熱流束特性と異常燃焼が壁面熱負荷に与える影響を報告する. |
| 2 | ◯ |
モーターサイクル用直噴水素エンジンにおける異常放電起因の異常燃焼に関する調査 加藤 洋史・和泉 恭平・中尾 祥典・松本 優作・市 聡顕(カワサキモータース)・神尾 朋彦(ヤマハ発動機)・二宮 至成(スズキ)・佐野 堅一・丸井 勇介・近藤 卓(本田技研工業) プレイグニッションやノッキングなどの異常燃焼は,カーボンニュートラル実現に向けた水素エンジン開発における重要な課題である.本研究では,モーターサイクル用直噴水素エンジンを対象に,異常放電に起因する異常燃焼現象の発生状況を,筒内可視化および点火二次電圧の計測により調査した. |
| 3 | ◯ |
筒内可視化による水素への炭化水素の混合が火炎伝播特性に及ぼす影響解析 中村 知裕・堀田 拓哉・須田 涼介・上野 隆盛(日本大学大学院)・中尾 祥典(カワサキモータース)・松下 耕一朗(本田技研工業)・神尾 朋彦(ヤマハ発動機)・二宮 至成(スズキ)・飯島 晃良(日本大学) 本研究では,水素と炭化水素の混合が燃焼特性に及ぼす影響を,筒内可視化実験と圧力解析により調査した.火炎挙動はハイスピードカメラで撮影し解析した.その結果,水素を混合することで火炎伝播速度の向上が見られた.また,着火性の向上により熱発生が早期化し,燃焼が安定することが分かった. |
| 4 | ◯ |
リーン燃焼排気の100% EGRによる希釈ストイキ燃焼を用いた二段燃焼式水素エンジンに関する研究 陳 登沛・森吉 泰生・石田 剛士・窪山 達也(千葉大学)・加藤 秀輝・長田 英朗・佐藤 友之(日野自動車)・武田 啓壮(アネブル) ゼロエミッションの実現に向けて内燃機関からのCO2とNOx排出の同時低減が求められている.本研究では,リーン燃焼排気(二気筒分)の100% EGRによる希釈ストイキ燃焼(二気筒分)を用いてTWC適用可能な二段燃焼式水素エンジンシステムをシミュレーションにより提案した.その結果を基に四気筒ディーゼルエンジンをベースとした実機構築を含めて検討した. |
| 5 | ◯ |
混合気形成解析と機械学習による直噴水素エンジン燃焼室形状の最適化 箕田 賢太郎(東京都市大学大学院)・新村 暢大(東京都市大学大学院/川崎重工業)・及川 昌訓(東京都市大学)・塚本 翔太(東京都市大学大学院)・宮本 世界(川崎重工業)・三原 雄司・高木 靖雄(東京都市大学) 水素エンジンの高熱効率かつ低エミッションを実現するためには,燃焼室形状をはじめとする混合気形成の最適化が重要である.本研究では,混合気形成に対して均質度など3つの指標を設定し,機械学習を用いてこれらを定量的に評価することで,燃焼室形状の最適化を行った.さらに,その妥当性を実験的に評価した. |
| 6 | ◯ |
水素エンジンの混合気均質化に関わる噴流挙動と混合気形成過程の解析 鮎川 健・山口 顕央・西村 星耶・佐々木 覚・後藤 政典・芹澤 一史(デンソー) 水素エンジンはカーボンニュートラルの実現に向けた有望な選択肢であるが,異常燃焼回避と高出力・低NOxの両立には,混合気の均質度向上が課題である.本研究では,均質混合気形成に必要な噴射・噴流の要件について,エンジン筒内における混合気形成メカニズムに着目し,CFD解析およびエンジン実機評価により明らかにした. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
アークプラズマ蒸着を利用した触媒スクリーニング法の検討(第2報) 大堀 鉄平・米山 香澄(いすゞ中央研究所)・町田 正人(熊本大学)・小澤 恒(いすゞ中央研究所) アークプラズマ蒸着を利用した触媒スクリーニング手法を用いて,NH3選択酸化触媒(NH3-SCO)の候補材料を探索した.得られた知見をディーゼルエンジンの後処理装置に用いられるアンモニアスリップ触媒に適用した結果,アンモニア酸化活性が高く,また,NOxやN2Oの副生が少ない優れた触媒特性を示した. |
| 2 | ◯ |
尿素SCRシステムにおける尿素水由来の白色固体の分析 佐藤 梢・小島 隼人(早稲田大学)・酒井 順司(いすゞ自動車)・草鹿 仁(早稲田大学) 尿素SCRシステムでは低温域で尿素とその重合生成物由来とみられる堆積物が排気管内に生じる.本研究では低温の異なる排気温度で堆積物を採取し,熱化学分析によりこれらの組成を推定した.さらに,堆積物を昇温した際の消失過程を3段階の一次反応と仮定し,各反応の衝突頻度因子と活性化エネルギーを実験的に算出した. |
| 3 | ◯ |
尿素SCR触媒における尿素パルス噴射によるNOx浄化性能変化の研究 植木 悠仁・吉田 楓香・草鹿 仁(早稲田大学) ディーゼル車のNOx排出量削減が求められている.本研究では1Hz毎に行われる尿素の定常噴射と,定常噴射に任意のDuty比で尿素噴射の有無を制御するパルス噴射を行い,尿素SCR触媒のNOx浄化性能変化を調査した.尿素の噴射方法がNOx浄化性能に与える影響を調査するため,計算モデルを作成した. |
| 4 | ◯ |
水素エンジンへの適用を想定したCu-CHA型SCR触媒の水熱劣化の研究 大野 史佳・吉田 楓香(早稲田大学)・森 高行・山田 浩也(東京濾器)・草鹿 仁(早稲田大学) カーボンニュートラル化が進められる中で,水素エンジンが注目されている.水素エンジンの後処理にはNOx浄化のためSCRシステムが採用されており,本研究では複数種のCu-CHA型SCR触媒について水熱劣化及び排出ガスにおける水分含有量による影響を実験と数値計算によって調査した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
リアルワールドエミッション低減技術開発 加藤 美江・池本 雅里・塚越 崇博・西岡 寛真・川口 文悟(トヨタ自動車) リアルワールドの複合条件下,時々刻々と変化する交通流は運転操作を介してエンジン作動および触媒状態に影響を与え,結果として排出ガス特性を変化させる.そのため,交通と車両が適切に協調することでリアルワールドエミッションの更なる低減ポテンシャルが期待される.本研究では,V2Xを模擬した交通情報を既報のデジタルツイン環境で再現し,交通・車両協調が排出低減に寄与し得る効果を示す. |
| 2 | ◯ |
リアルワールドエミッション低減技術開発(第4報) 池本 雅里・今井 幸平・守山 恵太・塚越 崇博・西岡 寛真・川口 文悟(トヨタ自動車)・荒川 豊(九州大学) リアルワールドゼロエミッション実現には,パワートレーン・ドライバ・交通流の三位一体の開発が重要.本研究では,ドライバ運転操作によるエミッションを先読みし,ドライバへの行動変容働きかけによるエミッション低減効果を検証し,適切な働きかけによる環境配慮への意識変容とNOxの有意な低減を確認した. |
| 3 | ◯ |
100%電動駆動ハイブリッドパワートレインにおける再始動時触媒内酸素量検知によるHC,NOx浄化率向上 村上 浩一・諸星 篤史・坂田 知弘(日産自動車) 100%電動駆動ハイブリッド車でのエンジン再始動時の排出ガス低減を検討した.多段化した三元触媒システムでの各触媒の酸素吸蔵量の制御に着目し,触媒間に酸素センサを配置し目標空燃比を最適化した結果,前段触媒での迅速な酸素量消費と後段触媒での酸素量保持によりHC,NOx浄化率は大きく向上した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
脱炭素化に伴うエネルギー変革が2050年大気質に与える影響評価 安川 侑佑・山田 裕之(東京電機大学)・山田谷 佳明(茨城大学)・森川 多津子・早崎 将光(日本自動車研究所)・渡辺 宏江(日産自動車)・田中 光太郎(茨城大学)・岡山 紳一郎(モトリティ)・柴田 芳昭(大気環境総合センター)・木所 徹(トヨタ自動車) 第7次エネルギー基本計画に基づきカーボンニュートラルを実現する2050年の大気質シミュレーションを行った.また,その結果における自動車環境対策の有効性を示す目的で,テールパイプ,非テールパイプエミッションおよび両方に対する感度解析を行った. |
| 2 | ◯ |
自動車セクターにおける中長期シナリオ分析におけるCO2排出量と費用対効果の検討 金成 修一・平井 洋・北村 高明(日本自動車研究所) 自動車セクターを対象に2050年までのCO2排出量予測モデルを構築した.従来の車両単体対策だけでなく,交通流対策や自動車の最適利用も追加し,統合対策による費用算出を可能にしている.これをエネルギー基本計画に基づく複数のシナリオへ適用し,脱炭素化に向けた統合対策のCO2削減費用を詳細に検討した. |
| 3 | ◯ |
Effect of Fabrication Parameters on CO Oxidation Characteristics of Three-Way Catalyst Microparticles Membrane on Gasoline Particulate Filter Eugene Gatete・Tsuyoshi Nagasawa (Institute of Science Tokyo) This paper investigate effect of membrane fabrication parameters on CO oxidation for advanced gasoline particulate filters with three ways catalytic TWCGPF functionality. Using ultrasonic spray, TWC microparticles were generated at 700 and deposited onto GPF wall. CO oxidation were conducted to investigate catalytic performance of metal amounts and sintering temperatures. Comparing both two and four times precious metal loadings over standard TWC/GPF fired at 900, the light-off temperature T50 decreased the catalyst performance by 4.196 and 9.091 percent, however it led to an increase of CO conversion rate at full conversion temperature T100 by 33.984 and 32. 031 percent respectively |
| 4 | ◯ |
周期的再生式DPFを搭載したディーゼルエンジンにおける固体粒子数の排出挙動と評価法 志村 渉(自動車技術総合機構) 周期的再生式DPFでは,捕集効率の変動に伴ってSPN排出量が大きく変動し,特に再生直後は捕集効率の低下により,SPNの排出量とばらつきが増大する.本研究では,周期的再生式DPFを搭載した重量車用ディーゼルエンジンにおけるSPN排出挙動を評価し,認証試験においてSPN排出量を簡便かつ適切に評価する方法を提案する. |
| 5 | ◯ |
尿素SCRシステムを搭載した大型貨物車の使用過程における排出ガス性能の変化に関する研究 山本 敏朗(自動車技術総合機構) 尿素SCRシステム搭載大型貨物車に対して,15万km~50万kmと積算走行距離が増加する中で定期的にシャシダイナモメータ試験を実施し,同一車両の排出ガスデータを継続的に収集した.これを基に,使用過程におけるNOx,PM,N2O等の排出量から排出ガス性能の変化を把握すると共に変化の原因を探った. |
| 6 | ◯ |
DAC用ハニカム構造体の自動車への搭載可能性検討 佐久間 亮輔・金山 洸大・三浦 和人・豊嶋 秀幸・豊島 哲雄(NGK) DAC用ハニカム構造体の自動車搭載可能性検討のため,車両走行時の空気流動を模擬し,CO₂吸着挙動を確認した.走行条件と吸着速度の関係から適切な構造体容積および交換頻度等を検討した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
フリーピストンを用いた可変圧縮比システム 佐藤 智明(神奈川工科大学)・北原 立朗(湘南工科大学) 本研究は,シリンダー内に配置したフリーピストンにより,エンジン稼働中でも圧縮比を自在に変更できる新しい内燃機関システムを提案する.これによって,複雑な機構なしでアトキンソンサイクルを実現し,運転条件に応じた最適制御を可能とするとともに,新たな熱機関サイクル創出の可能性を示す. |
| 2 | ◯ |
小型2ストロークユニフロー掃気対向ピストンエンジンの研究 大槻 涼真(日本大学大学院)・荒岡 快・奥山 拓海(日本大学)・大川原 育未・山崎 良明(日本大学大学院)・飯島 晃良(日本大学) 近年,脱炭素化に伴いEVの普及が進む一方,航続距離や充電インフラ不足などの課題から内燃機関が再注目されている.こうした状況下で,従来設計とは異なる高効率エンジンの需要が高まっている.そこで本研究では,発電用エンジンに着目し,2ストローク対向ピストンエンジンの有用性について検討,評価を行う. |
| 3 | ◯ |
ハイブリッド車両のエンジン効率ベンチマーキングにおける測定手法の比較 Sukjoo Kim・Youngkuk An・Byungsoon Min(テナジ) ハイブリッド車両のエンジン効率は燃費性能を左右する重要な指標であり,競合車両の正確な評価は開発方向の選定に重要である.CAN通信取得トルクによる簡易推定法,燃料流量計と燃焼圧による算出法,車両接続状態でエンジンと変速機間にトルクセンサーを設置した実測法の三手法を比較し,測定精度と実用性を評価した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
リビルト部品製造工程の環境影響評価 花木 斗椰・山田 樹(富山県立大学)・早川 明宏・根津 俊大・藤田 光伸(NGP)・井上 全人(明治大学)・森 孝男・山田 周歩(富山県立大学) 従来のリサイクル部品の環境影響評価は,気候変動に対するGHG排出量に着目したものが主であり,多角的な環境影響の分析が不足していた.本研究では自動車のエンジン及び補機類を対象に,使用済み車の解体からリビルト製造に至るプロセスの環境影響を,LIME2を用いて評価し,各工程の影響と効果的な改善工程を特定した. |
| 2 | ◯ |
自動車CVTのリマニュファクチャリングを対象とした環境影響評価 一沢 直起(早稲田大学)・児玉 真吾・澤井 晶子(アイシン)・成田 浩(オーキス)・伊坪 徳宏(早稲田大学) 循環経済の実現に向け,CVTのリマニュファクチャリングにおける環境影響評価を行った.製造現場の詳細なプロセス調査に基づく実測データを用いてLCAを実施し,部材の再利用が複数領域の環境負荷および統合化された環境被害コストを大幅に抑制することを実証し,国内再生市場の発展に資する定量的基盤を提示した. |
| 3 | ◯ |
メカニカルリサイクルに伴うポリプロピレン中オリゴマーおよび添加剤の構造変化 塩路 浩隆・谷口 暢子・田村 俊・山中 亨(東レリサーチセンター)・橋本 陸・池上 亮(アイシン) 自動車用途においてポリプロピレン(PP)は主要な部品であり,そのリサイクルは重要である.リサイクルに伴うPPの変化を把握することは,バージン材との差異を理解するうえでも重要である.本研究では,メカニカルリサイクルに伴うPP中のオリゴマーや添加剤の構造変化について分析検討を行った. |
| 4 | ◯ |
ブラックマスの初期組成が湿式リサイクルにおける有価金属回収率に及ぼす影響 青木 靖仁・森脇 博文・伊東 知宏・八尋 惇平・辻 洋悦(東レリサーチセンター) 電動車両の普及に伴い,使用済みLIBリサイクルの重要性が高まっている.本講演では,初期状態の異なる2種類のブラックマスを用い,湿式プロセスにおけるNi,Co,Mn,Liの溶出挙動および不溶残渣の組成を比較し,有価金属回収率に及ぼすブラックマス初期組成の影響を検討する. |
| 5 | ◯ |
リユース部品生産におけるトラック解体工程モデルの一般化と環境影響評価 納村 青葉・北 和将(富山県立大学大学院)・早川 明宏・根津 俊大(NGP)・竹中 優一(トラックリファインパーツ協会)・藤田 光伸(NGP)・井上 全人(明治大学)・森 孝男・山田 周歩(富山県立大学) 自動車リサイクルにおいて,トラック解体工程は工場により異なり,標準的なモデルが存在しない.そのため,リユース部品活用による環境負荷削減効果の算出結果が工場ごとに異なる問題がある.本研究では,異なる2工場をおけるトラック解体工程モデルを一般化し,その環境影響を示す. |
| 6 | ◯ |
車載電池二次利用システムの長寿命化制御 楊 殿宇・伊沢 理加・永野 弘起(マツダ)・石丸 淳一・小川 明宏(中国電力)・瀬尾 宣英・村重 和宏・宇都宮 隆・藤川 叶夢・和田 信敬(広島大学) 車載用電池の二次利用は環境負荷低減の観点から期待されるが,複数電池で構成される二次利用システムでは電池劣化のばらつきにより最短寿命電池が全体寿命を制約する.本研究では劣化モデルに基づくモデル予測制御(MPC)による電力配分制御を構築し,外部電力要求を満足しつつシステム寿命を延長する手法を提案する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ドライビングシミュレータとブレーキHILS連成による車両運動性能予測 秋山 公太・井手 亮介・前田 義紀(トヨタ自動車)・武智 健太郎・河合 美紅(トヨタテクニカルディベロップメント) 本研究では,開発初期段階における車両運動性能の予測を目的とした統合評価環境を提案する.ケーススタディとして,跨ぎμ路におけるトラクションコントロール性能を評価した.本環境により,安定性と加速性能のトレードオフ解析が可能となり,実車試験への依存を低減できることを示した. |
| 2 | ◯ |
ボディ剛性が車両挙動に及ぼす影響に関する詳細タイヤモデルを考慮した車両運動シミュレーション 本田 晴樹・大下 晴矢・吉田 憲司(広島工業大学) 学生フォーミュラ車両を対象とし,ボディ剛性が車両挙動に及ぼす影響について,詳細タイヤモデルを考慮した四輪モデルによる車両運動シミュレーションを行う.転舵や制動の入力に対する過渡領域に注目し,ボディ変形によるタイヤの姿勢や荷重変化が車両挙動に及ぼす影響を明らかにし,必要十分なボディ剛性を定量的に示す. |
| 3 | ◯ |
車両運転時におけるシート動的支持性能の客観的・定量評価手法の構築 澁江 秀明(S&VL) 本研究は,車両運転時におけるシート性能を客観的・定量的に評価可能な新たな評価手法の確立を目的とする.ドライバの身体挙動およびステアリング操作力・把持力を統合的に計測し,シートの動的支持特性を指標化する枠組みを構築した.ドライビングシミュレータ実験によりシート特性差を捉え,本手法の有効性を示した. |
| 4 | ◯ |
Development of 3-wheel EV vehicle Durability Mode Through Local Measurement in India Seungyong Bae・Daejin Kim・Seongwoo Kim・Miyong Lee・Seungwan Son・Donghyun Ha・Damhyun Kim・Gyunam Park・Jaewan Kwon・Junwoo Chung (Hyundai Motor) The company is pursuing the development of a three-wheeled electric vehicle to enter the Indian market and has set securing durability performance as a key task. This study aims to improve vehicle design and verification efficiency by developing a TDP that reflects the driving conditions in India. It sets durability targets, sets road ratios, constructs routes, sensors, and measures. Accelerated durability testing scenarios were developed using competitor testing routes. Finally, three types of TDPs were constructed for the combined actual road, unpaved road, and Rig test conditions to establish a durability evaluation system. |
| 5 | ◯ |
車体横滑り角速度に基づく制駆動力配分制御による操縦安定性向上手法 馬塲 翔眞・澤瀬 薫・豊田 博充・古賀 亮佑・河合 一憲(三菱自動車工業) 電動車は高自由度・高応答な制駆動力制御により高い操縦性を発揮できる一方,悪路においてリヤ安定性低下の懸念がある.本課題に対し従来のヨーレイトフィードバック制御に車体横滑り角速度を一定範囲に収束させる新たな制御則を追加した.提案制御により悪路における車両安定性および操舵追従性の向上を確認した. |
| 6 | ◯ |
車両運動の線形域における減衰比制御 大久保 直人・小山 亮・本庄 史明(本田技術研究所) ヨーレートと横すべり角の定常ゲイン,ならびに固有振動数を変化させることなく,前後力による直接ヨーモーメントの付加により減衰比を任意に調整可能な制御手法を考案した.さらに,本手法により減衰比のみを変化させることを狙った制御の効果を,シミュレーションにより検証した. |
| 7 | ◯ |
積載条件を考慮したBEVトラックの運転・運動特性の解析 髙橋 和匡・鎌田 崇義(東京農工大学) 本研究は安全な車両制御システム開発のために,近年電動化が進む小型BEVトラックを対象として車両の運動特性を解析した.トラックはその用途から荷物の積載状態によっても運動特性が変化すると考えられるため,5つの積載条件を設定し従来の小型内燃機関トラックと小型BEVトラックの操舵に対する応答の比較を行った. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
MR流体減衰力可変ロータリーダンパーの開発と性能評価 花嶋 幸博(THK) 近年,車両運動制御の高度化により,減衰力可変ダンパーへの性能要求が高まっている.本研究では,ロータリーダンパーにMR流体を組み合わせ磁場印加することで,広範囲の減衰力制御と小型化を実現したMR流体減衰力可変ダンパーを開発している.今回,台上および実車で性能検証を実施したので報告する. |
| 2 | ◯ |
旋回時ジャッキング特性の理論的考察と台上実験検証 山本 真規(神奈川工科大学)・大木 幹志(トヨタ自動車) 定常旋回におけるジャッキング特性について,独立懸架式サスペンションだけでなく,トーションビーム式に代表されるリジッド系サスペンションも含めて理論的に考察する.また,路面入力の影響を受けない台上試験装置による実車実験手法を考案し,サスペンション形式とジャッキング特性の関係を検証する. |
| 3 | ✕ |
Development of an Edge Device and Cloud Environment for Replica Vehicle Implementation Seungwan Son・Daejin Kim・Seungyong Bae (Hyundai Motor)・Minchul Lee (ACEWORKS) To support the establishment of vehicle durability targets using data from a large fleet, an AI-based virtual sensor was developed to enable the creation of a replica vehicle. An Edge Device was implemented to provide an onboard development environment, built on the ROS framework, enabling machine learning model development using CAN RAW data and measurement data. These models facilitated the estimation of suspension transfer loads. Furthermore, a cloud-based development environment was constructed to support scalable data acquisition, model training, and load prediction, contributing to reliable and data-driven durability evaluation. |
| 4 | ◯ |
道路曲率・カントを考慮した大型バスの車両運動モデルに基づくPath Following制御 蟻田 知希・櫻井 亮輔・杉町 敏之・櫻井 俊彰・矢作 修一(東京都市大学)・籾山 冨士男・青木 啓二(先進モビリティ) バスの操舵制御では,車両特性を考慮した制御系設計が重要である.本研究では,道路曲率およびカントを考慮した大型バスの車両運動モデルを構築し,モデルに基づくPath following制御系を設計した.さらに,横風外乱を導入したシミュレーションを実施し,提案制御系の制御性能および横風環境下におけるロバスト性について評価した. |
| 5 | ◯ |
旋回中の自動二輪車を表す簡易モデルにおけるモード解析 平澤 順治(茨城工業高等専門学校) 自動二輪車の簡易モデルの確立を目的とした研究である.直立近傍での直進を前提にしたSharpの二輪車モデルで旋回中の解析を行うことに限界があるため,新たに基準ロール角で旋回する二輪車を元にモデルを構築,モード解析を行う. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
EPSシステムのピニオンギヤ支持構造に関する一考察 三好 尚(本田技術研究所) 本研究では,ダイレクトな操舵感を実現するため,EPSにおけるトーションバーを含むピニオンギヤの支持構造に求められる機械的性能を検討した.その結果,ピニオンギヤに作用する横荷重と変位の線形性がダイレクト感へ寄与度することが明確となったため,操舵感向上に寄与し得る新構造を提案する. |
| 2 | ◯ |
操舵系と車両運動の連成構造から見た等価操舵トルク特性が人による車両運動性能評価に及ぼす影響 石尾 隼(本田技術研究所)・安部 正人・久代 育生・山本 真規(神奈川工科大学)・鈴木 礼音(神奈川工科大学大学院)・山門 誠(神奈川工科大学) 制御を含む操舵系と車両運動を連成系として定式化し,非線形EPSアシストを含む場合にも内力を介して操舵系を1自由度に縮約できることを示した.さらに導出した等価操舵トルク特性を用い,これが人による車両運動性能の評価に及ぼす影響を,ドライビングシミュレータを用いて確認した. |
| 3 | ◯ |
タイヤ回転次数振動の位相結合構造に基づくロードインフォメーション再現加振手法の提案 鈴木 拓也(本田技術研究所) ステアバイワイヤ車両のロードインフォメーション再現を目的に,ステアリング走行振動を位相差解析した.タイヤ回転次数振動のサイドバンドがキャリアと180°の位相結合を持ち,振幅変調のFFT表現であることを発見した.本知見に基づくパラメトリック加振モデルにより,従来手法に対する信号再現性の向上を示した. |
| 4 | ◯ |
階層勾配法を用いたステアバイワイヤ転舵制御の開発 深井 怜・古市 崇・坪内 淳志(本田技術研究所)・澁江 秀明・村松 英行(S&VL)・岩村 誠人(福岡大学) ステアバイワイヤを搭載した車両の旋回安定性向上を目的に転舵制御を開発している.複数の最適化条件に対して安定的な最適化を可能とする階層勾配法により,旋回安定性の高い転舵量を導出することで制御を行う.本報では転舵制御への階層勾配法の適用手法とドライビングシミュレータを用いた初期評価結果を報告する. |
| 5 | ◯ |
自動運転の緊急テイクオーバーにおける位相進み補償を用いた予測的ハプティックガイダンスに関する研究 服部 貫世(広島工業大学大学院)・太田 利夫(広島工業大学) 自動運転システムからドライバーへの緊急操舵権限移譲では,認知遅れに伴う操舵の遅れが課題となる.本研究では,位相進み補償により予測的なステアリング操作を行い,それに伴う操舵反力を生成するシステムを提案する.また,この予測的ハプティックガイダンスがドライバーの認知遅れに与える効果を調査する. |
| 6 | ◯ |
複数の電子部品の電圧降下を考慮したアース配置検討 清野 賢子・駒田 匡史・鴫原 孝佳(トヨタ自動車) 操安性に関連する複数の電子部品の安定作動には,電圧降下を抑えたアース配置が重要である.本報では,実車ボデーシェルモデルに対して抵抗値計算を行い,複数アースにおける電流入力の組み合わせ条件下で生じるアース間電位差のばらつきと電圧降下を低減するアース配置の検討法について報告する. |
| 7 | ◯ |
データ駆動型ADRCに基づく車両横運動制御 矢作 修一(東京都市大学)・梶原 逸朗(北海道大学) 本研究では,車両横運動系を対象とした能動的外乱抑制制御(ADRC)のデータ駆動型設計法を提案する.提案手法は,所望の制御性能を実現するADRCを一組のデータから直接的に設計することが可能である.シミュレーションにより,本手法の有効性を検証し,良好な制御性能が得られることを確認した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
Parking-to-Parking自動運転に向けた市販車データに基づくクラウドソーシングの駐車場地図生成手法の検討 加藤 雄大・早川 和孝・岡部 寛(アイシン)・前川 敬介・長瀬 伊織(パナソニックアドバンストテクノロジー) 出発地の駐車区画から目的地の駐車区画まで公道および駐車場内を含めて自動走行する機能(Parking to Parking)を実現するため,本研究では市販車から収集されるセンサデータを活用した駐車場地図のクラウドソーシング生成技術を検討する.GNSSが利用困難な屋内・地下環境においても,複数車両の観測を統合することで幾何情報と意味情報を付与した地図を生成し,継続的な更新を可能とする.専用計測車両に依存しない低コストかつスケーラブルな地図構築方式の実現を目指し,提案手法の構成および有効性を検討する. |
| 2 | ◯ |
AVP向けクラウド型駐車場地図生成技術の開発 坂野盛彦 盛彦・酒井 貴大(日立製作所)・小笠原 佳伸・豊田 英弘(Astemo) Automated Valet Parking(AVP)向けに,クラウド型駐車場地図生成および高速自己位置推定技術を提案する.深層学習特徴とハンドクラフト特徴を併用するデュアルディスクリプタ地図により,高精度地図生成とリアルタイム自己位置推定を両立した.さらに地図の分割・統合生成により,大規模駐車場における実用性を実証した. |
| 3 | ✕ |
電動ウォーターポンプの形状設計を対象とした形状生成AI活用による最適化プロセスの構築と実務適用課題 茨木 優花(アイシン)・寺部 俊紀(トヨタ自動車)・北村 恭平・中井 祥平(アイシン) 電動ウォーターポンプを対象に,DeepSDFによる形状生成とサロゲートモデルを組み合わせた形状最適化手法を検討した.潜在変数と性能の関係を活用することで,新規形状の最適化と性能予測を実現した.本講演では,実務適用において顕在化した課題と今後の展望について報告する. |
| 4 | ◯ |
潜在空間を活用した性能起点型3D形状生成技術の研究 大竹 啓介・鈴木 啓晃・架場 勇介(ヤマハモーターエンジニアリング)・四條 清文・Hibbanurrohim Ibram Muhammad(アストライアーソフトウエア) 本研究では,潜在空間を用いた3D形状生成および設計支援手法を提案した.VAEと拡散モデルを融合した生成モデルを構築し,生成された3D形状に対するCAE解析結果を潜在空間上に対応付けることで,所望性能に基づく形状逆探索と新規形状創出の可能性を示すとともに,設計支援手法としての有用性を確認した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
任意走行ルートでの車両動特性予測へ向けた,実車走行ビッグデータ解析 岡本 真範(トヨタシステムズ)・樗澤 英明・吉村 知浩(トヨタ自動車)・Thomas Bernes Lasserre(Toyota Motor Europe)・長谷川 茂樹(トヨタ自動車) コネクティッドカーから収集した市場走行ビッグデータを用い,車種・地域・道路条件の違いによる車両動特性(車速・加速度等)への影響を分析した.本研究で得られた特性は,任意走行ルートにおける走行挙動の高精度予測,およびそれを活用した動力・燃費・耐久性等のシミュレーションへの適用が期待される. |
| 2 | ◯ |
機械学習を用いた車両旋回時における官能評価の定量化 金堀 凌也・清水 友博・杉山 諭・岡本 信・浅野 貴文・金子 隆(SUBARU) 車両運動性能の把握は官能評価に依存しており,設計・制御への定量的反映に多大な工数を要していた.そこで走行データと官能評点を用い,ランダムフォレストと特徴量空間の類似度評価を組み合わせた分析の自動化を実現.高評価挙動に対応する性能指標を短期間かつ再現性高く導出可能とし,設計効率化の基盤技術を構築した. |
| 3 | ◯ |
自動運転システムの安全性評価に向けた路上画像生成AIに関する検討 尾崎 信利・新国 哲也(自動車技術総合機構) 自動運転システムの安全性評価では,多様な交通状況をシステムが適切に認識できるかを検証する必要がある.一方,実環境データだけでは,評価に必要な場面を十分に網羅することが難しい.そこで本研究では,路上画像の物体検出AIの評価を想定し,画像生成AIを用いた評価シーンの生成手法について検討する. |
| 4 | ✕ |
数理最適化手法による試験スケジューリングの自動化 渡辺 敏博・吉本 博・寺部 俊紀・長村 雄也・阿部 淳一(トヨタ自動車)・鈴木 浩介・阪本 哲郎・生田 朋子(フィックスターズ) これまで熟練者の経験とノウハウに頼っていた試験計画業務に対し,誰でも短時間で最適な試験計画を立案できることを目指し,数理最適化手法を導入した.試験に必要な装置や人等を洗い出し,熟練者の暗黙知やルールを数式化することで,短時間での計画立案ができることに加え,試験実施のボトルネックの分析が可能となった. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ADAS ECUとメータ表示の整合性評価システム 髙野 博幸(日産自動車)・Anhtuan Ngo・Ducphong Nguyen(日産オートモーティブテクノロジーベトナム)・木田 知宏(不動技研工業)・丸田 大介(アクセンチュア)・常門 茂徳(日産自動車) ADAS ECU信号とメータ表示の整合性を自動で評価するHILシステムを開発した.カメラで取得したアイコン画像を画像認識し,ECU信号と同期して比較・判定する.メータ表示の多様複雑な表現を信号化しECU信号と同期比較することで単純化した.車両検証工程に投入し評価を行いテスト工数を削減した. |
| 2 | ◯ |
A Method for Time Error Correction in SIL Simulation Kyungnam Kim・Seungkyu Yoo・Hyunrak Ko・Sumin Park (Hyundai Autoever) Precise time synchronization is crucial in Software-in-the-Loop (SIL) simulations. Conventional Sleep () functions lack microsecond accuracy, while Spinlock causes severe CPU degradation. This study proposes a hybrid time-delay method achieving 1-microsecond precision while maximizing CPU efficiency. It dynamically combines a low-cost timer (Sleep) with a high-cost timer (Spinlock). Using Welford's online algorithm, the system calculates the Sleep timer's statistical execution error in real-time. To save resources, it utilizes Sleep initially, transitioning to Spinlock only when the remaining wait time falls below the predicted error, effectively eliminating time discrepancies. |
| 3 | ◯ |
Research on Interface Methods between Virtual IP Models and Simulators in SIL Environments Jaekyung Kim・Kyungnam Kim・Subin Jung・Haram Park (Hyundai Autoever) In SIL environments, integrating virtual IP models with simulators using FMU standard causes performance degradation. This paper proposes direct interface approaches without FMU wrapper, defining optimized interfaces for data exchange and time synchronization. Experiments demonstrate reduced latency and increased throughput compared to conventional FMU-based approaches. |
| 4 | ◯ |
Development of a Parallel Level 4 Virtual Electronic Controller Unit Verification Platform Based on Cloud Infrastructure Daeki Kim・YoungMo Lee (Hyundai Autoever)・HanSeung Myoung (Hyundai Motor)・Sunghoon Woo (Hyundai Autoever) Conventional on-premises Level 4 virtual ECU verification has bottlenecks due to limited computing resources. This research proposes a parallel verification platform using cloud infrastructure. The platform executes multiple virtual ECU instances simultaneously in a distributed computing environment and processes verification in parallel according to software requirements. This reduces verification execution time and enables collaborative verification across multiple countries and departments. The results are expected to improve verification efficiency in automotive software development and shorten the development, verification, and deployment cycle. |
| 5 | ◯ |
Intelligent Fault Injection Scenario Generation Using Level 4 Virtual Electronic Controller Unit and Verification Efficiency Enhancement YoungMo Lee・Daeki Kim・SungHoon Woo (Hyundai Autoever) Manual fault injection scenario in Level 4 virtual ECU verification causes omission, redundancy, and inefficient resource allocation. This research proposes a methodology to automatically generate fault injection scenarios from functional safety requirements using AI. The methodology analyzes ISO 26262 requirements through machine learning and generates scenarios to enhance verification coverage. A priority determination algorithm eliminates redundancy and optimizes verification sequence, reducing verification time while expanding coverage. The results are expected to automate functional safety-oriented Basic Software verification, improve development processes, and reduce human errors. |
| 6 | ◯ |
Development of a TC39x TriCore Instruction Set Simulator for AUTOSAR OS QTDD ELF Verification Using AI-Assisted Methodology Sunghoon Woo・Daeki Kim・Youngmo Lee・Kyungnam Kim・Jaekyung Kim (Hyundai Autoever) This paper investigates whether AUTOSAR OS test ELFs can be executed on a SystemC ISS for the Infineon TC39x using AI-Assisted Methodology. The ISS implements six TriCore v1.6.2P cores with CSA chain, trap/interrupt handling, and 30 peripheral stubs (STM, MPU, MULTICAN, CAN-XL, GETH, FlexRay, ASCLIN etc). Completeness was improved via AI-driven datasheet analysis, MCAL sample code-based hardware modeling, and AI-assisted AUTOSAR OS boot register implementation. Key challenges -CSA linked-list reconstruction and 2-/6-core boot synchronization- were resolved under human knowhow. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
シリーズハイブリッド自動車における勾配予見を用いた予測型バッテリー充電制御システムの構築 阿部 雄飛・清水 隆寛・中上 飛河・新川 真生・草鹿 仁(早稲田大学) 本研究では,道路勾配情報を用いた予測型バッテリー充電制御システムをシリーズHEVに対して構築した.登坂時にバッテリーを積極的に使用し,降坂時の回生エネルギー回収を最大化する制御を提案した.実車データに基づく同定シミュレーションモデルにより評価した結果,回生エネルギーの増加および燃費の向上が確認された. |
| 2 | ◯ |
Efficient Kalman Filter-Based Battery Pack SOC Estimation Using Bar Delta Filtering Seyedmehdi Hosseininasab・Changwei Lin・Lennart Bauer (FEV Europe)・Tsuyoshi Horiba・Yasutaka Ikawa (FEV Japan) Accurate estimation of SOC in lithium-ion battery packs is essential for safe reliable and optimized BMS in electric vehicles and energy storage. This study presents an efficient framework combining a lightweight Kalman filter with the Bar-Delta method for series-connected LFP cells. A simulation model with realistic cell-to-cell variations evaluates performance. The method estimates pack average SOC and cell deviations with lower computational cost. Results show comparable accuracy to full Kalman filtering while significantly reducing computation, enabling real-time embedded applications. It is suitable for resource-constrained hardware and scalable pack monitoring deployments today. |
| 3 | ◯ |
Comparison of IR, EKF, and NARX Estimators for Battery SOC and Voltage Prediction Across EV Pack Sizes Alessandro Massimo Bertucci・Xinwei Li・Ratnak Sok (Waseda University)・Keiki Tanabe・Goro Iijima (Mitsubishi Fuso Truck and Bus)・Jin Kusaka (Waseda University) This study compares Internal Resistance (IR), Extended Kalman Filter (EKF), and Nonlinear Autoregressive with Exogenous Inputs (NARX) estimators for battery state-of-charge and terminal-voltage prediction across S, M, and L electric-vehicle battery pack configurations. On regular-temperature JE05 measured logger data, IR and EKF achieved similar SOC accuracy but poor voltage reproduction, especially for the L configuration. NARX achieved higher joint SOC and voltage accuracy on the same data. Cold-chamber NARX results were separated by driving cycle, showing strong performance for 50 km/h and 80 km/h cases, while JE05 at -25 degC remained the most difficult voltage condition. |
| 4 | ◯ |
ビッグデータと生成AIを活用した市場環境における電池負荷予測技術 波頭 佑哉(マツダ) 電動車両のLiBでは,実際のユーザーの車両の使い方において,劣化や熱暴走に対する信頼性の確保が求められる.そこで市場のビッグデータと生成AIを活用し,ユーザーの使い方の特徴を再現した走行シナリオを生成する.そして,生成したシナリオと1Dモデルを用いて,市場で想定される電池の負荷強度を評価する手法を構築した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
LFPセル電気化学モデルの高精度化に向けた計測ベースのモデル構築 長谷川 貴俊・宮﨑 亮太朗・高橋 壱尚・荒木 謙吾・江嶋 睦仁(IDAJ)・辻 洋悦・森脇 博文(東レリサーチセンター) 電池を用いた製品開発では電気化学モデルの活用が進む一方,必要パラメータの取得法が十分に整理されず,電気化学パラメータが調整項として扱われる課題がある.本取り組みでは計測に基づいた詳細な電気化学モデルの構築を行い,その価値と必要性を示す. |
| 2 | ✕ |
等価衝突性能条件でのアルミニウム合金製および鋼製BEV用電池パックの環境負荷評価 竹中 峻・仲村 宗起・鎮西 将太(神戸製鋼所)・吉野 初美(コベルコビジネスパートナーズ)・濱田 和幸・渡辺 憲一・吉田 正敏(神戸製鋼所) 環境負荷低減への期待の高まりを背景に,電池パックには衝突安全性の確保と環境負荷低減の両立が求められている.本研究では,アルミニウム合金および鋼構造の電池パックを対象に,同一車体条件下で等価な衝突性能を満たすよう設計を行い,重量およびライフサイクルにおける環境負荷を評価した. |
| 3 | ◯ |
アノードフリー全固体電池のサイクル耐久性向上に向けた取り組み 中川 嵩・和泉 享兵・氏家 俊太郎・楠下 颯・長嶺 健太(本田技術研究所) アノードフリー全固体電池の劣化解析,および,負極集電箔の仕様改良による充放電サイクル耐久性の向上について,報告する. |
| 4 | ✕ |
レーザ照射法を用いたリチウム析出セルにおける熱暴走および熱連鎖挙動の評価 小鹿 健一郎(自動車技術総合機構)・釣賀 英樹(電気安全環境研究所)・森田 朋和(東芝)・本多 啓三(電気安全環境研究所) 本研究では,レーザ照射法を用いてリチウム析出セルの熱暴走および熱連鎖挙動を評価した.単セル試験により熱暴走の発生特性を比較するとともに,隣接セルとの組合せによる熱連鎖試験を実施した.その結果,リチウム析出の存在は熱暴走の誘起を促進し,熱連鎖の発生を助長することを明らかにした. |
| 5 | ◯ |
リパーパスを模擬した組電池のサイクル劣化過程における非破壊診断を用いたSOH・セルバランス推定 森田 朋和(東芝)・小鹿 健一郎(自動車技術総合機構)・釣賀 英樹・本多 啓三(電気安全環境研究所) 劣化履歴の異なるセルにより構成されたリパーパスを模擬した組電池を作製し,サイクル劣化試験を実施した.組電池および各セルのSOHとセルバランスを推定する非破壊診断として充電曲線解析およびセルOCV-SOCに基づく推定手法を用いて組電池の劣化状態推定し,組電池実測容量と比較して推定精度を評価した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ✕ |
FCシステムシミュレータによるFCセル用接着シートの市場耐久性予測 市川 亮輔・荻原 直貴・紺野 周重(トヨタ自動車)・小林 恭平・渡部 誉之(東洋紡) 燃料電池(FC)技術の多用途展開を目指す上で,耐久要求のシビア化に対する最適設計が求められる.FCセルのシールおよび絶縁機能を担う接着シートの加水分解を例に,走行中のFCセル内発電分布を非定常計算できるFCシステムシミュレータにストレスとストレングスの概念を統合することで,耐久予測技術を構築する. |
| 2 | ✕ |
ECMS-based Energy Management Strategy for a Hydrogen Fuel Cell Hybrid Yard Tractor Juhan Lee・Beomho Lee・Taeho Park・Dohyun Park・Janghyeok Won・Deokjin Kim (Korea Automotive Technology Institute) Hydrogen fuel cell (FC) hybrid powertrains are a zero-emission option for port yard tractors (YTs), whose high peak power, low average power, and frequent start-stop operation challenge battery-electric solutions. A software-in-the-loop (SILS) model of an FC hybrid YT-80 kW FC stack, 90.7 kWh battery, 310 kW motor-is built in MATLAB/Simulink with IPG TruckMaker. A representative duty cycle from 191 in-service trips shows 22 kW average and 232 kW peak power. The baseline rule-based supervisor yields bimodal FC operation, motivating a proposed ECMS with a PI-based adaptive equivalence factor to shift FC operation into its high-efficiency region while sustaining charge. |
| 3 | ◯ |
ポーラスリブGDL/MPLを組み込んだ水冷FCスタックの製作と性能評価 布川 拓未・宮田 愛子・恩田 拓実(SUBARU)・那須 三紀(エノモト)・内田 誠・渡辺 政廣(山梨大学)・吉村 尚秀(SUBARU) 燃料電池セパレータの加工コスト低減とセルの体積出力密度向上を狙い,ポーラスリブGDL/MPLを用いた本格的な水冷燃料電池セルを作製.さらに複数枚を重ねてショートスタック化した.これに対する発電試験結果と効果について報告する. |
| 4 | ◯ |
小規模デバイス向け水素吸蔵合金による水素貯蔵・利用に関する実験的研究 加藤 颯太(埼玉工業大学大学院)・小松 輝・髙坂 祐顕(埼玉工業大学) 現在,自動車や重機を代表にあらゆるモノの水素化が進められている.その水素の貯蔵には圧縮水素を用いる方法が主であるが,高圧での貯蔵になるため一般の利用は難しい.本報では,常温・常圧で大量の水素を貯蔵可能な水素吸蔵合金を利用した小規模デバイス向けの水素貯蔵容器の作製し,その特性を調査した結果を報告する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
分系のモードエネルギー寄与度解析を利用した大減衰系の連成の解明 平岩 大知(岐阜大学大学院)・松村 雄一(岐阜大学)・橋岡 正人・駒田 匡史(トヨタ自動車) 高減衰系の任意の周波数における定常応答に対する各分系のモード寄与をエネルギー量として定量的に分析する手法を開発した.本分析法を,ロードノイズの発生要因となる振動を簡易的に再現可能な有限要素モデルに適用し,その有用性を検証した結果を報告する. |
| 2 | ✕ |
Full-Field Measurement of Transient Tire Vibrations Using Digital Image Correlation and Dynamic Mode Decomposition Hailemichael Solomon Addisu・Yuki Kato (Kochi University of Technology) Accurate measurement of transient tire vibrations is essential for vibration design and noise evaluation. However, conventional contact sensors are difficult to use on operating tires and offer limited spatial resolution. Image-based methods, such as digital image correlation (DIC), enable full-field structural measurements, but suffer from high-frequency noise and limited subpixel accuracy. To overcome these issues, this study integrates DIC with dynamic mode decomposition. The proposed framework was validated by 2D-DIC on an aluminum cantilever beam and then applied to 3D-DIC measurement of tire tread blocks. |
| 3 | ◯ |
自動車用ディスクブレーキにおけるHot Judderの発生メカニズムに関する実験的研究 佐田 賢也・中江 貴志・劉 孝宏・北村 純一(大分大学)・鈴木 剛・小関 拓朗・池田 英明・堀井 孝紘・野口 哲弥(曙ブレーキ工業) 自動車用ディスクブレーキにおいて,高速制動時にHot Spotと呼ばれる熱の縞模様が発生し,これに起因してHot Judderと呼ばれる振動が車両に生じる.著者らは,本現象の発生メカニズム解明を目的としてダイナモ試験機による実験的検証を行い縞模様は発生と減衰を繰り返し,時間経過とともに数が増加することを明らかにした. |
| 4 | ◯ |
等速ジョイント起因による走行時車両振動の予測方法の構築 平田 淳一・鈴木 大輝・藤原 秀人(NTN) 等速ジョイントに起因する走行時車両横揺れを対象に,6自由度仮想点を用いたコンポーネントベースTPAを適用し振動伝達経路の寄与を調査した.調査結果をもとに車両評価点における横揺れ加速度の簡易予測式を構築した.機構解析で求めた等速ジョイントの誘起スラスト力を用いて予測値を計算し,実測値と比較した. |
| 5 | ◯ |
ステアリング異音開発におけるリアルタイム音予測システムの適用 原 啓志・深澤 浩希・武藤 秀和・姫野 信幸(エステック)・中村 光孝・石尾 隼(本田技術研究所) ステアリング異音開発で評価のフロントローディングを実現するため,入力の微細な違いによって生じる音の変化を把握可能な台上評価環境が求められている.そこで,伝達経路解析技術を用いてリアルタイムに完成車の音を予測して,試聴可能なシステムを構築し,ステアリング異音開発に適用した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
交通環境が搭乗者にもたらす心理的負担要因の探索と評価 淺井 二千夏(セールスフォース・ジャパン)・岩井 律子(理化学研究所)・熊田 孝恒(京都大学) 近年自動運転技術の発展は著しい一方,搭乗者の主観的快適性については十分ではない.そこで本研究では,搭乗者に心理的負担を喚起する交通環境の探索的整理を行った後,自然言語処理及び大規模言語モデルを用いた質問紙自動生成の提案,構築された心理的負担尺度と搭乗者のパーソナリティ特性との関連性の検討を行った. |
| 2 | ◯ |
自動運転車における前景からの視覚刺激が乗員の乗り心地評価に与える影響 佐津 佑弥(近畿大学大学院)・樹野 淳也(近畿大学)・石松 一真(滋慶医療科学大学大学院)・前田 節雄(ノッティンガム・トレント大学) 自動運転車を模擬したドライビングシミュレータ実験を用いて,フロントウインドウ及びサイドウインドウに風景とは異なる情報を提示した際の乗り心地評価への影響を調査する実験を行った.その結果,同一の振動条件下であっても,前景からの視覚刺激の違いによって,乗り心地評価が変化する可能性が示唆された. |
| 3 | ◯ |
電気自動車室内音質の客観評価法(第2報) 藤井 謙弥・鳥居 建史(本田技術研究所) 筆者らは電気自動車の室内音質を定量化するための検討を進めている.前報では,車室内の電動パワートレインノイズを対象とした音質評価指標を開発した.これを踏まえ,対象を車室内音全体へ拡張した新たな主観評価実験を実施した.本報では,その結果を示すとともに車室内音質を総合的に向上するために重要な音質要素を明確化する. |
| 4 | ◯ |
電気自動車室内音質の客観評価法(第3報) 鳥居 建史・藤井 謙弥(本田技術研究所) 筆者らは,これまでに電気自動車室内の音質向上には,ラウドネスおよび電動パワートレインに起因するトーナルノイズの低減が重要なことを示し,各々に対応した客観評価指標を開発した.本報では,これらの妥当性をエキスパートによる主観評価実験により検証するとともに,車両ごとの音質差異を可視化する音質マップを提案する. |
| 5 | ◯ |
走行状態の時間履歴を考慮した運転負荷に基づくエンジン音評価の認知構造分析 菅沼 真一(中央大学大学院)・長江 新平(日産自動車)・戸井 武司(中央大学) 公道走行データを用いた車両情報を説明変数とするエンジン音評価推定モデルにおいて,前報で走行状態の時間履歴の影響を把握した.今回ドライビングシミュレータを用い,走行環境および運転条件を変えて評価することで運転負荷を変化させ,時間履歴の影響変化を検討し,エンジン音認知構造を分析した. |
| 6 | ◯ |
NV官能評価の定量化システム開発による車両ドライバビリティ向上への貢献 木本 博行・力武 俊介・矢野 正雄・山北 悠太・信原 邦啓・吉村 仁(トヨタ自動車) 車両の操安/静粛性,質感向上にNV解析とその評価は重要であるが,人によらない識別/判断をすることは困難であった.我々は内製データ解析統合システム「WAVEBASE」を開発適用し,ドラビリ/操作質感向上への除電効果を明確にした. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ✕ |
第三世代100%電動駆動ハイブリッドパワートレインを搭載した新型コンパクトSUVの静粛性開発 関根 立弓・松永 亮・宮川 隆行・金山 雅弘・森 行広(日産自動車) すでに市場に投入されている第一世代,第二世代e-POWERはEVの様な静粛性が受け入れられ,好評を得ている.発電特化型エンジン(HR14DDeエンジン)と5-in-1システムを組み合わせることにより,高効率かつ低騒音性能を両立させた第三世代のe-POWERユニットを開発した.今回,静粛性の観点から,e-POWERの進化と第三世代e-POWERを搭載した新型コンパクトSUVの静粛性開発について報告する. |
| 2 | ◯ |
完全電動駆動システムを搭載した新型ミニバンの車内騒音低減技術 生井 裕樹・岡田 和久・森 行広(日産自動車) 高効率と低騒音を両立させた第三世代e-POWERユニットを搭載した次期型ミニバンの静粛性向上技術を紹介する.高剛性プラットフォームと高性能な防音材の採用により,クラストップの静粛性を実現した. |
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エンジン騒音とロードノイズに対応した次世代アクティブ・ノイズ・コントロール技術紹介 會見 春奈・生越 渉・越智 大輔・岡田 和久・森 行広(日産自動車) 従来日産で採用しているアクティブ・ノイズ・コントロール(ANC)はエンジン爆発次数のこもり音を低減する,単一周波数に対応したシステムであったが,新型ミニバンではエンジン発電時騒音とロードノイズの両方に対応したブロードバンドANCを世界初採用している.本講演では,高性能なANCを実現するための考え方などについて発表する. |
| 4 | ◯ |
Test Method for Unification and Luxury of Operating Interior Electric Curtain Noise Sangkyun Ahn (Hyundai Motor) Recently, the electrification of indoor parts has been rapidly progressing. In order to develop a sense of unity, luxury, and differentiation by utilizing statistical techniques, we intend to present new development criteria by matching noise measurement factors with emotional variables. Through this evaluation method, we intend to provide differentiated interior sound sensibility to our customers. This study was conducted in The order of developing emotional quantification factors and securing noise measurement and emotional data in Section 2.1, verifying significance factors through statistical analysis in Section 2.2, and establishing guidelines for differentiation, luxury, and uniformity in Section 2.3. Finally, the actual project verification was conducted through the Genesis large flagship SUV in Section 2.4 |
| 5 | ◯ |
A Study on Vibration Devices for Vehicle Interior Applications SeokHwan JI (KOMOS) The automotive industry is developing technologies to improve driver convenience and safety through autonomous driving and in-vehicle interface systems. Interest in haptic systems using vibration motors has increased. This study investigates the structural and performance characteristics of vibration motors for vehicle interior applications. The motors must ensure stable vibration transmission, low noise, structural reliability, and proper thermal characteristics within limited spaces. Therefore, stiffness, noise, heat generation, strength, and sensitivity characteristics were analyzed and evaluated to verify the performance of vehicle interior vibration motors. |
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| 1 | ◯ |
クロスドメインモデルを用いた大域的な設計最適化を実現するMBD手法の開発 内海 碧人・高橋 成光・小嶋 麻由佳・清野 昌之(日産自動車) 本発表では第1報(FY26春季自技会)にて報告した「クロスドメインモデルCAEM(Collective Automotive Engineering Model: 燃費性能,操安性能など,大きく物理ドメインが異なる複数の性能領域が統合したモデル)」から得られる結果を用いた複数性能間のトレードオフを考慮する車両全体設計における多変量最適化の適用事例について報告する.車両全体設計において設計変数やモジュールの選定の最適化が可能であることを確認した. |
| 2 | ◯ |
クロスドメインモデルを用いた大域的な設計最適化を実現するMBD手法の開発 高橋 成光・内海 碧人・清野 昌之(日産自動車) クロスドメインモデルを活用した大域的な最適化はエンジニアに要求する知見や判断スピードが膨大になり,人間の能力が律速となっている.そのため,LLMと人間両方からの知見へのアクセスや解析の実行を前提とし,データおよびインターフェイスを構造化することでエンジニアリングの効率化を実現した. |
| 3 | ✕ |
CAE×AIを活用したブラケット設計の効率化 河村 樹人・寺部 俊樹・神庭 千佳・大河 誠・佐野 拓生(トヨタ自動車) ブラケット設計ではNV,熱応力等の複数性能を同時に満たしつつ,設計期間を短縮する必要がある.しかし従来のCAEを用いた設計手法は試行回数に依存するため設計期間短縮は難しい.本研究ではサロゲート,形状生成AIをCAEと組み合わせ,エキマニ用ブラケット設計の探索を高速化し,その効果と運用課題を報告する. |
| 4 | ◯ |
製造制約を考慮した骨格断面生成による設計空間探索手法の開発 石外 哲也・新谷 浩平・谷口 真潮・園 智仁・山中 翔・森田 隼太(トヨタ自動車) 近年,開発期間短縮に向け,形状最適化や機械学習の活用が検討されている.しかし,車体骨格部品を製造可能な範囲で生成し,有効な設計候補を複数提示するプロセスは未確立である.本稿は平坦部と曲率部で構成される実際の部品形状を生成する手法を開発し,効率的に設計案を提示するプロセスを提案する. |
| 5 | ◯ |
少数サンプル学習サロゲートモデルによるEVバッテリープレートの材料・形状同時最適化 齋藤 博之・道下 孝之・河尻 耕太郎(エイゾス) 放熱性能を担うEVバッテリープレートの設計では,熱および強度特性を同時に満たす必要がある.本検討では,少数サンプル学習で構築した高精度な熱・構造物理場予測サロゲートモデルを活用し,リアルタイム予測および材料・形状同時最適化を可能にする手法を示す. |
| 6 | ✕ |
Target Cascading of Tire Performances using Machine Learning Yeonsang Yoo (Hyundai Motor)・Benjamin Schaefer (RWTH Aachen University)・Yongdae Kim・JinSil Kyeong (Hyundai Motor) The automotive industry is shifting towards Model-Based Systems Engineering (MBSE) to manage increasing complexity in development. However, virtual tire development has a significant limitation: setting tire performance targets in early stage is difficult without physical testing. To overcome this situation, this study proposes a Target Cascading (T/C) process to derive tire performance targets directly from vehicle performance requirements and validated the process. Previously developed performance prediction models were improved for refined T/C process. Additionally, a GUI was developed to integrate the prediction models and T/C process for user convenience. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
データ同化によるスポット溶接破断予測モデルの特性推定手法の開発 伊藤 里沙子・石橋 慶輝・佐藤 太一・登坂 泰浩(日産自動車) CAEによるスポット溶接の破断予測は,従来は溶接部に作用する荷重を評価指標としてきたが,破断起点となる熱影響部の複合入力による応力状態を再現するより詳細な溶接部モデルが提案されている.しかし,試験による熱影響部の特性取得は容易ではないため,本報ではデータ同化により材料・破断特性推定を試みた. |
| 2 | ◯ |
簡易鋳造解析による衝突解析でのアルミダイキャスト部品挙動再現性向上の検討 深川 健一朗(本田技術研究所) 近年車体への適用検討が拡大しているアルミダイカストは物性分布があり,衝突解析再現性向上にはその反映が重要となる.分布予測手法は鋳造解析等があるが,開発初期での実施難度が高い.本研究では開発初期でも実施可能な,簡易鋳造解析による物性分布予測と衝突解析への反映手法の検討を行った. |
| 3 | ◯ |
Trimmed Solidを用いたIsogeometric解析による破断解析に関する研究 西 紳之介・内藤 正志(本田技術研究所)・清水 則雄(JSOL) Trimmed Solidを用いたIGAは,複雑形状でもモデリングが容易であり,高次基底関数を用いた高精度な解析が可能なため,アルミダイカスト部品をはじめとする厚肉部品への適用が望まれる.本稿では,LAS要素を取り入れたTrimmed Solidを用いてアルミ部品の破断解析へ適用し,実機比較を通してFEMソリッド要素からの有用性について議論する. |
| 4 | ◯ |
線形座屈解析を用いた衝突部品の最適形状導出 揚場 遼・樋貝 和彦・新宮 豊久(JFEスチール) 電動化により高まる衝突部品への性能要求と自動車開発期間の短縮に対応するため,部品の形状最適化技術が有用である.一方,衝突解析は計算コストが高い非線形解析であり形状最適化とは相性が悪い.本研究では,線形解析により求められる座屈耐力を目的関数とすることで,衝突部品に対応する最適化手法を開発した. |
| 5 | ◯ |
A study on securing Torsional Stiffness in the Early Design Stage to Enhance Chassis Frame Durability Namjin Kim・Gunwoo Nam・Geonhee Cheon・Eunsu Jang・Soosang Yoo・Hyun Sung・Jungsub Kim (Seojin Industrial) Torsional loads during driving significantly impact the fatigue life and durability of a chassis frame. This study analyzes the correlation between torsional stiffness and durability performance. Initially, 1D element based analysis identified main design parameters regarding cross sections and thickness. These parameters were validated using a 2D flexible body finite element model for precise stiffness verification. Finally, durability analysis confirmed that increased stiffness effectively reducing stress and extends fatigue life. These results indicate that securing structural stiffness during the early design stage is critical for enhancing overall durability. |
| 6 | ✕ |
A Study of the Durability analysis method considering various contact conditions JinHee Jang (Hyundai Motor)・DongJun Kim (Cadence)・MoonHo Yang (Hyundai Motor) The durability performance directly related to safety is an item that must be satisfied. Because endurance testing requires a lot of cost and time, it is very efficient to evaluate simulation before testing. In this study, we examined the application of Nastran's recently developed Glue contact technology to the durability analysis of chassis components. And we developed a method to apply residual stress such as bolt pre-tension and pipe interference fit. Since the method implemented in this study can be used to study various boundary conditions in durability analysis. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ✕ |
インパネ触感の摩擦計測,および指表面可視化による高触感要件の特定 山岸 和輝・西城戸 蘭・髙橋 巧朋(マツダ) 内装材などタッチポイントの触感は個人差が大きく,設計要件は熟練者の経験則に依存し定量化が困難である.本研究では被験者数十名に対し,触動作中の摩擦計測を行い,一部の指表面では可視化を行った.これらの結果から,摩擦現象解明と統計的評価により,感覚を物理量に紐づけを行ったので,この内容を報告する. |
| 2 | ◯ |
Pre-verification of the development of the deco bezel specification steering wheel through analysis Dongmin Kim (KOMOS) When manufacturing automotive steering wheels, a high defect rate occurs during the manual leather stitching process. Therefore, we developed a steering wheel with a deco bezel specification that eliminates this manual leather stitching process to reduce the defect rate and allows for the application of a high-end design to the front of the steering wheel. Accordingly, this study pre-verifies the issues encountered during the development of the deco bezel specification steering wheel through analysis. |
| 3 | ◯ |
A Study on Partition Layouts for Configuring Independent Spaces in Vehicles Jiseob Park (Hyundai Motor)・Jaemoon Jung (SeoYon E-Hwa) This study proposes a partition layout for creating independent spaces in autonomous vehicles. Based on aircraft full-cover partitions, the design was redefined to suit limited vehicle interiors. A console-type partition was developed and evaluated through usability testing. The optimized design integrates a variable armrest, cup holder, smartphone mount, and PDLC film. The results verify its feasibility for improving privacy, convenience, and spatial independence in autonomous vehicle interiors. |
| 4 | ✕ |
The Development of Active Air Skirt for reducing Drag Force Jinyoung Yoon・Soobok Kim (Hyundai Motor)・Jaesup Byun・Jangho Kim (hyundai Mobis) There are various active air flaps, active rear spoilers, and active deflectors, which are various active aerodynamic devices to improve the aerodynamic performance of electric vehicle. This technology is an active air skirt that improves the air resistance of the front wheel tire by controlling the air flow in the front lower part and improves the air flow to the rear, and is deployed/stored according to the vehicle speed. As a result of conducting a wind tunnel test by applying it to a real vehicle, the effective CD (coefficient of Drag) value was confirmed, and mass production feasibility was confirmed through robust design of the actuator and operating mechanism. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
塗膜のミリ波透過性能に対する予測モデルの構築と影響因子の解明 小湊 裕允・山川 啓介・落合 洸矢・奥木 友和・松井 寛杜・桂 大詞(マツダ)・山本 崇史(工学院大学)・平野 拓一(東京都市大学) 意匠性とミリ波透過性能を高次元で両立可能な高機能バンパー部材の技術開発を進めている.ミリ波透過を阻害する塗膜内部の金属製光輝材の配合要件を効率的に導出するため,本研究では,透過性能を実用的精度で予測可能な数値解析モデルを構築し,光輝材が透過性に及ぼす影響因子を明確化した. |
| 2 | ◯ |
ステレオカメラにおける画像拡大率を利用した基線方向の三次元測定 城戸 英彰(日立製作所)・入江 耕太(Astemo) 魚眼ステレオカメラシステム向けに,基準方向における3次元距離測定手法を提案する.本手法では平面面仮定の下で画像拡大率を用いて距離を推定する.数値シミュレーションおよびCGを用いた実験により,入射角が90度に近い場合,従来の視差ベースの測定と比較して精度の向上が得られることが示された. |
| 3 | ✕ |
Feasibility of Embedding a Mini-LED Module in Laminated Glass for Automotive Lamp Applications Sang Heon Wang・Nak Kyoung Kong・Kyung Hwan Kim (Hyundai Motor)・Jun Ho Bang (KCC Glass)・Jina Lee・Dong Hoon Cha (Seoul Semiconductor) This study investigates the feasibility of a laminated-glass-integrated Mini-LED module for automotive lamp applications. A Mini-LED sample was embedded in laminated glass using a conventional automotive lamination process. Luminance comparison before and after lamination and high-temperature reliability tests were conducted to evaluate process compatibility and durability. The embedded module showed limited luminance change after lamination and satisfied predefined evaluation criteria after reliability testing. These results indicate the applicability of laminated-glass-integrated Mini-LED modules to future automotive lamp systems. |
| 4 | ✕ |
Research on Lamp System for Vision Sensor Byoungsuk Ahn・Hyungsun Kim (Hyundai Motor)・Jungsub Lim・Hyunchang Hwang (Hyundai Mobis) This study investigates the effect of high-definition micro-LED (HD) beam control on camera-based lane detection under nighttime driving conditions. Conventional low and high beam was compared with an HD adaptive lighting system across various road environments. Conventional lighting reduced lane recognition accuracy, particularly on curved roads and near reflective structures that induced glare. In contrast, the HD module enhanced lane visibility through precise light distribution control and maintained more stable recognition performance. These findings suggest that HD adaptive lighting may improve vision-based ADAS perception and enhance nighttime driving safety. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
BGAはんだ接合の信頼性設計への検討と対策 西森 久雄・武藤 潤・柴田 靖文(トヨタ自動車) 電子部品の高機能化では外観検査できないBGAはんだ接合を同一基板上に多数実装する設計となり,故障モードを理解した製品設計と製造工程で品質を作りこむ必要がある.BGAはんだ接合状態を非破壊と破壊解析により把握し,製造品質を含む信頼性の高い設計に向け,国際規格も活用した検討内容について紹介する. |
| 2 | ◯ |
プリント配線板製造品質向上に向けたAIと統計学的手法を用いた製造管理アプローチ 成田 隼翼・堀川 敦・上野 智之(日産自動車) 自動車の電子化が進み,プリント配線板には更なる高度化が求められ,その実現には高い製造品質が望まれる.そこで,製造管理を閾値管理から分布管理に変更する事で,品質と効率を両立する手法を検討した.本研究ではAI,MLの高い演算能力を用いてベイズ推定を適用し,早期の推定分布作成と外れ値判定のプロセスを提案する. |
| 3 | ◯ |
高速通信用コネクタのSnめっきから生じるウィスカの発生メカニズムと対策の提案 第2報 武藤 潤・西森 久雄・役田 仁・折中 ミイユ・柴田 靖文・山田 孝司(トヨタ自動車) 近年,車載電子部品においても通信の高速伝送化によって様々なシールド筐体を有するコネクタが使われている.そのなかで亜鉛ダイカスト製シールド筐体上のSnめっきから熱応力ストレスによってウィスカが発生することが知られている.本報告ではこれらについて実験を行いその結果から予測されるウィスカを抑制するめっきの仕様について報告する. |
| 4 | ◯ |
高温環境下の車載ECUにおける異常加熱現象の簡易評価方法開発 森 鴻輝・堀川 敦・岸 文人(日産自動車) 電子部品には偶発故障があり,故障後に電流が継続的に通電されると異常加熱を起こす.車載ECUは他用途ECUに比べて,高温環境下のより厳しい条件で使用されるため,異常加熱の要因検証,対策設計の効果確認が必要である.本研究では,導入コストの高い恒温槽を使わない高温環境の簡易評価構築手法を提案する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
自動運転用センサー評価に向けた動的気象環境を再現する人工気象室の開発とその評価方法(第4報) Hemant SUBHAS Ningaraddi・吉田 樹・榎 浩之・嶋 寿泰(エスペック)・大石 威風・五十嵐 想(同志社大学大学院)・中川 正夫(同志社大学) 自動運転技術の普及に向け,気象環境の影響を受けるカメラやLiDAR等の車載センサーの新たな認識性能評価方法が求められている.本研究では,人工気象試験装置を用いた霧の粒径並びに視程を制御した霧環境下において自動運転にも使用される複数種のセンサーの認識性能評価を行った. |
| 2 | ◯ |
自動運転に向けたSNN判断モデルの検討 泉名 克郎・冨田 克樹・有馬 悠也・Shuo Huang(NTTデータオートモビリジェンス研究所) 従来の人工ニューラルネットワーク(ANN)に対し,脳により近い構造を模したスパイキングニューラルネット(SNN)は低消費電力や低レイテンシの点で有利とされハードウェア要求の厳しい自動車向け機能での応用が期待される.強化学習による判断モデル構築の一環として,簡易な実験環境にてSNNの評価とその考察を報告する. |
| 3 | ◯ |
物理誘導型2段階異常検知フレームワークによる産業用コネクタ嵌合検査 伊藤 龍翔・佐々木 茉子・市毛 弘一(横浜国立大学)・松尾 弘達・宇賀治 篤史・羽田 松太郎・阿部 浩二(日産自動車) コネクタ嵌合検査の不良流出ゼロを保証する物理誘導型2段階異常検知を提案する.第1段階はCWTスカログラムを用いたCAEとMSE-SSIMスコアで検知し,第2段階は独自物理量のフェイルセーフ層で見逃しを排除する.5種コネクタで誤検知ゼロ,未知異常条件下でも加重平均Recall 99.97%を達成した. |
| 4 | ◯ |
ESAイミュニティ試験方法間の相関性について(第2報) 伊藤 紳一郎・小林 敬史(自動車技術総合機構)・塚原 仁(日本品質保証機構) ISO 11452で規定されているESAイミュニティ試験方法であるALSE法,BCI法及びRVC法間の相関性に関する測定を実施した.その結果,回路インピーダンスが異なる場合の影響については,これら3つの試験方法とも比較的小さいことがわかった.また,BCI法において注入位置が異なる場合の影響については,ヌル点周波数は注入位置によって変化する可能性があるものの,注入位置による誘起電圧の影響は比較的小さいことがわかった. |
| 5 | ◯ |
シャシダイナモ走行中におけるエミッション性能への影響検討 青木 克将(トヨタ自動車) 市場電磁波環境の変化に伴いEMCの規制対応が厳格化されつつあり,EMC性能確保の重要性が高まっている.車両EMCのエミッション性能はCISPR36などで規定され,シャシダイナモ上での走行中の計測が求められている.本稿ではシャシダイナモ走行中に発生する静電気がエミッション性能に与える影響を検討した. |
| 6 | ◯ |
補機電源制御システムMILS技術開発 木下 貴博・畑 佑樹(SUBARU) 補機電源制御システムMILS技術開発の概要と成果について報告する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ✕ |
自動運転Lv.2における不注意状態推定のための指標に関する検討 中島 希(慶應義塾大学大学院)・佐川 立昌・水野 伸洋・吉澤 顕(デンソーアイティーラボラトリ)・大門 樹(慶應義塾大学) 自動運転レベル2において,ドライバの監視への注意が低下し,思考へ没入する不注意状態を推定するための指標を検討した.ドライビングシミュレータを使用し,2次タスクを課すことで,不注意状態を再現した.不注意状態での監視とドライバが安全であると想定する監視における視認行動の特徴を比較検討した結果を報告する. |
| 2 | ◯ |
前方注視点の動的推定に基づくドライバの不安全意識の検知 佐藤 学(東洋大学大学院)・鈴木 宏典(東洋大学) 本研究は,3車線高速道路を走行するドライバの潜在的な不安全意識を検知する.前方注視モデル(PDM)を使用し,前輪操舵角のデータに対してパーティクルフィルタを用いることで,推定した各パラメータから前方注視点を推定する.直接計測が困難な前方注視点を可視化し,不安全意識の検知と妥当性を検証した. |
| 3 | ◯ |
適切な介入イミングと介入方法の決定に資するドライバ・乗員状態モニタリング 大須賀 美恵子(大阪工業大学/ウエルネスラボ)・竹内 大樹(産業医科大学)・鎌倉 快之(大阪工業大学) 自動運転の進展に伴い,ドライバ・乗員状態のモニタリングニーズはむしろ高まっている.特にその目的の一つはリアルタイム介入にある.本発表では,適切なタイミングと方法による介入に必要な要件と課題を整理し,保有データに基づく探索的検討から得られた知見を報告する. |
| 4 | ◯ |
生体指標に基づく多感覚刺激の最適化 小川 由理恵・大平 真也・興梠 有人・福原 千絵(トヨタ自動車) ドライバーの覚醒度を向上させるシステム開発のため,官能評価と生体評価で音・空調・香り刺激の効果,及び相互作用による効果の増減を定量化.実車内では空調の風向が音の聞こえ方や香りの流れを変え,効果量を変動させることが示唆された.その結果に基づき,効果を最大化するための車両制御調整指針を提示した. |
| 5 | ◯ |
安静時平均皮膚温と同程度の暑熱環境下における2列配置および1列配置ファン内蔵カーシートの冷却効果 髙橋 勇人・和田 健太郎・永井 暉之(京都工芸繊維大学大学院)・北川 哲也(フォルテック)・西崎 友規子・山下 直之(京都工芸繊維大学) 安静時平均皮膚温と同程度の環境温にて,カーシートの背面3行および座面2行に2列または1列でファンを配置し,送風時の体温調節反応を検討した.直腸温および平均皮膚温の変化は,2列配置と1列配置の間で同程度であったため,この環境下では1列配置のファン内蔵カーシートによる送風でも十分であることが示唆された. |
| 6 | ◯ |
低放射ガラスが冬季車室内における乗員生理・心理量に与える影響に関する車室内被験者実験と分析 尾関 義一(AGC)・辻本 雄一朗・新藤 幹・田辺 新一(早稲田大学) ガラスの放射率が車内熱環境,人体心理的・生理的反応に及ぼす影響について検討した.低放射率(low-E)ガラスと通常のガラスを両側に配置した車両にて,冬季実車実験を実施した.その結果,自動車用途向けの単層low-Eガラスは車内放射環境を大幅に改善し,建築用途向けのlow-E複層ガラスと同等の熱環境となった.さらにlow-Eガラスは皮膚温の低下を抑え寒さも感じ難く,これは感覚量数値モデルでも確認された. |
| 7 | ◯ |
顔表情および生理量を用いた乗員温熱快適性推定に関する検討 河村 力・原 裕子・児玉 悠貴(マツダ)・辻 敏夫(広島大学) 車室内空調制御の目標値設定に資する乗員温熱快適性推定手法の検討を目的に,車室内で比較的取得が容易な顔表情および生理量を用いた推定モデルの構築を試みた.これら指標を用いた推定の有効性と技術的課題を明らかにした. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
運転特性を考慮した走行データクラスタリングに基づくアクセル操作予測モデルの構築 細木 貴文・室谷 立・佐藤 進(東京科学大学) 本研究では,実路走行データを運転特性に基づいてクラスタリングし,クラスタごとにLSTMベースのアクセル操作予測モデルを構築した.提案手法は走行データごとの操作傾向を反映した予測を行うことを目的としている.実験結果より,クラスタ別にモデル化することで,アクセル操作の予測性能が向上することが示された. |
| 2 | ◯ |
内分泌系指標を活用した車室内生体センシング手法の研究 西 雅章(本田技術研究所)・和泉 慎太郎・谷口 信人・野田 悠斗(神戸大学)・椎野 俊秀・野口 恭史(本田技術研究所) 車室内で乗員のストレスや快・不快を推定するため,心拍変動と内分泌系変動の関係に着目し,唾液採取時刻を基準に過去の心拍変動解析窓をオフセット探索して同期化した.さらに,CNN(畳み込みニューラルネットワーク)推定モデルを用いてホルモン変動を推定し,精神・身体ストレス分類への有効性を示した. |
| 3 | ◯ |
運転支援機能への信頼を構築することが乗車時の安心に及ぼす効果 古谷 庸介・岡本 宜久・神尾 大成・釼持 寛正・道田 奈々江(マツダ)・定藤 規弘(立命館大学) 安心して運転を楽しむためには,車の安全運転支援の機能に対して,信頼をしていることが重要だと考えている.信頼関係を築くための要件は「期待に応える支援であること」であるという仮説を立て,信頼の構築が運転時の安心につながることを,ドライビングシミュレ―タを用いた実験で明らかにした. |
| 4 | ◯ |
実路走行環境パラメータを用いたブレーキ予測機構搭載型アクセル操作予測モデルの構築 室谷 立・細木 貴文・佐藤 進(東京科学大学) 自動車開発における車両シミュレーションへの適用を目的として,車間距離等の実路走行環境変数からドライバのアクセル操作を予測するモデルを機械学習(LSTM/Transformer)により構築した.モデルはブレーキを踏む確率を並列に予測する.結果をゲート機構で統合することで精度向上を達成し,特に停車前後で高い予測精度を示した. |
| 5 | ◯ |
気流刺激に対する身体部位の感受特性に基づくドライバの覚醒維持方策 郭 鐘聲(拓殖大学)・林 瑶子(東京科学大学)・平尾 章成(芝浦工業大学)・小竹 元基(東京科学大学) ドライバの熱的不快感の抑制と覚醒維持を目的として,温熱環境下における気流刺激による身体部位の感受特性に着目し,頸部への気流刺激が熱的快適感と覚醒度に与える影響を検討した.その結果,初期の覚醒状態による差がみられたものの,熱的不快感を抑制しながら覚醒維持効果が得られる可能性が示唆された. |
| 6 | ✕ |
事業用自動車ドライバ向け居眠り予測システム(DAPS)の開発:覚醒度評価手法の基礎的検討 田中 信壽・新国 哲也(自動車技術総合機構) 事業用自動車ドライバの居眠り事故低減を目的に,点呼後の運行中に覚醒度低下を検出し居眠りの発生を予測するシステム(DAPS)を構想.眠気に伴う作業記憶と発話能力の変化に着目し,これらを評価するテストを夜間反復して行う被験者実験を実施.眠気上昇に伴い成績低下が見られ,各テストで用いた指標の有望性を示した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
一般道上での交通参加者との位置関係を考慮した交通外乱シナリオの体系化 三浦 大輔・吉田 学立・林 玲秀(NTTデータオートモビリジェンス研究所)・森 真由(メイテック)・古在 由武(NTTデータオートモビリジェンス研究所)・長谷川 諒・小西 薫・今長 久(日本自動車研究所) 一般道における車両・二輪車・自転車・歩行者との交通外乱シナリオについて,FunctionalとLogicalの中間層となるPre-Logicalシナリオ(Pre-LS)を定義した.道路形状・自車挙動・交通参加者の位置・向き・挙動の6要素による統一的な表現体系を提案する. |
| 2 | ◯ |
自動運転車が遭遇する交通外乱に対する網羅的安全性評価に向けた基盤技術構築 吉田 学立・三浦 大輔・林 玲秀(NTTデータオートモビリジェンス研究所)・森 真由(メイテック)・古在 由武(NTTデータオートモビリジェンス研究所)・長谷川 諒・小西 薫・今長 久(日本自動車研究所) 一般道における交通外乱Pre-Logicalシナリオ(Pre-LS)を網羅的に生成し,道路構造・物理構造物・法令の制約を各シナリオに対応付けることで,安全性評価に必要なシナリオを体系的に抽出する手法を提案する.本手法を実装した自動化ツールを開発し,ケーススタディにより有効性を確認した. |
| 3 | ✕ |
2次元占有格子地図を利用した交差点リアルタイムリスク予測手法の開発 茶屋 博紀・豊田 平司郎(トヨタ自動車) 本研究では,交差点におけるリアルタイムリスク予測手法を提案する.現場で観測した交通データを活用し,車両や歩行者ごとに信号状態や速度を考慮して,過去の類似状況から将来のニアミスリスクとその危険候補を効率的に抽出した.本手法により,複数主体が交錯する可能性を同時かつ俯瞰的に予測可能とした. |
| 4 | ◯ |
交差点を右折する一般ドライバの注意深い運転行動に関する研究 真鍋 裕輝・児島 亨・阿部 晃大・宅島 護・北田 幸一(自動車技術総合機構) 周辺車両との調和を含む,自動運転車にとって規範となる人間ドライバの運転行動を調査するため,交差点を右折する際に対向直進車両と接近する可能性がある場面における一般ドライバの注意深い運転行動に関して,ドライビングシミュレータを用いて調査した. |
| 5 | ◯ |
ドライブレコーダ映像と3D-LiDARデータによる走行軌跡の高精度推定方法に関する研究 松村 英樹(自動車技術総合機構)・田井中 一輝(東京都立大学)・石塚 康大朗・杉山 幹(交通事故総合分析センター)・久保田 直行(東京都立大学) 交通事故の防止又は被害軽減のためには事故の原因究明が必要とされるが,その究明のためには可能な限り確からしい事故の再現が重要である.本検討では,事故再現の確からしさを向上させるため,ドライブレコーダ映像と3D-LiDARデータを用いて,走行軌跡を高精度に推定する方法について検討を行った. |
| 6 | ✕ |
ドライブレコーダ映像及びEDRデータ並びに走行軌跡の高精度推定結果を用いた事故再現とその有用性に関する検討 石塚 康大朗(交通事故総合分析センター)・松村 英樹(自動車技術総合機構)・田井中 一輝(東京都立大学)・杉山 幹(交通事故総合分析センター)・久保田 直行(東京都立大学) 交通事故の原因究明に重要な事故再現に関して,著者らは,ドライブレコーダ(DR)映像とEDRデータを用いた客観的且つ定量的な再現方法と,DR映像と3D-LiDARデータを用い高精度の走行軌跡推定方法を提案した.本検討では,これらの方法を用いて実際の事故の再現と分析を行ったので報告する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
車両防錆開発における粒子法被水解析と弾性体機構解析相互連成による被水予測 松元 義樹(SUBARU) 従来の自動車部品における防錆性能開発は,過去の知見に基づく仕様選定や実機評価への依存度が高く,試行錯誤を繰り返すプロセスとなる傾向があった.本研究では,この課題に対し,粒子法と構造解析の連成による車両被水解析を導入することで,机上判断精度の向上を行った.今回一例として粒子法と構造解析の連成により,水圧による樹脂カバーの変形を考慮したエンジンルーム内へのミスト浸入現象の再現を行った内容について報告する. |
| 2 | ◯ |
市場回収データに基づく自動車部品の腐食量の経時変化のベイズ推定手法 徳永 淳志(SUBARU) 市場から部品を回収し腐食状態を調査して得られる腐食データは,数が少なく分散も大きいため,腐食量の経時変化を表す回帰分析に工夫が必要である.本発表では,原理的に妥当な腐食量の経時変化を示し,確率分布の上側裾野をできる限り精度よく推定するベイズ統計手法と自動車販売計画を考慮した発展手法について紹介する. |
| 3 | ◯ |
低温封孔処理によるアルミニウム部品の耐食性評価 小野 晋太郎・村上 春彦・藤田 昌弘(スズキ) 船外機エンジンは冷却に海水を使用するため,複雑な形状の冷却水路部に高い耐食性が必要となる.本研究では,形状依存性の低い陽極酸化処理と,低温・短時間で耐熱性と耐食性を両立可能な新たな封孔処理を組み合わせた表面処理技術を開発した.本稿では,当該技術の特性評価結果を報告し,その有効性を検証する. |
| 4 | ✕ |
電極-電解液界面を考慮した劣化現象の機構解析 櫻本 和弘・白井 敬介(豊田自動織機) 電池性能および寿命を支配する電極-電解液界面では,電気二重層の形成を含む複雑かつ多体的な現象が発現し,実験的な直接観察や従来の計算手法による再現は困難である.本研究では,界面構造を考慮可能なシミュレーション手法を用い,Al腐食現象の機構解析を行った. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
新JASO M 609法と防錆迅速評価法の相関検討 江﨑 達哉・浅田 照朗(マツダ) 自動車の防錆品質の造り込みには精度が高く効率的な防錆塗膜の耐食性評価法が重要である.この度,より市場相関性が高い腐食試験法として新JASO M 609法が制定された.耐食性を高効率に評価するために開発した迅速評価技術は,この新JASO法とも相関性が高く,広い用途で防錆品質の造り込みに有効である. |
| 2 | ◯ |
車載内装加飾フィルムの耐薬品性における溶媒拡散挙動と分子鎖緩和の関係解析 渋谷 滝人(本田技術研究所) 車載内装加飾フィルムにおける白化不具合の一因として,柑橘系芳香剤成分リモネンの侵入によるボイド形成がある.本研究では吸収解析と動的粘弾性測定により,アクリル種の違いが分子鎖緩和を介して拡散挙動を変化させ,ボイド形成を伴う白化挙動に影響することを明らかにし,耐薬品性に優れたアクリル層設計指針を示した. |
| 3 | ◯ |
耐火性樹脂の高温・燃焼中におけるin-situ引張試験手法の開発 榎田 榎田 ・梶谷 昂平・幸 淳史(ダイキョーニシカワ)・山田 裕紀・安田 周平・小川 淳一(マツダ)・大越 雅之・仲井 朝美(岐阜大学) BEVの普及に伴い火災時の構造安全性要求が高まる一方,高温燃焼過程における樹脂の機械特性評価法は未確立である.そこで筆者らは,樹脂燃焼中のその場引張試験機を開発した.本報では,バッテリーパック用構造部材に適用可能な2種類の樹脂複合材料を評価し,炭化層を形成するSMCが優れた強度保持性を示した結果を報告する. |
| 4 | ◯ |
リサイクルCFRPの品質評価の高度化に向けた繊維含有率の非破壊評価に関する研究 赤井 淳嗣(京都教育大学)・濱田 幸宏(トヨタ自動車)・佐藤 康元(豊田中央研究所)・三国 敦(トヨタ自動車) 炭素繊維強化複合材料(CFRP)の中でも,リサイクル繊維を用いたCFRP(リサイクルCFRP)が近年注目されている.リサイクルCFRPの品質評価においては,繊維含有率の均一性を非破壊で評価することが重要である.CFRPの厚さ方向の繊維含有率を評価する指標として,著者らは厚さ方向の熱拡散率に着目した.本研究では,フラッシュランプを用いたアクティブサーモグラフィ法をCFRPに適用し,厚さ方向の熱拡散率を計測した.さらに,熱拡散率を用いた繊維含有率評価の可能性について検討した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ✕ |
エンジン軸受用積層めっき材料における下地結晶粒径が被膜組織および軸受性能に及ぼす影響 前川 優平・金谷 竜次・羽根田 祐磨(大同メタル工業) 積層めっき被膜による耐疲労性向上を目的として,下地の結晶粒による組織制御を検討した.下地結晶粒は金属添加量により微細化でき,積層する被膜の結晶粒にも影響を及ぼす.下地の結晶粒制御によって応力分散や亀裂進展の挙動に変化し,すべり軸受性能の向上に寄与する可能性を示した. |
| 2 | ◯ |
Evaluation of Liquid Metal Embrittlement and Spot Weldability in E-Coated, Galvannealed 1.8 GPa Hot-Stamped Steel Wook Jin Oh・Chang Wook Lee・Dong Ha Kang・Youn Il Jung (Hyundai Motor)・Je Youl Kong・Dong Hyun Kim・Jae Wook Kang (Hyundai Steel) This study investigates the effects of E-coating on mechanical properties, spot weldability, and liquid metal embrittlement of galvannealed (GA) 1.8 GPa hot-stamped steel. GA steel shows superior elongation and bending performance with Al-10Si coated steel. Liquid metal embrittlement is controlled by heat treatment conditions, requiring adequate holding to suppress zinc penetration. Resistance spot weldability is maintained despite surface oxidation. These results support GA hot-stamped steel application in automotive structural components. |
| 3 | ◯ |
等価指標による水素脆化評価の規格差整合 木村 亜聞・溝上 達志・深堀 貢(マツダ) 近年の自動車軽量化・衝突安全性向上の要求により,高強度鋼板の適用が拡大している.高強度鋼板は水素脆化の解決が信頼性における重要課題の一つであり,適切な評価手法の確立が求められる.本研究では国内外で用いられる4点曲げ試験とU字曲げ試験で等価な水素脆化評価を実現する手法について報告する. |
| 4 | ◯ |
動的負荷環境下における水素脆化強度の判断指標 前田 晋(本田技術研究所)・鈴木 純弥(本田技研工業)・宝田 龍哉(本田技術研究所)・田中 秀樹(本田技研工業)・一條 秀治・仁平 瑞貴・後藤 一斗(本田技術研究所) ベアリング等の動的負荷環境における水素脆化事象は,発生メカニズムが不明確であり,決定的な結論には至っていなかった.本報では,オイル皮膜形成能に及ぼす添加剤の影響と,実使用環境における振動影響に着目し,メカニズム解明に取り組み,一定の結論を得た.また,実運用可能な水素脆化強度の判断指標を構築した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
日本における高齢ドライバ人口と関連事故の推移 加藤 洋子・松井 靖浩・関根 道昭(自動車技術総合機構) 日本では高齢化が進行している.一方,自動車依存の高まりや運転経験世代の変化等を背景として,ドライバの高齢化はより速いペースで進行している可能性がある.本講演では,高齢ドライバの増加度合を定量的に示すとともに,ペダル踏み間違い事故等,高齢ドライバに多いとされる事故の年次推移について考察する. |
| 2 | ◯ |
高齢者向け電動モビリティのUX評価と身体・認知機能特性との関連 渡邉 寛・山崎 宏(オートテクニックジャパン)・森山 修・武藤 健伸・高野 映子・近藤 和泉(国立長寿医療研究センター) 地域高齢者の移動支援実証において,パーソナルモビリティの利用者調査を実施した.身体・認知機能と2車種のUX評価の関連を分析した結果,利用者特性に応じた機器選択及び調整の重要性が示唆された. |
| 3 | ◯ |
高齢ドライバ個人特性からみたVRトレーニングの安全確認行動への効果 吉原 佑器・江 林京・Nihan Karatas・原田 あすか・金森 等(名古屋大学)・小島 基資(トヨタ自動車)・田中 貴紘(名古屋大学) 高齢ドライバを対象にVRトレーニングの介入実験を実施し,実車走行における安全確認行動への効果をドライバ特性,認知機能スコアとの関連から検討した.安全傾向を有するドライバ群では,トレーニング成績と実車での確認行動に正の相関が認められ,ドライバ特性が介入効果の転移に影響することが示唆された. |
| 4 | ◯ |
運転適性検査と生活・健康・運転意識調査の統合分析に基づく高齢ドライバの事故リスク構造の解明 谷口 俊治・伊藤 倫・青木 宏文(名古屋大学) 本研究は,生活・健康・運転行動・安全意識を含む調査と運転適性検査を統合し,事故リスクの構造を多面的に分析した.その結果,健康低下が認知機能を介して事故リスクを高める経路を確認するとともに,自己評価と実測能力の乖離を明らかにした.さらにADAS必要性との関連を示し,安全対策の方向性を提示した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
車室内快適性向上に向けた対流空調流れの最適化検討 鈴木 順・丸本 真玄・桝井 茜・河上 晃希・研井 暁(マツダ) 自動車空調の快適性向上と仕事低減の両立に向け,車室内対流空調流れの流れ場を高速に計算可能なCFDサロゲートモデルを構築し,同モデルを用いたパラメータスタディ・最適化を用いて,人体各部位近傍の温度場・速度場分布に対する空調の吹出条件(風量・分配など)の影響を明らかにした. |
| 2 | ◯ |
車室内空調を模擬した吹き出し噴流におけるReynolds平均型乱流モデルの予測精度検証 伊藤 和樹(広島大学)・森下 正浩・武藤 亘平(ハイリマレリジャパン)・中島 卓司(広島大学)・郡 逸平(東京都市大学)・尾関 義一(AGC)・井上 実(マツダ)・松永 和彦(神奈川県立産業技術短期大学校)・陸田 秀実(広島大学) 車室内空調における乗員の等価温度評価では対流熱伝達率を含む熱収支予測が重要で,空調気流の更なる予測精度向上が求められる.本研究では吹出し噴流を対象に,高応答多孔プローブによる計測との比較からRealizable k-εモデルによる乱流エネルギ輸送メカニズムの再現性を検証し,精度向上のための課題を整理した. |
| 3 | ◯ |
冷媒の低GWP化が自励振動ヒートパイプの熱輸送性能に及ぼす影響 道願 陸斗(東北大学大学院)・根岸 泰隆・文野 明日香・三原 祐二(ダイキン工業)・加納 歩輝・清水 歩(東北大学大学院)・永井 大樹(東北大学) 自励振動ヒートパイプ(OHP)は,薄型軽量な高熱拡散デバイスとして注目されている.本研究ではモビリティへの適用を目指し,次世代低GWP冷媒R474Bを封入したOHPの熱輸送性能を実験的に調査した.内部圧力や管壁温度の計測,および他冷媒との比較を通じて,冷媒物性の違いがOHPの熱輸送性能に与える影響を評価した. |
| 4 | ◯ |
低GWP冷媒向けPOE冷凍機油の基礎特性 皆川 有成・髙木 智宏・澤田 健・桜庭 吏・水谷 祐也(ENEOS) 近年,冷凍・空調機器分野では,地球温暖化係数(GWP)が低く,環境負荷の小さい冷媒が注目されている.本報告では,冷凍圧縮機の潤滑を担う冷凍機油について,R290(プロパン)などといった低GWP冷媒雰囲気下における諸物性評価の結果を示す. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ✕ |
BEVにおける熱マネジメントシステムの1Dモデル開発 山下 優・安田 陽介・佐藤 裕介・須藤 知宏(デンソー) BEVの熱マネジメントシステムは運転モードが多様化し,中核を担う冷凍サイクルへの要求が⾼度化している.特にコンプレッサーは冷媒に溶解したオイルで潤滑されるため,潤滑性と効率の両⽴が鍵となる.本報では,サイクル内オイル挙動を物理現象から予測する独⾃モデルを構築し,実機計測値を⾼精度に再現したので報告する. |
| 2 | ◯ |
将来xEVにおける次世代冷媒を活用したサーマルシステムに関する研究 道川内 亮・杉原 寛之・太田 篤治(トヨタ自動車)・加見 祐一(デンソー) 将来の欧州PFAS規制を背景に,現行冷媒の代替として空調電費や電池温調性能に優れるプロパン冷媒を用いたxEV向けサーマルマネジメントシステムを検討した.車両安全性確保のために車室側のエバポレータまでプロパン冷媒を引き込まず,チラーとクーラコアを新設して冷却水を介すことにより,部品点数増加によるシステム複雑化が懸念される.そこで,低コストで低冷媒量な熱回路構成を提案し,机上での成立性を確認した. |
| 3 | ◯ |
電池用低導電率クーラントの長寿命化に向けた処方設計 児玉 康朗(トヨタ自動車)・柄澤 涼・大坪 巧(日本ケミカル工業) BEVでの低導電率クーラント適用は漏洩時の発熱抑制に有効だが,経年使用で酸化や部材イオン溶出で導電率が上昇.本研究はろう付けイオン溶出を防食剤で抑制し,長期安定化と寿命延長を実現. |
| 4 | ✕ |
Thermal-Flow Stabilization Design of a Coolant Heater for Electric Vehicles Daeseong Han・Jung Han Kim・Dae Nyeon Kim (Gyeongbuk Institute of IT Convergence Industry Technology)・Il Hwan Yi (Kumoh National Institute of Technology)・Jaehwan Jeong (DHG) This study analyzed the outlet coolant temperature characteristics according to the flow channel design of a coolant heater. CFD simulations were conducted under conditions of 8 kW heating power and 10 L/min flow rate to evaluate the outlet coolant temperature and derive an optimal flow channel design. The results confirmed that the flow channel structure attached to the heating plate was effective in improving heat transfer performance and generating coolant turbulence. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ✕ |
自動車用タイヤのトレッドパターンが自動車の空気抵抗に与える影響の検討 伊田 真悟・永瀬 将弘(住友ゴム工業)・山田 悟・田中 郁生(ダッソー・システムズ) 自動車の走行抵抗を低減するため,タイヤのトレッドパターンの違いが空気抵抗に与える影響を調べた.CFDによる検討には2種類の車両を用い,トレッドパターンの違いによりタイヤ4本分でタイヤのCD寄与が最大0.003変化することが分かった.また,トレッドパターンの違いが車両背面流れにも影響することが分かった. |
| 2 | ◯ |
フルホイールキャップによる空気抵抗低減効果を予測するパラメーターの検討 武田 光玄(スズキ) 軽自動車ではスチールホイールとフルホイールキャップ(キャップ)の組合せが主流であり,キャップ意匠が空力性能(⊿Cd値)に与える影響は大きい.本研究ではキャップ外縁内側一定範囲の開口部構成に基づいた簡易指標を提案する.⊿Cd値との高い相関を確認し,意匠を作る段階での空力評価指標として有効な可能性を示した. |
| 3 | ◯ |
車両走行による帯電および表面でのイオン中和・電気力変動を考慮した気流変化の解析手法 髙須賀 直一(SOKEN)・前田 和宏(トヨタ自動車)・前田 登(SOKEN) 前報では,車両走行時の帯電による流れ変化を,流体・静電場・電荷輸送の3物理場連成解析により明らかにした.本研究では,タイヤ入力電荷,空気正イオン,中和状態の変動を考慮し,各要因が気流に及ぼす影響度を評価した. |
| 4 | ◯ |
マルチツールをオンライン連成するCo-Simulation環境の構築 緒方 健一郎・中村 大二郎・鶴巻 尚志(本田技術研究所)・谷 理範(本田技研工業)・福島 斉春・岡川 洋平・谷本 悠太朗・本荘 拓也(本田技術研究所) 製品のタイムリーな量産化に向け,高効率なパワーユニット開発プロセスとMBDが必要である.法規対応の一つのOBDは車両システムを対象とするため,関連デバイスの範囲が広くメカニズムのモデル化が容易ではない.本報は,OBDにおけるエバポレーションリーク診断機能を対象としたMBDの適用可能性を述べる. |
| 5 | ◯ |
3次元流体解析による車室内電子部品の雰囲気温度予測法開発 奥村 孝文・西森 久雄・武藤 潤・釜谷 大志・本多 哉尋・山口 大樹(トヨタ自動車) 車載電子部品の高機能化や車両の意匠,使われ方の多様化により搭載位置に応じた電子部品の熱設計がより重要になっている.車室内温度を予測するため,本稿では第1報で提案した手法を第1報とは異なる車種,地域に適用し,実測と比較することで本手法が有効となる境界条件の検証及び温度変化量誤差の改善に取り組んだ. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
全体構造と細部形状を分離した潜在表現に基づく車両空力予測モデルの検討 中島 卓司・岡本 泰知・苗 江東・佐々木 千里・Bisser Raytchev・農澤 隆秀(広島大学)・清水 圭吾・中村 優佑・瀬尾 晃平(マツダ)・坪倉 誠(神戸大学/理化学研究所) 本研究では,車体形状を解像度に基づき全体構造と細部形状に分離し,両者の潜在表現を統合することで,細部形状の特徴をより適切に保持する潜在表現を構築した.この潜在表現に基づき,空力性能予測モデルと,ニューラルオペレーター型モデルを用いた車両周囲流れ場の高解像度予測モデルを構築し,有効性を検証した. |
| 2 | ◯ |
Graph Neural Networksを用いた自動車表面圧力・応力の効率的予測のための転移学習 田中 凱也(神戸大学)・大西 順也(理化学研究所)・中島 卓司(広島大学)・坪倉 誠(神戸大学) 自動車空力性能評価の効率化に向け,車体表面の圧力・応力場を直接予測するGNNモデルが注目されている.一方で,車種ごとのスクラッチ学習には流体解析データ作成および学習に高コストを要する.そこで本研究では,事前学習済みモデルを用いた転移学習を適用し,その有効性を学習時間と予測精度の観点から評価する |
| 3 | ◯ |
CAEを用いた微小隙から侵入する騒音(リーク音)予測手法の開発 土岐 武也・伊藤 祐太(トヨタ自動車)・高阪 文彦(ダッソーシステムズ)・安岡 志朗(トヨタ自動車) 空力騒音に分類されるリーク音は,高速走行時にドア等の微小な隙間から音が漏れ出る現象であり,静粛性の開発要素の一つである.本報はCAEを用いた予測手法を開発し,ドア構造を題材に音響加振時の車室内への透過経路とレベルを予測した.同様の条件で実機評価した結果と検証した結果を報告する. |
| 4 | ✕ |
3次元形状の潜在表現を用いた大規模言語モデルによる空力特性推論に関する基礎研究 伊藤 悟(名古屋大学大学院)・西口 浩司(理化学研究所)・仲谷 幸一郎・尾嵜 悠利(名古屋大学大学院)・金森 敬宗・則竹 真吾・田中 博(トヨタシステムズ) LLMの自動車の設計支援への応用のためには,3次元空間の学習が不可欠である.本稿はその初期的研究として3次元形状を潜在ベクトルに圧縮して学習させ,抗力係数を推論する手法を提案する.本研究では潜在ベクトルの次元数が推論精度に与える影響を検証し,次元数の増加による推論精度の向上を確認した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
Virtual Point Transformationを導入した実稼働TPAによる高精度6自由度寄与分離手法に関する検討 藤牧 幸輝・原 健太・吉田 準史(大阪工業大学) 本研究ではVirtual Point Transformationと実稼働TPAを連携することで,実測不可能な起振源中心部の6自由度入力から応答点までの寄与分離法を行なう.その際,寄与分離精度向上手法も併せて検討した上で,簡易自動車模型に適用した結果について報告する. |
| 2 | ◯ |
自動車ラゲッジ空間を対象とした実稼働TPA-CAE連携による高寄与音響モード抽出および応答予測手法について 吉田 準史・中村 理人(大阪工業大学)・中島 憲久・福本 一朗(河西工業) 本研究では,簡易ラゲッジ空間模型を分析対象にCAE固有モードと実稼働TPA主成分モードを連携させることで後席位置に設定した応答点音圧に対するラゲッジ空間の高寄与音響モードを把握する.さらに対策周波数周辺のCAEモード応答をTPAモデルに導入することでラゲッジ形状変更時の応答予測手法も検討した. |
| 3 | ◯ |
マイクロフォン組込みタイヤによる道路インフラ健全性モニタリング方法の検討 谷 弘詞・呂 仁国・小金沢 新治(関西大学) マイクロフォンを組込んだタイヤを用いて道路の路面粗さや段差,橋梁の床版劣化状態などの健全性をモニタリングする手法について検討した.その結果,路面粗さや段差,橋梁の劣化度合いについて検出可能性があることが分かった. |
| 4 | ◯ |
MLSに基づく曲面構造物の瞬時振動インテンシティの計測手法 山田 宏典(SUBARU)・阿部 啓介(University of Michigan/North american Subaru)・山崎 徹(神奈川大学) 曲面構造物における伝搬初期の振動エネルギーを安定的に時系列で求めることを目的に,瞬時振動インテンシティの計測手法を開発した.レーザードップラー振動計により多点計測した振動速度に移動最小二乗法(MLS)を適用し,瞬時振動インテンシティを導出した.実験結果とFEM解析結果の比較により妥当性を確認した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
実車振動を用いた人体-シート系の動特性と乗り心地評価 吉村 卓也(東京都立大学)・小笠原 浩史(東京都立大学(院))・玉置 元(東京都立大学)・野島 崇矢・塩崎 弘隆(三菱自動車工業) 本研究では,6軸加振機を用いて実車走行時の振動を再現し,その波形を用いて人が乗った状態の2種類の自動車シートを加振し各速度における主成分の比較とそれぞれのシートにおける主成分の変化等の比較を行い被験者の振動感覚と振動特性について比較をすることにより自動車の乗り心地に影響を及ぼす振動の同定を行うことを目的とする[. |
| 2 | ◯ |
心地良いパワーシート作動音の開発 第1報 新堀 圭一郎・佐藤 篤司・時田 塁(トヨタ紡織) 近年,車両の電動化が急速に進展しており,それに伴い車室内の騒音低減要求が高まる中,本報ではパワーシートのモーターギヤ噛合い起振力に着目し,1D-CAEモデルの構築と最適化計算によりギヤ噛合い起振力の低減効果を評価するとともに,設計初期段階への適用有効性を確認した. |
| 3 | ◯ |
空冷式電池ユニットの送風音抑制に向けた予測技術の構築(ダクト減衰量の予測) 茶谷 文博・渡邊 卓夫・西脇 雅宣・大田垣 晃(トヨタ自動車) HEV電池パックの冷却性能開発において問題となるブロワ送風音について,ダクト区間の音の減衰量(“ダクト減衰”)に着目した予測技術を構築.吸音材およびダクト曲げによる減衰変化の傾向をとらえることを号口車両のダクトを用いて確認. |
| 4 | ◯ |
表面微細構造によるダクト曲がり部における境界層制御と空力騒音低減 野村 俊平・祖父江 祐太(岐阜大学)・小坂 翔・吉田 憲司・関 加夫里(デンソー)・酒井 康彦(名古屋産業科学研究所)・山田 周歩(富山県立大学)・寺島 修(岐阜大学) 空調ダクトや送風ダクトの曲がり部で生じるはく離・再付着流れを対象に,1mm未満の表面微細構造による境界層制御が空力騒音および圧力損失に及ぼす影響を実験的に検討した.微細構造の特性や形状を最適化することで,圧力損失を増加させることなく特定周波数帯の空力騒音を低減できることが明らかとなった. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
項目反応理論を用いた運転リスク評価テストで出現するハザードの分類 篠原 一光・増田 奈央子(大阪大学大学院)・島崎 敢(近畿大学)・伊藤 倫・青木 宏文(名古屋大学) 運転リスク評価テストはドライバ視点の動画を観察し,場面中のハザードを次々タッチして回答するものである.テスト中の各ハザードの特性を考慮したハザード検出能力評価が望まれる.本研究では本テストにおけるハザード検出能力の因子構造を解明し,項目反応理論によって各ハザードの特性パラメータを得ることを試みる. |
| 2 | ◯ |
Characteristic Analysis of Vehicle-VRUs Crashes Based on Real Accident Data in China ze yao Li (Huaqiao University)・Zhuo Li・Di Pan (Xiamen University of Technology)・Koji Mizuno (Nagoya University)・Yong Han (Xiamen University of Technology) Vulnerable Road Users (VRUs) suffer high casualty rates in traffic crashes and are a major focus of road safety research. Based on 4,060 real vehicle-VRU crash videos from the VRU-TRAVi database in China, this study conducts statistical and characteristic analysis across pre-crash, in-crash, and post-crash stages. K-modes clustering is used to identify typical accident scenarios. The findings reveal spatiotemporal, kinematic, and injury patterns of pedestrians, cyclists, and powered two-wheelers, and clarify key risk factors including visual obstructions, speed, and impact locations. Results provide reliable data support for vehicle safety design, road management, and VRU crash prevention. |
| 3 | ◯ |
機械学習を用いた6000系アルミ合金のBH後の耐力予測に関する研究(第2報) 永井 潤哉・青野 健太郎・根川 亮佑・高見 大輝(SUBARU) 自動車パネルに使用される6000系アルミ合金は成形ひずみや塗装焼付時に硬化=ベークハード(BH)し,各条件の組み合わせで耐力が決まる.第1報でBH後耐力の予測技術確立を試み,今回はCAEモデルへの適用と予測精度への影響を調査した. |
| 4 | ◯ |
後方散乱光による凍結路面μ計測の妥当性検証 川原 友希(東北学院大学大学院)・城戸 章宏(東北学院大学) NIR後方散乱画像による凍結路面μの計測においては,氷表面およびその下層である路面層からの反射が複合された多層反射を計測しており,特に,路面層からの反射光は測定波長と表面粗さの両方に依存すると考えられる.本研究ではこれらの反射特性について調査し,後方散乱光による凍結路面μ計測の妥当性について理論的に検証した. |
| 5 | ◯ |
砂利への進入による車両横転挙動のモデル化と再現性の検証 伊原 裕貴(SUBARU)・香西 俊彦・岩瀬 勉(群馬大学/SUBARU)・諸富 直樹(SUBARUテクノ)・木下 博文・極楽寺 誠一(SUBARU) 実際の交通環境において,車両が横滑りして路側の砂や砂利に進入し,横転する事象が考えられる.本稿では,砂利への進入に着目し,砂利のモデル化,ならびに砂利同士の摩擦係数の同定を実施した.さらに,構築した砂利モデルを用いて車両挙動の再現性を検証した.その結果について報告する. |
| 6 | ◯ |
サイクリング,ドライビングシミュレータの遠隔地接続実証と遅延による判断への影響 山口 拓真・張本 雅康・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント) 交通行動は他者と円滑に移動する協調タスクであるため,複数の交通シミュレータ連携は交通行動解析において有用な手段である.しかし,連携にはネットワーク通信が必要となり,遅延量が重要な課題となる.そこで,遠隔地接続を実証し,その遅延量の検証し,判断モデルを活用することにより,その遅延量の許容度を検証する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
車対自転車出会い頭シナリオにおける自動運転車の安全運転行動とその限界の定量的評価 阿賀 正己(東京農工大学)・齊藤 裕一(筑波大学)・Pongsathorn Raksincharoensak・永井 正夫(東京農工大学) ドライブレコーダの自転車出会い頭483事例をもとに,ヒヤリハットを“運悪く衝突した場合”のシナリオへ再構成し,自動運転車の安全性を定量的に評価する手法を提案した.これにより,安全運転行動の効果とその限界を明確にすることができる.例として,制限速度走行の場合と事前減速した場合の衝突リスクを示した. |
| 2 | ◯ |
自転車の存在を通知する運転支援システムの受容性評価 原田 あすか・金森 等(名古屋大学)・山田 健一・水間 隼人・齊藤 雅治(トヨタ自動車)・吉原 佑器・Nihan Karatas・江 林京・田中 貴紘(名古屋大学) 生活道路での出会い頭事故防止には通信型運転支援が期待されるが,自転車の存在を正しく通知する頻度に課題がある.正通知頻度が低い場合の課題を整理し,抽象度の高い通知方法を絞込み,誤通知や未通知を含む条件でDS実験を行い支援の受容性を明らかにした.また,運転注意力への影響についても調査したので報告する. |
| 3 | ◯ |
自動運転バスの遠隔操縦における視点位置が操舵特性に与える影響 松村 勇作・古郡 直樹・杉町 敏之・櫻井 俊彰・矢作 修一(東京都市大学)・大貫 正明・中野 公彦(東京大学)・郭 鐘聲(拓殖大学) 本研究では,自動運転バスの遠隔操縦を対象に,視点位置の違いが運転特性へ与える影響を評価した.大型車用ドライビングシミュレータを用いて複数の視点位置および速度条件を設定し,運転特性や操縦負担の観点から比較評価を行うことで,遠隔操縦に適した視点条件について検討した. |
| 4 | ◯ |
ステレオカメラベースのオンライン地図生成に関する事例研究 柳瀬 龍・譚 朗星・小甲 啓隆(SUBARU) 自動運転や先進運転支援システムにおいて,高精度な地図情報の生成は重要な課題である.本研究では,ステレオカメラから得られる物体認識結果を利用し,走行しながら環境地図を構築する技術を提案する.本フレームワークは観測された物体情報をリアルタイムに統合し,動的な環境変化にも対応可能な地図生成を実現する.さらに,実環境における走行データを用いた評価により,提案手法の有効性および実用性について検証する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
高出力密度モータの開発 板坂 直樹・河野 通治・椛嶌 寿行・野村 健太郎・平林 千典(MCF Electric Drive) 前報の課題に基づき,高出力密度モータの設計改良を行った.高回転化,電磁界最適化,冷却構造改善により出力密度向上を図り,解析により各因子の影響を整理した.さらに試作機評価により出力密度10kW/kg超えを実証し,設計の有効性を確認した. |
| 2 | ◯ |
高出力密度モータの開発 椛嶌 寿行・板坂 直樹・河野 通治・野村 健太郎・平林 千典(MCF Electric Drive) 第4報設計の試作機について詳細評価を行い,出力特性,効率,温度分布,高回転域の損失挙動を明らかにした.解析との比較により電磁界設計および冷却構造の寄与を定量化し,各設計因子の相互作用と支配因子を抽出した.さらに設計上の制約条 件と今後の課題を整理した. |
| 3 | ◯ |
e-Axleにおける小型化・高効率・高トルク密度化技術の開発 髙橋 洋平・植杉 桂・大石 貴彦・塩満 栄一(明電舎) 軽・Aセグ車両向けに低背・軽量かつ高トルク密度である小型e-Axleを開発した.ギヤは平行2軸の構成で,モータとの空き空間にインバータを配置することで三辺寸法を最小化した.モータ巻線占積率の向上と磁石の二重V字構成により高トルク密度化し,スイッチング速度の向上,オイルの損失低減により高効率化を達成した. |
| 4 | ◯ |
発電モータにおける位置センサレス制御の異常検知および復帰手法の構築 森 憲一・小島 哲朗・澤田 彰・中島 孝(日産自動車) 100%電動駆動ハイブリッド車の発電モータに位置センサレス制御を適用する際,万一の推定異常への対応が課題となる.本講演では,回転変化速度と電流を用いた異常検知と,ゲートオフと三相短絡を組み合わせた復帰ロジックを提案し,過電流抑制と振動低減を両立しつつ再始動可能であることを実車試験で確認した. |
| 5 | ◯ |
二重三相巻線の中性点間に界磁巻線を接続したハイブリッド界磁メモリモータの基礎検証 牧野 宏明・齋藤 亮介・松下 真琴・竹内 活徳(東芝) モータの高効率化技術として可変磁束技術が着目されている.著者らは,高い可変磁束性能の実現とインバータ容量増加の抑制を目指し,二重三相巻線の中性点間に界磁巻線を接続したハイブリッド界磁メモリモータ・ドライブシステムを提案している.本稿では,ミニモデル試作機を用いて高効率化効果を検証した結果を報告する. |
| 6 | ◯ |
モータ冷却CAEの高速化技術開発 中野 慎太郎(トヨタ自動車) 電動車駆動用モータ開発では冷却性能予測としてCAEを活用して効率的な開発を実施している.CAEは計算に数日を要し更なる効率化として,本研究は粒子法による3次元モータ冷却CAEを対象に,サロゲートモデルによる計算高速化を行った.CAE結果を直交格子上に変換した前処理と,GCNNを用いて冷媒粒子挙動を予測し,濡れ面積を算出する手法を構築.その結果,粒子法解析と比較して計算時間を1分程度に短縮しつつ,濡れ面積予測精度MAPE5%を達成. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
Development of a Model-Based 2-Stage Motor System Inverter Durability Test Mode Reflecting Customer Usage Minsu Hyun・Miyong Lee・Je Hwan Lee・Yeong Ju Koh (Hyundai Motor) This study proposes a methodology for developing durability test profiles for a 2-stage motor system inverter based on real-world customer usage. A C-segment electric crossover vehicle was used as a reference to generate simulation scenarios, and a multi-physical vehicle model was applied to reproduce operating conditions. The generated scenarios were applied to a target vehicle to calculate inverter thermal loads, and an optimization approach was used to derive durability test profiles. The proposed method reproduced customer usage within a 5% error margin and established durability test profiles applicable to component-level inverter durability testing. |
| 2 | ◯ |
充給電機能を統合した電動ドライブユニットの研究 梓沢 慶介・久保田 芳永・中富 奏明・浅見 記吉・二村 圭哉・轟 拓海・内藤 直也(本田技術研究所) 電気自動車の電気部品の小型化・低コスト化・高効率化が求められる中,駆動用モータおよびインバータを活用した充給電統合ドライブユニットを検討した.巻線の直列・並列切替により高出力と高効率駆動を両立するとともに,AC充電時のトルクレス化と充電効率の両立が可能であることを示した. |
| 3 | ◯ |
新型トヨタ中型ピックアップトラック向けBEVシステムの開発 鈴木 隼人・前田 健吾・橋本 剛・中村 康一・河森 央光(トヨタ自動車) カーボンニュートラル社会の実現に向け,燃費・排出ガス規制の強化への対応と,お客様の期待を超える魅力的な車両の提供を両立するため,トヨタはマルチパスウェイ戦略を推進している.今回,商用用途を中心に社会を支える中型ピックアップトラックにおけるマルチパスウェイ実現の一環として,オフロード走行に対応したBEVパワートレーンシステムを開発した. |
| 4 | ◯ |
コンパクトSUV向け第3世代100%電動駆動ハイブリッドパワートレインの開発 桐迫 啓誠・小林 敦(日産自動車) 第3世代100%電動駆動ハイブリッドパワートレイン(e-POWER)をコンパクトSUV向けに開発しました.この第3世代ハイブリッドパワートレインにより,トップレベルの静粛性および加速性能と,高速走行域を含めた高い燃費性能を実現しています. |
| 5 | ◯ |
プレミアムミニバンの力強い走りを実現するバッテリ技術の開発 村上 聡・本田 崇・坂本 涼・保坂 賢司・石本 昇三・枚田 典彦(日産自動車)・川崎 龍彦・細谷 陽明・關 栄二(ビークルエナジージャパン) 日産自動車は,100%電動駆動ハイブリッドシステムを小型車からミニバンへ展開してきた.大型ミニバンへの適用に向けてバッテリーの高出力化が必要となり,新型バッテリセル開発と発熱量・冷却性能のバランス設計により,コスト・重量・耐久性を両立した高出力バッテリーシステムを実現した. |
| 6 | ◯ |
新型 大型ミニバン向け第3世代100%電動駆動ハイブリッドパワートレインの開発 鈴木 伸一・吉田 直弘・石崎 晋(日産自動車) 新型の大型ミニバンは,走りの愉しさと乗員の快適性を高次元で両立することを目指して開発した.第3世代の100%電動駆動ハイブリッドパワートレイン(e-POWER)による燃費と静粛性の向上とサイズの大きな車両に対応する新技術の採用により,優れた走行性能,快適性,燃費性能を実現した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
THSエンジン起動時振動に対するMBSE適用による制御適合最適化の検討 清水 聡・佐川 正記・神長 隆史・原 詳太・末益 賢治・金子 広孝(トヨタ自動車) 近年の車両動的性能開発では,制御適合の工数増大と手戻りが課題である.本研究ではハイブリッド車の起動時振動を対象にSysMLモデルを構築し,要求・設計要素間の関係可視化と中間状態量に基づく検証を導入することで,原理原則に基づく適合を実現し,手戻り低減と工数削減の有効性を示した. |
| 2 | ◯ |
MBSEと生成AI(LLM)活用によるe-Axleシステム開発の効率化 平野 拓朗・勝城 勝・川島 一訓・河住 拓郎(ジヤトコ)・片桐 大輝・森長 誠・西村 元一(ストックマーク) 既報では,MBSEモデルのナレッジグラフ化と生成AI活用によるe-Axle開発効率化を報告した.一方,ナレッジグラフの維持管理には継続的な更新が課題となる.本講演では,技術報告資料等の非構造化ドキュメントから,AIが情報構造を自動抽出し,グラフを継続的に更新する手法と実践例について報告する. |
| 3 | ◯ |
車両盗難等の物理攻撃に適したリスク評価手法の検討 下川 真季・三好 孝典・垣東 和弘・堀端 啓史(住友電気工業) ISO/SAE21434のリスク評価は車両に対する物理攻撃のリスクを過小評価する傾向がある.本稿では,車両盗難等の攻撃が増加する社会的状況に対応するため,物理攻撃の実現性に着目したリスク評価手法を提案する.また,ソフト対策に加え,物理層セキュリティの重要性を議論し,攻撃の早期発見を目指す. |
| 4 | ◯ |
高レベル自動運転における未知リスクの定量化のためのベイズ的アプローチ 横田 剛典(NTTデータオートモビリジェンス研究所) 高レベル自動運転ではすべてのコンテキストや誘発条件を事前に想定しつくすことが難しく,安全論証において未知のコンテキストや誘発条件によるリスクを適正に推定し許容水準を満たしているかを評価することが求められる.本講演ではベイズ的アプローチによる未知のリスクの評価の方法について具体例を通じて紹介する. |
| 5 | ◯ |
SDVのOTAソフトウェア更新における再認証クレジット配分手法 橋本 直樹(モンスターラボ) SDVのOTA更新は型式認証関連機能を変えうるが,再評価をどれだけ仮想で消化できるかの手法は未確立.本研究は変更影響度分類と仮想証拠信頼性ティアからクレジット配分マトリクスを構成し,L3 ALKS(UN-R157)の60→95km/h ODD拡張に適用,仮想消化率と実車残存試験を導出する. |
| 6 | ◯ |
UN-R156-01改正におけるRXSWINの義務化を受けた日欧での実装状況の比較 榎本 恵・新国 哲也(自動車技術総合機構) 2021年のUN-R156ソフトウェアアップデート法規制定により,使用過程車へのソフトウェア更新による機能追加や変更が可能となった.更新後の基準適合性確認方法は日欧で異なり,欧州方式ではRXSWINを照合する.2025年のUN-R156-01改定の内容とその背景を解説し,今後の運用課題を考察する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
高齢ドライバにおけるオンライン運転適性診断と実車運転評価の関連 伊藤 倫・谷口 俊治・青木 宏文(名古屋大学) 高齢ドライバを対象に,オンライン運転適性診断で得られた握力・TMT・MVT・HP等の各指標と実車運転評価との関連を検討した.一定の限界を踏まえつつも,運転適性検査の受検につながる簡易評価手法としての可能性を示す. |
| 2 | ◯ |
マルチタスクを活用した運転認知特性検査法の予備的検討 岸 浩司・青木 宏文(名古屋大学) 個人に適合した運転支援を過不足なく提供するためには,高齢ドライバ各人の運転認知特性の把握も重要.運転を簡易的に模擬したマルチタスク状況下にて「周辺視での変化検出」,「空間探索」,「判断」,「空間記憶」の認知特性を計測するアプリを開発中.予備検討の結果,マルチタスク状況の有用性が明らかになってきた. |
| 3 | ◯ |
ハンドル・ペダルの操作連携の不適合に起因する操作ミスの発生メカニズムの検討 加藤 由衣・平松 真知子・中山 友香・海老名 亮彦(日産自動車)・上出 直人・安藤 雅峻(北里大学)・高松 敦(日産自動車) 高齢運転者に多い操作ミスの発生メカニズム解明のため,車線逸脱や踏み間違いによる事故映像を分析した結果,旋回時のハンドル・ペダル操作連携のタイミングおよび量の不適合が一因と示唆された.そこで操作連携の能力を評価する操作課題を作製し,不適合に関連する身体・認知特性および操作行動の特徴を明らかにした. |
| 4 | ◯ |
白内障傾向が薄暮・夜間走行時の運転行動に及ぼす影響 平松 真知子・川野 勉・伊藤 勇希・早川 雄己・高松 敦(日産自動車)・川守田 拓志(北里大学) 白内障は多くの高齢者にみられ,低コントラストやグレア環境で視力を低下させる.本研究は,白内障による運転への影響を明らかにするため,ドライビングシミュレータで薄暮・夜間の運転行動を測定し,水晶体混濁との関係を分析した.その結果,水晶体混濁のある者は右折時に補償行動を示し,表示読み取りに遅延がみられた. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
燃費・排ガス向上に向けた燃焼室壁温推定に基づく噴射制御合理化 森岡 竜太郎・安達 龍・津田 雄史・志村 進・篤 幸太郎(SUBARU) 冷却水温で制御されたEV走行後のエンジン再始動時は,筒内状態のばらつきが大きく,排ガス・燃費への影響が課題である.本研究では壁温センサ搭載車で計測を行い噴射量低減効果を確認するとともに,既存パラメータから壁温を推定するAIモデルを構築し,制御適用の可能性を示した. |
| 2 | ◯ |
自動車内燃機関における低計算コストかつ高忠実なLarge Eddy Simulationのための数値手法の検討 八百 寛樹(菱友システムズ)・伊藤 貴之(日本自動車研究所)・高林 徹(本田技術研究所) 自動車内燃機関開発を取り巻く事情は複雑の一途をたどる中,開発ツールの1つであるCFDの低コスト化および予測精度向上が求められている.著者らはその要請に対して,Cell-Based AMRと高精度離散化手法を採用したCFDコードの研究開発を実施している.本稿ではその取り組みを計算例を交えて紹介する. |
| 3 | ◯ |
単一スロットル方式多気筒エンジン用吸気コレクタ形状に関する基礎検討 高山 拓武・小清水 健真・笠松 忍・呉 文宝(東海大学大学院)・小川 和輝(愛知工科大学)・成田 正敬・加藤 英晃(東海大学) 著者らは小型競技車両に搭載可能な多気筒ガソリンエンジンの性能向上に関して継続的に研究を行なっている.本報告はエアリストリクタを装着した吸気口からシリンダまでの吸気形状において,吸気コレクタの形状に着目し,形状の評価に非定常流体解析を用いて吸入空気量分配特性に与える影響について基礎的検討を行った. |
| 4 | ◯ |
希薄燃焼火花点火機関における未燃炭化水素生成・排出挙動の実験解析 川口 翔矢・窪山 達也・森吉 泰生(千葉大学) 希薄燃焼の実用化における課題の一つである未燃炭化水素の生成要因を明らかにし,ガソリンエンジンの熱効率向上手法を提案することを目的として,高速FIDやNDIRを含む排気ガス分析計,熱流束センサ,およびCN燃料として期待されるエタノール混合燃料を用いて,燃焼特性および未燃炭化水素の生成・排出挙動を解析した. |
| 5 | ✕ |
高効率PFIリーンバーンエンジンの開発(第1報) 渡邉 和成・永野 幸秀・正月 宏明・奥井 和仁・佐田 景一・草塲 耕佑・櫻木 章樹・島 祐太・内藤 一哉・江原 達哉(ダイハツ工業) CN貢献に向け,コンパクトカー用の良品廉価なPFIリーンバーン(λ≥2)ガソリンエンジンの開発を進めている.燃焼室形状の設計検討等により筒内流動を改善し安定した高速燃焼を実現したことで,最大でλ=3付近まで運転可能となった.中-低速回転数の広範囲において図示熱効率45%以上,低NOx排出を達成した. |
| 6 | ◯ |
リーンバーンSIエンジンを搭載したハイブリッド車両におけるORC-TEG複合廃熱回収システムの検討 成毛 政貴・北村 高明(日本自動車研究所) ハイブリッド車両の更なる燃費向上には廃熱の有効利用が重要となる.本研究では,空気過剰率2.0以上の希薄条件で運転可能なSIエンジンを搭載したハイブリッド車両を対象に,エンジン冷却系を含む有機ランキンサイクルと熱電発電装置を組み合わせた廃熱回収システムについて,その効果を数値シミュレーションにより評価した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
1次元位置フィードバック下における車両ナビゲーション 王 威・中野 公彦(東京大学) 本研究では,1次元位置のみが観測可能で,特殊螺旋曲線を活用した新たな車両ナビゲーション手法を提案する.提案手法を実車実験およびシミュレーションを通じて検証し,その有効性を確認するとともに,従来手法と比較して走行時の経路追従性能が向上し,経路偏差を効果的に低減できることを示した. |
| 2 | ◯ |
E2E自動運転MBDに向けたフォトリアルシミュレーション基盤の設計と構築 仲村 佳悟・横山 美優(アイシン) CGベースの自動運転シミュレーションは,実映像とのドメインギャップや高い構築コストが課題である.本研究では3次元ガウシアンスプラッティングと車両モデルを同時にシミュレーションすることで,フォトリアル性と車両運動の正確性を両立したシミュレーション基盤を構築し,評価を行った. |
| 3 | ◯ |
自動運転における対向車遮蔽歩行者の検出検証と仮想長焦点カメラを用いた遠方認識の改善 王 奕童・繆 継樹・服部 倖也・平川 翼・山下 隆義・藤吉 弘亘(中部大学) 自動運転の安全向上に向け,遠方の物体に対する検出精度を向上させるために,従来のカメラ視点とともに遠方領域をフォーカスした視点を併用するMulti-View BEVFormerを提案する.本手法の有効性を評価した結果,従来手法では検出が困難な100m先の物体も高精度に検出できることを実証した. |
| 4 | ✕ |
インフラ協調自動運転システムの車両検査ライン導入における高精度LiDAR認識の活用と自動検査 穗積 伸哉・狩野 岳史・岡元 裕生・永渕 雄平・岩堀 健人・岩崎 典継・澤野 拓朗・岸岡 悠太(トヨタ自動車)・高田 誠也・東 謙太(デンソー) 労働力不足の課題解消と車両工場の生産性向上のため,インフラ協調自動運転システムを開発している.人や設備との共存空間や外乱のある環境において,従来のカメラに替えて,高精度LiDARを用いた自己位置推定と物標検知の機能を開発した.さらに精緻な車両制御による自働検査の可能性について検討を進めている. |
| 5 | ◯ |
Active Misalignment Correction System for Autonomous Driving Radar Using IMU/MAG Sensors and Actuators Sukbom Son (Hyundai Motor)・Juhwan Park・Wanho Son (Ecoplastic)・Jin Young Yoon・Dongha Kim・Hongheui Lee・Sungho Park・Soobok Kim (Hyundai Motor) Automotive radar sensors are a critical component of Advanced Driver Assistance Systems (ADAS), and their misalignment directly compromises autonomous driving safety. When integrated into the bumper rather than the front-end module (FEM), angular deviations are difficult to manually correct due to restricted physical access, and the exposed position makes the sensor inherently susceptible to impact-induced misalignment. In this study, we propose an automatic self-leveling system that detects radar misalignment via IMU and magnetometer (MAG) sensors and physically corrects the deviation using a custom-designed 2-DOF actuator, eliminating the need for manual calibration. |
| 6 | ◯ |
Tightly Coupled LiDAR-IMU-Odometry Fusion with Continuous-Time Trajectory Representation for Robust Ego-Vehicle Localization Naoki Akai・Yasuhiro Akagi・Takayuki Morikawa (Nagoya University) LIO can be used with only a LiDAR and an IMU, while odometry, which represents vehicle motion characteristics, is effective for improving robustness in vehicle applications. This presentation describes a robust vehicle localization technique that extends conventional discrete-time state estimation systems to continuous-time state estimation systems, enabling seamless fusion of LiDAR, IMU, and odometry according to their respective characteristics. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
Bird's Eye View認識システムと地図を連携した自動運転の開発 久保田 健斗・小山 哉・石井 一貴・迫川 海翔・高尾 英行(SUBARU) 自動運転の周辺車センシングとしてBird'sEyeView認識と地図を連携したシステムを構築した.周辺車と自車制御を協調させるには周辺車の行動予測が重要である.周辺車を地図に統合し,道路構造や接続関係を踏まえて周辺車挙動を予測する地図連携認識技術を開発した.自動運転における本技術の効果を報告する. |
| 2 | ◯ |
GameFormerによる車両間相互作用予測と走行計画の統合フレームワーク 三輪 真也・伊藤 章(愛知工業大学)・金城 健(デンソー) 自動運転におけるプランニングでは,多数の交通参加者による相互作用により,扱う状態次元数が増大し,モデルベース手法のみでは取り扱いが困難である.そこで本研究では,車両軌跡と地形情報から車両間の相互依存を考慮した軌道を予測するGameFomerとモデルベース走行計画を統合したプランニング手法を提案する. |
| 3 | ◯ |
高速道路合流シーンにおける組合せ最適化と監視機能を活用した軌道計画 髙橋 隆志(ミライズテクノロジーズ)・大矢 晃示(デンソー)・松浦 甲汰・山本 賢伸(ミライズテクノロジーズ) ミライズテクノロジーズは高速道路の合流シーンにおいて組合せ最適化を用いた軌道計画手法を自技会に報告してきている.26年度春季大会においては実データにおけるSIMの合流比較などを示した.本発表では,合流計画計算に監視機能を導入し,計画計算の回数を抑えることで計算コスト削減ができたことを報告する. |
| 4 | ◯ |
合流判断閾値の動的調整を伴う渋滞時の自律合流システムの開発 岩佐 拓未・禹 ハンウル(工学院大学) 本研究では,人間ドライバの運転行動を模倣した判断アルゴリズムを用い,渋滞時の自動運転車の自律的な合流を実現する.交通流データに基づき再現したシミュレーション環境において,本線車両の速度や車間距離などの挙動に応じて合流判断の閾値を動的に調整することで,固定閾値では困難な柔軟な合流判断を可能とした. |
| 5 | ◯ |
運転シミュレータを用いたインタラクティブな低速直角合流行動の解析とモデル化 畔柳 蓮・石黒 達也・奥田 裕之・鈴木 達也(名古屋大学) 本研究では,駐車場から道路本線への低車速かつ直角な合流を対象に,人間ドライバーの行動解析とモデル化を行う.ドライビングシミュレータによる観測実験から,停止線付近での微小な前進挙動「にじり出」に着目し,人間の合流判断を複数状態の遷移として表現する推定モデルを提案する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
運転経験を考慮したHUDを用いた注意喚起提示法の効果評価 福田 悠人(群馬大学)・香西 俊彦・岩瀬 勉(群馬大学/SUBARU)・後藤 育郎・鳥居 武史・三国 司(SUBARU) 運転者がヘッドアップディスプレイによる注意喚起提示から受ける効果を評価した.特に運転者の運転経験に注目して,提示効果に違いがあるかを調査した.運転経験の異なる実験参加者群に対して提示効果を評価する官能評価実験を実施した.実験の結果,提示条件や運転経験の差で官能評価や車両制御結果に有意差が確認された. |
| 2 | ◯ |
自動運転マーカーランプの昼夜の見え方に関する屋外評価実験(第3報) 阿部 晃大・加藤 洋子・飯塚 達也・関根 道昭・青木 義郎(自動車技術総合機構) 国連WP29にて自動運転中に点灯させる「自動運転マーカーランプ」の要件が議論されている.本研究では,2025年にGREへ提出された規則案を参考に製作したブルーグリーン色の評価用ランプを車両後面に設置し,光度や面積等を変化させた際の当該ランプや他の信号灯の見え方を調査する実験を,昼夜の屋外環境下で実施した. |
| 3 | ◯ |
認知しやすいアイコンシンボルの要件 宮下 由佳(日産自動車) 自動車のスイッチや表示のアイコンシンボルはユーザーに操作方法や表示の意味を伝える役割を担っている.特に説明なしでも理解しやすいものも多いが,高機能・複雑化する自動車内のアイコンシンボルをわかりやすく設計するため,身の回りにある公共交通機関の案内や家電・機器の表示などを参考にして哲学の観点で考察した |
| 4 | ◯ |
二輪車前方衝突警告HMIにおける視覚・聴覚刺激への反応特性の定量評価手法の提案 山本 貴登・鈴木 桂輔(香川大学)・竹村 直敏・李 柱衡・南 智貴(本田技術研究所) 二輪車特有の運転環境を考慮した前方衝突警報HMIの評価手法を開発した.従来のDS評価を心理学実験手法に代替し,適切な認知負荷を付与しつつ呈示条件を統制して,視覚・聴覚警告への反応を計測した.被験者30名の実験により,統計的な比較に十分なデータを取得でき,既存知見と整合する妥当な結果を得た. |
| 5 | ◯ |
高齢運転者とのco-designによるポータブル型ドライビングシミュレータのデザイン検討 江 林京・吉原 佑器・Nihan Karatas・原田 あすか・金森 等・田中 貴紘(名古屋大学) 本研究では,高齢運転者がVR型と物理ペダルを組み合わせたDS,物理ペダル型,デジタルペダル型,タッチ操作型の4種類のポータブルDSを体験し,グループディスカッションを通じて各方式の利点と課題を整理した.受容性,操作の分かりやすさ,身体的負担,携帯性のバランスを高齢運転者の視点から検討し,再デザイン方針を整理した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
前後輪駆動力配分制御に基づく車両全体の接線力最大化の検討 秋山 峰・横倉 勇希・大石 潔(長岡技術科学大学)・福井 順一・龍田 建太・今村 泰理・望月 浩孝(マツダ) 多様に変化する路面とタイヤの関係に対し,車両全体で見た接線力の和を適切に維持することは安全性・操作性の面で重要である.前後輪が別個に駆動するAWD車は,駆動力の前後配分比という自由度がこの目標に寄与しうる.本研究ではAWD車を制御対象とし,接線力の和を最大化する駆動力配分制御法について検討する. |
| 2 | ◯ |
次世代道路交通安全に向けた路面摩擦情報に関する研究 景山 一郎(先進路面摩擦データベース研究組合)・渡辺 淳士・栗谷川 幸代・原口 哲之理(日本大学)・金子 哲也(大阪産業大学)・西尾 実(アブソリュート) 自動操縦やADAS搭載車の安全性向上には路面摩擦情報が重要となり,特に冬季雪氷路等におけるこれらの情報は必須と考えられる.我々は,これら路面摩擦情報を継続的に計測してきたが,広範囲計測に向け計測の簡素化と精度向上に向けた新たな計測システムの構築を行なった.本発表では装置概要と計測結果例について示す. |
| 3 | ◯ |
モーター駆動系振動に基づくグリップ余裕度および路面μ推定 小野 英一・米澤 紀男(豊田中央研究所)・小薮 忠勝(デンソー) 車輪速度に現れる共振現象は,路面摩擦状態に応じて変化する.この特性を利用することでグリップ余裕度や路面摩擦係数(μ)の推定が可能となる.本稿では,モーター駆動車両のドライブシャフト共振現象を利用した推定手法を提案する.さらに,路面μが管理されたテストコースにおいて,路面μ推定の実験検証を行う. |
| 4 | ✕ |
トレッドブロック単位走査による据え切り時におけるタイヤ接地面内三分力分布の計測 酒井 智紀(本田技術研究所)・松原 真己・清水 柊斗(早稲田大学) 据え切り時にはタイヤ接地面内に大きなせん断変形が生じ,トレッドブロックと路面との間に複雑な摩擦力分布が形成される.本研究では,据え切り時におけるタイヤ接地面内の力学挙動を明らかにすることを目的として,トレッドブロック単位で接触力を計測可能な走査型計測手法を提案した. |
| 5 | ◯ |
軸力0Nにおけるホイールナットの緩み進展挙動 河野 隆修・岡本 絢子・木村 優介(SOKEN)・辻 隆弘・木村 陽介(トヨタ自動車)・鈴木 萌(SOKEN) タイヤ脱落事故防止に向けて,締結軸力消失後の緩みの進展は未解明である.本研究ではタイヤ試験機を用い,軸力0N後のナット挙動を計測した.荷重を受けないナットがタイヤ回転に伴いホイール穴と接触・離脱を繰り返すことで,ナットに回転の力が作用することが,緩み進展の一因となる可能性を示した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ✕ |
鋼/アルミ異材スポット溶接接手の強度特性 各務 綾加・相本 光宏・梅野 栄介(トヨタ自動車)・松岡 秀明・尼子 龍幸(豊田中央研究所) 鋼板とアルミ合金のスポット溶接では,接合界面に生成される金属間化合物が接合強度と密接に関係することが知られている.本報では,鋼板とアルミ合金板のスポット溶接において,金属間化合物の脆さを克服する目的で突起状組織を形成した溶接継手を製作し,疲労強度について調査した. |
| 2 | ◯ |
応力集中部を有するステンレス鋼薄板の疲労におけるコーキシング効果 王 暁光(東京濾器) ステンレス鋼薄板の応力集中部の疲労挙動を調査し,コーキシング効果が疲労限度に与える影響を明らかにした.ヒステリシスループや疲労線図から,応力比や応力振幅によるき裂の発生・進展の違いを観察し,き裂の伝播や破壊のメカニズムの解明を行った.コーキシング効果はき裂の停留や疲労寿命を左右する重要な要因であった. |
| 3 | ◯ |
Additively Manufactured HEA for Functional Integration and Weight Reduction in Mobility Systems Hyomoon Joo (Hyndai Motor) Recent mobility systems require structural materials with stable properties over wide temperature ranges. Conventional alloys degrade under extreme conditions. A Ni-based high-entropy alloy was fabricated via additive manufacturing, enabling precise microstructural control. The alloy exhibited temperature-insensitive tensile behavior due to its stable single-phase structure and sluggish diffusion. Grain boundary engineering enhanced strain hardening and mechanical robustness. The material shows strong potential for automotive applications, including electric powertrain and thermal components, offering improved durability and reliability for next-generation mobility systems. |
| 4 | ◯ |
A Study on Optimization of Two stage rolling process to Improve formability and Reduce springback of Pure titanium thin sheet for Fuel cell Separator Jaebong Park・Sunghwan Kim (Hyundai Motor) It was confirmed to improve the formability and reduce springback of titanium for separators through a two-stage rolling process with intermediate annealing. The effect of rolling texture dispersion due to inducing twin was verified. In addition, the analysis of rolling texture, grain, mechanical properties and springback was conducted based on the number of rolling stage, thickness reduction ratio, final annealing temperature and time. Through these results, the optimal two-stage rolling process that can improve formability and reduce springback were derived. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
多方向強制潤滑ハイドロフォーミングによる周方向差厚構造体の成形技術開発 佐々木 求貴・堤 大樹(東海大学大学院)・朝比奈 祐之介・窪田 紘明(東海大学) 多方向強制潤滑ハイドロフォーミングにより周方向板厚分布を制御した差厚構造体を成形し,FEM解析による曲げ圧縮性能の評価をした.結果として,3方向および4方向潤滑条件では,通常ハイドロフォーミングより最大荷重およびエネルギ吸収量が向上し,軽量化と衝突安全性の両立する可能性を示した. |
| 2 | ◯ |
塗布型補剛材による外板パネル歪の予測技術の検討 岩間 隆史・大西 洋一郎・新宮 豊久(JFEスチール)・本田 彩夏・三井 雄二郎(SUBARU) 外板パネルの張り剛性向上を目的に塗布型補剛材の適用が検討されている.塗装焼付け時に,収縮によりパネルに生じる歪が課題である.実車適用の際,歪の無い適正な塗布サイズ(幅,厚み)の把握が必要だが,パネル歪の予測手法が無い.実車ドアの試作を通じ,補剛材の熱処理過程の物性変化反映により予測精度向上を見出した. |
| 3 | ✕ |
アルミニウム合金溶接継手における単一ブローホールのサイズおよび断面内位置が応力状態に及ぼす影響の定量評価 宅野 聡悟・新里 映太・大竹 和実(トヨタ自動車) 近年,自動車車体の軽量化を目的としてアルミニウム合金の適用が拡大している.アルミニウム合金溶接継手では,母材に比べて溶接ビード部の強度が低くなる場合が多く,溶接部が構造上の弱点となりやすい.このため,製造過程で発生するブローホールなどの欠陥が継手強度に及ぼす影響が顕在化しやすく,品質安定化の観点から重要な課題となっている.従来はブローホール径や気孔率に着目した評価が主流であったが,同一サイズであっても断面内位置により応力状態が異なるため,サイズと位置の組合せが強度へ及ぼす影響を定量的に整理する必要がある.本研究では,アルミ溶接継手を対象として,単一ブローホールのサイズおよび断面内位置がき裂起点部の応力状態へ及ぼす影響を検討した.有限要素法による線形解析を用いてブローホール径および断面内位置を変化させた解析モデルを作成し,き裂起点部に発生する応力との関係を整理した.さらに,多数の条件を効率的に評価するため,解析結果を用いて機械学習を適用し,ブローホールのサイズおよび位置が応力上昇に及ぼす影響傾向を分析した.また,ドリル加工により人工欠陥を導入した試験片を用い,静的強度および疲労強度試験を実施し,前述のCAEを裏付けるデータを取得した.欠陥サイズよりも位置の寄与が大きいことを明らかにし,サイズと位置を組み合わせて整理することで,単一ブローホールが強度へ及ぼす影響をより体系的に評価できる可能性を示した.本研究は,アルミ溶接部におけるブローホール影響評価の高度化に資するものであり,溶接部設計および品質検討段階における指標整理に有用である. |
| 4 | ◯ |
塗装乾燥工程におけるドア変形予測技術構築の取組み 庄山 和輝(トヨタ車体)・竹添 慎一(トヨタ車体研究所) 車両を製造するなかで,ボデーとドアの建付けは外観品質を確保するための重要な管理項目である.影響因子である塗装乾燥工程の前後でドア形状が変化してしまう現象(ヘムずれ)に関して,コンポーネント評価を活用した発生メカニズムの検証とシミュレーションを用いた予測技術の構築を行ったので紹介する. |
| 5 | ◯ |
低熱処理ひずみ駆動系歯車の開発 大川 雄大・加藤 豪・前田 誠(ジヤトコ) 駆動系歯車は熱処理により強度と耐摩耗性を得るが,熱処理歪みによる変形を矯正する必要がある.特に中空構造の遊星歯車用インターナルギヤは変形が著しい.そこで,高強度と低歪みを両立する材料および工法の組み合わせを開発した.本手法により,矯正工程を省略しつつ高精度な歯車の製造が可能となる. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
排気脈動制御による触媒浄化性能の向上 江崎 孝志・本田 千恵・杉原 申也(三五) エンジンが高負荷運転する時は,大流量のため触媒での排出ガスの流速が大きく,浄化性能が低下する.本研究ではエンジンの排気脈動に注目し,流速変動を低減することで浄化性能を向上させた.触媒位置での速度変動の制御は,触媒より下流に搭載されたマフラの内部構造を変更することで行った. |
| 2 | ◯ |
データ駆動型モデルによるモーダルEMの高精度予測 酒井 康平・荒木 崇至・長野 高皓・河野 通治(マツダ) 自動車開発において,排出ガス(EM)規制強化に伴う車両全体での機能配分の需要に対し,高速かつ高精度な机上でのEM予測技術の構築が求められる.それに対し本研究では,定常性能マップと過渡補正AIを組みあわせたデータ駆動型モデルを提案し,仕様変更を伴う新機種でのモーダルEM予測技術を構築した. |
| 3 | ◯ |
詳細な表面反応を考慮したPd系三元触媒の数値熱流体解析 井上 敬太(早稲田大学)・小田 颯一郎(サッポロビール)・青山 颯汰(トヨタ自動車) 排ガス浄化の高効率化に向け,触媒層内のガス拡散が浄化性能に及ぼす影響の定量評価が求められている.本研究では,上層に不活性層を設けたPd三元触媒の試験と,細孔物性に基づく1+1Dモデル解析を比較した.結果,本モデルは浄化挙動を再現し,高温域では拡散律速により反応が表層に集中することを明らかにした. |
| 4 | ◯ |
連通孔付与TWC凝集粒子内の分子拡散とその粒子積層構造における反応率評価 千本 隆汰・渡邉 摩理子(上智大学)・花村 克悟(科学技術振興機構) サブミクロンスケールの連通孔を有するナノスケール粒子凝集体由来の多孔質三元触媒について,拡散シミュレーションにより拡散係数を算出し,簡易多孔質モデルとして粒子層解析に適用した.流動・拡散および反応解析から,連通孔構造と粒子積層構造が反応率に与える影響を整理し,反応促進に寄与する因子を特定した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
VRシミュレータ実験を用いた緊急時における自転車乗員の回避行動の分析 佐野 広弥・趙 雨晴(名古屋大学) 自転車関連死亡・重傷事故の多くは,四輪車との出会い頭衝突事故である.本研究では,VR自転車シミュレータを構築し,四輪車の飛び出しを模擬した実験を実施した.自転車乗員の運転特性および緊急時における回避行動を計測し,衝突回避の成否に影響を与える挙動特性を分析した. |
| 2 | ◯ |
無信号交差点におけるサイクリストの加減速判断に基づく速度決定モデルの構築 脇坂 龍・山口 拓真・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント)・奥田 裕之・鈴木 達也(名古屋大学) 自転車はルール認識の曖昧さ等により多様な動きをするため,自転車の動きをモデル化したシミュレーションは自動運転等の安全評価において非常に重要である.本研究では,無信号交差点における左折巻き込みシーンを対象に,自転車シミュレータを用いて計測したデータからサイクリストの速度決定モデルの構築・評価を行った. |
| 3 | ◯ |
後方接近車両との相互作用を考慮したサイクリストの追い越し判断モデルの提案 小栗 漱也(名古屋大学)・脇坂 龍(トヨタテクニカルディベロップメント)・奥田 裕之・鈴木 達也(名古屋大学)・山口 拓真・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント) 歩車混在空間において,他車両との相互作用がサイクリストに与える影響の考慮は重要である.本研究は,サイクリストが前方の自転車を追い越す行動に着目し,後方接近車両も考慮した追い越し判断モデルを構築する.予備動作を含むLSTMによる意思推定と追い越し実行判断の2段階でモデル化し,その有効性を検証する. |
| 4 | ◯ |
車両減速挙動に対する歩行者の譲り認識およびそのモデリング 府川 寿紗・吉川 大貴(慶應義塾大学大学院)・中島 航・藁谷 剛司(スタンレー電気)・大門 樹(慶應義塾大学) 無信号横断歩道を再現したVR実験では車両の減速挙動に対する歩行者の譲られた判断に与える影響や譲り意図認知過程を検討した.実験変数として車両の初速度,減速開始位置,停止位置および昼夜環境を操作した.判断時間および心理的側面の観点から分析し,車両挙動が歩行者の認知・判断プロセスに与える影響を報告する. |
| 5 | ◯ |
夜間歩行者事故の削減に向けたパターニング前照灯の効果 飯塚 達也・加藤 洋子・青木 義郎・関根 道昭(自動車技術総合機構)・河村 和幸・忍田 圭(本田技術研究所) 夜間の対歩行者事故低減に向け,前照灯によるダイヤモンド型パターン照射の効果を実車走行実験により評価した.運転者を想定した評価では歩行者の視認距離,歩行者を想定した評価ではスマートフォン操作中の注意分散状態における車両の視認距離を計測し,従来の走行用及びすれ違い用前照灯と比較した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ドライバの脳活動差が及ぼす左右カーブの認知と運転操作への影響 小川 令恩・橋本 幸二郎・篠原 菊紀(公立諏訪東京理科大学)・牧田 匡史(帝京大学)・國行 浩史(公立諏訪東京理科大学) 本研究では左右カーブに対するドライバの脳活動と運転能力優劣の関係をドライビングシミュレータによる実験から分析した.その結果,左右カーブ共に右側の前頭前野が活性化しているとカーブの逸脱量が少ないことがわかった.さらに,右カーブでは右側の前頭極の活性化が高い方がカーブ逸脱量は少ないことがわかった. |
| 2 | ◯ |
信号無視事故を引き起こす要因の分析 國行 浩史・大島 俊哉・鈴木 銀平(公立諏訪東京理科大学) 本研究は市街地において信号無視事故が多発している地点の調査を行い,事故要因の分析を行った.その結果,多発地点は信号機間隔が短く,また先に大きな交差点があることがわかった.信号機間隔が短いと同一交差点として誤認識され易く,大きな交差点に気を取られ手前の交差点を見落とししてしまうことが要因と考える. |
| 3 | ◯ |
ドライビングシミュレータを用いた属性別ドライバモデルの開発 杉浦 真吾(トヨタシステムズ) ドライビングシミュレータを用いて被験者の曲線走行時の特徴量の計測を実施し,その特徴量を年齢等で分類し属性別のドライバモデルの構築を行った.仮想ADASの設定をある属性向けとなるように今回作成したドライバモデルを使ってパラメタの調整を行うことで属性別のドライバモデルの妥当性検証を実施した. |
| 4 | ◯ |
機械学習によるペダル操作予測誤差の解釈に向けたドライバ操作の確率的特性評価 松本 昂洋・廣瀬 敏也(芝浦工業大学) ペダル踏み間違い検知に向け,機械学習によるペダル操作予測の活用が検討されている.一方,ドライバの操作は確率的に変動する.そのため,予測モデルの評価では,モデル性能と確率的変動の両者を考慮する必要がある.本研究では,同一条件下の操作ばらつきを定量評価し,予測誤差を解釈する基礎的指標を検討する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
運転者の行動圏と年齢・移動手段・居住地域の関係 西木 教智・小菅 英恵・田久保 宣晃(交通事故総合分析センター) 本研究では,物損事故データを運転者の移動行動の標本として解釈し,自宅から事故現場までの距離を代理指標として運転者の行動圏の分析を行った.個人属性及び事故発生状況を説明変数として重回帰分析を適用した結果,行動圏の年齢に伴う3段階の変化や,移動手段及び居住地域別における差異が示唆された. |
| 2 | ◯ |
交差点通過時に見られる運転習慣の可視化 村上 拓也(三菱電機)・松木 裕二(福岡工業大学)・明神 貴羅(三菱電機モビリティ)・小島 太一・表 朝子・中村 雄大(三菱電機) 日常の運転習慣を簡易に評価するため,探索的研究を実施した.熟練運転者と運転初心者を対象にシミュレータを用い,見通しの良さに差がある交差点通過時の運転挙動を比較した結果,一時停止の順守状況と左右確認行動に差がみられた.これらの差は,運転時の安全確認習慣の有無に起因する可能性があるため,報告する. |
| 3 | ◯ |
運転初心者における振り返り映像視聴と肯定的な自己評価が不安感情に与える影響 吉田 創・中江 陸人(京都工芸繊維大学大学院)・西崎 友規子(京都工芸繊維大学) 運転初心者が苦手とする運転場面での不安軽減を目的に,自身の運転の映像視聴や肯定的な自己・他己評価による振り返りの効果を,合流場面において検討した.また,交通状況の複雑さが,それぞれの振り返り手法における不安軽減量に与える影響を検討した.主観・生理指標による不安軽減評価の他に運転行動の変化も評価した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
動的および静的ドライビングシミュレータを用いた長時間運転時におけるドライバの着座疲労評価 栗田 皓太・増田 大和・早川 聡一郎・池浦 良淳(三重大学)・北川 哲也(フォルテック) 本研究では,動的および静的ドライビングシミュレータを用いてシートモーションの有無が長時間運転時のドライバの着座疲労に及ぼす影響を比較検討することを目的とする.疲労評価には,各種身体状態情報を指標とする客観評価,アンケートによる主観評価を用いた.各指標を比較し,疲労の差異について明らかにする. |
| 2 | ◯ |
座面・背面反力を考慮した腰部負担推定法の試案 真鍋 凜太郎(香川大学大学院)・土谷 圭央(香川大学) 長時間運転する際には,座位姿勢で長時間とどまることになり,血流悪化,腰痛の原因となる.その原因追及のためには,座位における腰部負担を正しく評価する必要がある.そのため,椅子座面・背面に加わる圧力を計測し,それを考慮した腰部負担推定モデルを試作し,シミュレーション評価を行った. |
| 3 | ◯ |
着座姿勢の多様化が乗員挙動に及ぼす影響解析 加藤 大地・河口 篤志(豊田中央研究所)・奥田 哲大(トヨタ紡織) 次世代モビリティの快適性評価に向けて,大きくリクライニングした姿勢を含む着座条件を設定した.その条件において,6方向の周波数スイープ加振下の全身乗員挙動をモーションキャプチャにより計測した.その結果,リクライニング角度と加振方向の違いによる乗員の周波数応答特性の変化が,基礎的検討として示された. |
| 4 | ◯ |
駐車操作移行時におけるペダル踏み替え動作の特徴分析 馬場 湧大・井上 潤哉(日本大学大学院)・風間 恵介・丸茂 喜高(日本大学)・平松 真知子(日産自動車)・毛利 宏(東京農工大学) 本研究は,踏み間違い事故における走行環境の影響を明らかにするため,通常走行時と駐車時のペダル操作を計測・比較した.踏み替え動作は「踵軸型」と「足部移動型」に分類された.踵軸型では駐車時に踵位置がブレーキ側へ移動して下肢関節運動が変化することが確認され,踏み間違いの発生に関与する可能性が示唆された. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ドライバー個人の操作入力制約を考慮したステアリングアシストシステムの提案 長坂 大輔(J-QuAD DYNAMICS)・伊藤 章(愛知工業大学)・奥田 裕之・青木 宏文(名古屋大学)・市瀬 茂徳(J-QuAD DYNAMICS) 前報で提案したドライバー個人の操作入力制約を考慮したステアリングバイワイヤによるアシストシステムについて,身体制約を模擬したドライバーによる実車評価を行った.本報では操作負荷低減効果および運転支援効果の評価結果を報告する. |
| 2 | ◯ |
前後輪への最適トルク配分による自動車の姿勢および外乱抑圧制御 渡邉 僚・和田 信敬(広島大学)・宮腰 穂・矢野 康英・足立 智彦・福井 誠志(マツダ) 本稿では,自動車の前輪と後輪への制駆動力の配分を最適化することにより,加減速時における車両姿勢の安定化と,路面の凹凸が車体運動へ及ぼす影響の最小化を達成する制御手法を提案する.提案制御則は,モデル予測制御に基づき導出される.提案手法の有効性は数値シミュレーションにより検証される. |
| 3 | ◯ |
パラメータ変動を考慮した深層強化学習によるパワートレイン制御系のロバスト性能向上 柴田 洸希(北海道大学大学院)・米沢 平成(北海道大学)・佐藤 晶太・菊池 浩矢・波多野 崇・近藤 秀一・平松 繁喜(マツダ)・梶原 逸朗(北海道大学) パワートレインでは,加速時に発生する低周波振動の低減が要求される.モデルベース制御系はシステムのモデルに依存するため,実制御対象のパラメータ変動により制御性能が低下し得る.本研究ではパラメータ変動を考慮した深層強化学習により制御方策を獲得し,変動下における制振性能/ロバスト性能を向上させる. |
| 4 | ✕ |
機能安全分析における一般道での網羅的なユースケースの導出手法の開発 宮田 義大・樫原 修平・中野 貴之(日産自動車) 一般道で作動するシステムの安全分析では無数のユースケースが想定され,その定義に膨大な時間がかかる.また,網羅性を証明することが難しい.特に多様な車両制御を行う自動運転システムはこの課題に該当する.これらの課題を解決したユースケースの導出手法を開発した.本講演では開発した手法と適用事例を報告する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
モビリティシステムにおけるネットワークボンディングのための無線特性取得と効果予測 山本 紗也・熱田 隆(1Finityモバイルテクノ) 本研究では,モビリティシステムに対し安定した通信環境を提供するために,複数の無線インタフェースを活用したネットワークボンディング技術を検討した.スマートデバイスを用いたセルラ測定系により無線特性を取得・蓄積し,エミュレータによりネットワークボンディングの効果を予測した結果を報告する. |
| 2 | ◯ |
モビリティシステムにおけるネットワークボンディング走行試験 熱田 隆・山本 紗也(1Finityモバイルテクノ) 本研究では,モビリティシステムに対し安定した通信環境を提供するために,複数の無線インタフェースを活用したネットワークボンディング技術を検討した.スマートデバイスを用いてネットワークボンディング試験系を開発し走行試験を実施した.本講演ではその結果を報告する. |
| 3 | ◯ |
遠隔型自動運転サービスにおける1:N体制関するシミュレーション検討 毋 岩斌・佐藤 稔久・橋本 尚久(産業技術総合研究所) レベル4自動運転移動サービスの実装において,遠隔監視者が複数台の車両を監視する運用は,安全性と効率性を両立する必要がある.本研究は,遠隔監視シミュレータを開発し,遠隔監視タスクに関する実験評価と運行シミュレーションを行い,監視台数が安全性・効率性に及ぼす影響と運用上の制約を検討した. |
| 4 | ◯ |
遠隔運転における操舵反力の提示タイミングが運転操作に与える影響 細井 崚大郎・自見 圭司(群馬大学)・上林 俊樹(SUBARU/群馬大学)・大熊 蓮・福田 悠人(群馬大学)・香西 俊彦・岩瀬 勉(群馬大学/SUBARU) 遠隔運転において,ハンドル操作時の抵抗感や路面からの反力が運転者には伝わらず,安定した操舵が難しいという課題がある.本研究では,ドライビングシミュレータ上で非線形タイヤモデルを用いて操舵反力を生成し,車両制御支援への有効性の検証と操舵反力提示のタイミングが運転操作に与える影響の結果を報告する. |
| 5 | ◯ |
映像品質が遠隔操縦に与える影響と白線強調による運転支援効果のシミュレータによる検討 大熊 蓮・自見 圭司(群馬大学)・上林 俊樹(SUBARU/群馬大学)・細井 崚大郎・福田 悠人(群馬大学)・香西 俊彦・岩瀬 勉(群馬大学/SUBARU) 遠隔運転では通信環境が著しく変化するが,映像品質を抑えることで通信の安定化が期待できる.しかし,映像品質の低下は周辺環境の認識に影響し,安定した操縦が困難になる.本研究では,低解像度状態と白線強調の影響を比較し,低解像度での白線強調が運転行動にもたらす効果を報告する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ドライビングシミュレータを活用した雪路車両運動性能評価と開発プロセス変革 中島 辰彦(トヨタ自動車) 雪路の車両運動性能評価は必要不可欠だが多くの時間を要している.本研究はドライビングシミュレータと車両・制御モデルを連携し,MBD評価環境を構築.リアルタイムな物理量結合・可視化で,実車評価前の課題抽出・対策検討を可能にした.これにより評価期間短縮と効率向上を確認し,開発プロセス変革の指針を示す. |
| 2 | ◯ |
製造起因の物理状態量を共通言語とする車体開発/生産統合アーキテクチャの提案 田中 一郎・堀部 浩由・藤井 隆之・樋口 英生(本田技術研究所)・髙山 光弘(元本田技術研究所) 車体生産の複数工程にて累積される製造起因の物理状態量を予測するCAEを中核に,車体四大性能CAE,生産ロボットシミュレーション,生産時CO₂排出量算出モデルを共通の物理状態量に基づき接続することで各モデルの物理的整合性を担保した形で連成を可能とする車両開発・生産統合アーキテクチャの構想を提案する. |
| 3 | ◯ |
CAEと生産ロボットの情報循環によるデジタルツイン構築技術 藤井 隆之(本田技術研究所)・陣内 貴洋(本田技研工業)・伊藤 和人(デジタルプロセス)・塚田 誠司(プログレス・テクノロジーズ)・田中 一郎(本田技術研究所) CAEと生産ロボット間の情報循環により,設計と製造の乖離解消を目指したデジタルツイン構築技術を提案する.ロボット動作に基づく条件反映と現場調整値のCAEへのフィードバックにより予測精度を向上させ,その有効性を実機適用で検証した. |
| 4 | ✕ |
車室内圧力変化予測に向けた離散薄膜モデルによるエアバッグ膨張挙動の数値解析 野原 聖之(神戸大学)・柴田 慎輔・疋田 和樹・菅谷 尚貴・長谷川 厚(本田技術研究所)・坪倉 誠(神戸大学) エアバッグの展開速度向上や新規部位への搭載に伴い,瞬間的な車室内圧力変化に起因する圧外傷の事例が報告されている.本報では,新たに開発した離散薄膜モデルを用いて内圧を指定したエアバッグ膨張挙動を数値解析し,車室内圧力変化予測技術の構築に向けて,流体構造連成解析への適用可能性を検討する. |
| 5 | ◯ |
FMIを活用した車両全体系モデルによる電動車用熱部品の最適化手法の検討 沢田 龍作(サワダ技研)・交易場 真(中央図研) 電動車の熱管理部品設計において,開発初期に実車環境での最適化を行うことは計算コストの観点から困難である.本研究では,実験式に基づく軽量な1D熱流体モデルを構築し,FMIを介してSimulinkの車両・駆動・空調統合環境へ連携した.パラメータ解析により,3DCFDに依存せず電費や温度挙動に対するロバスト最適仕様を迅速に同定する手法を確立した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ✕ |
鍛造アルミニウム合金の部分鍛造適用が疲労強度に与える影響調査 志水 健人・野崎 美紀也・石田 宗一朗・前川 佳大・平川 政昭・吉末 監介(トヨタ自働車)・鈴木 智博(豊田自動織機)・磯野 志之(トヨタ自働車) 鋳造アルミニウム合金では,鋳巣欠陥を起点とした疲労き裂が発生することが知られている.本研究では,鋳巣を模擬した人工欠陥に部分鍛造を適用し,欠陥サイズおよび欠陥圧潰が疲労強度に与える影響を調査した.実験結果から,欠陥の圧潰方向と主応力方向に対して直交方向に鍛造を適用することで,疲労強度特性に変化が見られることを確認した. |
| 2 | ✕ |
980MPa鋼板を適用した自動車用足回り部品の軽量化 大谷 隆広・田中 正顕・木村 大樹(マツダ) マツダが目指す,「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」の実現には,車両運動性能と環境性能が必要である.より多くのお客様にこの思想を届けるには,板金部品の薄板化が効率的であるが,剛性・強度・防錆性能の高いレベルでの両立が求められる.要素技術の進化により,これらの課題を解決した成果を報告する. |
| 3 | ◯ |
はく離負荷条件下における接着−リベット併用継手の疲労特性に関する調査 和田 千洋・河村 拓昌・新里 映太・宅野 聡悟(トヨタ自動車) 自動車車体の軽量化およびマルチマテリアル化に対応する接着‐リベット併用継手について,先行研究で主に扱われてきたせん断・引張条件に対し,実車フランジ部を想定したはく離負荷条件下の静的・疲労特性を取得した.高荷重域ではリベット支配,低荷重域では接着併用により疲労強度が向上することを明らかにした. |
| 4 | ◯ |
軟質ウレタンフォームの気泡分布関数と機械特性(圧縮荷重-変位特性)の関係性研究 井上 実(マツダ/香川大学/広島大学)・鈴木 桂輔(香川大学)・伊東 博之(東洋シート)・吉田 敏宏(マツダ) 前報までに精度検証ができた気泡分布関数を用いた軟質ウレタンフォームの圧縮F-S特性予測手法を用いて,気泡分布関数を種々変更させた時の圧縮F-S特性を評価した.その結果圧縮F-S特性に影響する気泡分布関数の特性・パラメータが明らかになり,軟質ウレタンフォームによるF-S特性制御の可能性を示すことができた. |
| 5 | ◯ |
流体トポロジー最適化を用いたダクト部品検討効率化手法の研究 伊藤 芳雄・伊藤 聡(トヨタ自動車)・白津 史也・河野 昌彦・渡邉 俊樹(トヨタシステムズ) 本研究では,流体トポロジー最適化を用いた空調ダクト設計の効率化手法を提案する.レジスタ有無を考慮した最適化および実機検証により,出口境界条件が圧力損失に及ぼす影響を明らかにし,実使用条件下での性能向上と開発工数削減を実証した. |
| 6 | ◯ |
3D筒内CFDの縮退モデル化による多段噴射条件の筒内状態量予測 長島 広貴・安達 龍・江黒 陽介・中川 光葉・桂川 卓磨(SUBARU)・石澤 夏希(IDAJ) 環境対応の高度化により,出力・燃費と排ガス低減の両立には開発効率化が不可欠である.多段噴射は排ガスに影響するが,幅広い運転条件における3D-CFD解析は計算コストが高い.そこで,CFD結果に基づく縮退モデル(ROM)を構築し,様々な噴射タイミングでの筒内状態量を素早く推定する手法を提案する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
カーボンニュートラル燃料(MtG: Methanol to Gasoline,EtG: Ethanol to Gasoline)を用いた火花点火エンジンの燃焼・排出ガス特性 岸本 千宙・森本 晴斗・Ratnak Sok(早稲田大学)・長田 剛・山田 涼太(トヨタ自動車)・草鹿 仁(早稲田大学) 火花点火エンジンにおいて,MtG,EtGによるエンジン性能への影響を低負荷から高負荷領域まで実験的に調査した.正味熱効率について燃料種間での差異は認められなかった.一方で,排出ガス組成については差異が確認された.要因として,各燃料の蒸発特性に起因する混合気形成過程への影響が示唆された. |
| 2 | ◯ |
エタノール混合カーボンニュートラル燃料(MtG: Methanol to Gasoline)を用いた火花点火エンジンの燃焼・排出ガス特性 森本 晴斗・岸本 千宙・Ratnak Sok(早稲田大学)・長田 剛・山田 涼太(トヨタ自動車)・草鹿 仁(早稲田大学) ガソリンおよびMtGにエタノールを添加した際のエンジン性能への影響を実機エンジン試験により調査した.エタノール添加により点火時期の進角が可能になり正味熱効率の向上が確認された.また,添加によりCO・NO・THC排出量が低減された.ガソリンとMtG間でエタノール添加感度の差異は認められなかった. |
| 3 | ◯ |
火花点火エンジン用カーボンニュートラル燃料(MtG: Methanol to Gasoline,EtG: Ethanol to Gasoline)のサロゲート燃焼反応機構の構築 岸本 千宙・森本 晴斗・Ratnak Sok(早稲田大学)・長田 剛(トヨタ自動車)・草鹿 仁(早稲田大学) ガソリン,MtG,EtGの燃焼特性について,定容燃焼容器を用いた実験および数値解析から検討を行った.MtG,EtGはガソリン燃料と比較して層流燃焼速度が小さく,断熱火炎温度も低くなる傾向を示すことが確認された.感度解析の結果,燃料中の重質芳香族成分が層流燃焼速度低下の要因であることを示した. |
| 4 | ◯ |
MTG(Methanol to Gasoline)プロセスによる合成ガソリンの製造と品質制御 岡本 憲一・網谷 直樹・新谷 紀行・大山 信雄・今井 章雄・鈴木 星哉・大森 敬朗・木濟 寛史(カーボンニュートラル燃料技術センター) 地球温暖化対策として輸送用燃料へのバイオエタノールや合成ガソリン導入が求められている.本研究ではMTG(Methanol to Gasoline)合成を実施し,粗油の品質分析から規格適合に向けた調整法を検討するとともに,FT合成との比較から今後の合成ガソリン製造の方向性を考察した. |
| 5 | ◯ |
合成燃料(e-fuel)と従来燃料における層流燃焼速度の比較検証 松田 大・菊地 慧(九州大学)・岡本 憲一・大山 信雄(カーボンニュートラル燃料技術センター)・Ekenechukwu CHIJIOKE Okafor(九州大学) 火花点火機関への適用を想定した燃料の基礎燃焼特性を明らかにするため,市販ガソリン,MTG燃料およびJPECがNEDOからの委託事業において入手した合成ガソリンを使用した試作FT合成燃料を対象に,定容燃焼容器を用いて層流燃焼速度を測定した.燃料の組成と炭素骨格が燃焼速度に及ぼす影響を検討した結果を報告する. |
| 6 | ◯ |
FT合成由来オレフィン含有ガソリンのエンジン燃焼特性評価 葛岡 浩平・小熊 光晴(産業技術総合研究所)・岡本 憲一(カーボンニュートラル燃料技術センター) FT合成によって得られた燃料をガソリンエンジンに適用する際には,十分な耐ノッキング性の確保が課題となる.本研究では,オレフィンを多く含む燃料を直接生成するFT触媒を想定したサロゲート燃料を用い,種々の運転条件下でのエンジン試験からその燃料組成がノッキング特性に及ぼす影響を評価した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
エタノール混合ガソリンの共沸現象が冷間始動時の液膜蒸発特性に及ぼす影響 佐藤 志龍・田村 賢治(早稲田大学大学院)・長田 知己(早稲田大学)・内田 健児・堀 隼基・飯田 晋也(マツダ)・草鹿 仁(早稲田大学) エタノール混合燃料の液膜蒸発特性を定容容器実験および3D熱流体計算で調査した.エタノールはガソリン由来の高沸点成分と共沸して蒸発を促進し,共沸補正した解析でもその挙動を再現した.蒸発特性は,共沸による蒸発速度向上と,高い蒸発潜熱による吸熱という,温度低下をもたらす2つの要因に支配されると結論付けた. |
| 2 | ◯ |
ガソリン中の軽質成分(エタノール)および重質成分と加熱・冷却サイクル条件がデポジットに及ぼす影響の基礎評価 片岡 朋治(トヨタ自動車)・中山 慶則(SOKEN) 近年,CO2排出削減に向けエタノールや合成ガソリンの社会実装の動きが活性化している.また,加熱冷却の繰り返しがガソリンデポジットの硬化を促進することが報告された.本報告では,エタノールといった軽質成分や合成燃料に関する重質成分の,加熱冷却サイクル下におけるデポジット生成への影響を報告する. |
| 3 | ◯ |
高効率ガソリン火花点火機関における燃焼室内デポジットのモデル化研究(第3報) 本橋 一馬・田中 光太郎・境田 悟志(茨城大学)・木下 幸一・阿部 容子(産業技術総合研究所)・森 伸介・小玉 聡(東京科学大学) 二酸化炭素排出量削減に向け,カーボンニュートラル(CN)燃料の使用が検討されているが,デポジットの生成が懸念されている.本研究では,燃焼室デポジットの生成予測モデルを構築することを目的とし,本報では,燃焼室を模擬した可視化定容容器を用い,CN燃料構成成分がデポジット生成に及ぼす影響を明らかにした. |
| 4 | ◯ |
高効率ガソリン火花点火機関における燃焼室内デポジットのモデル化研究(第4報) 木下 幸一・阿部 容子(産業技術総合研究所)・田中 光太郎・境田 悟志(茨城大学)・森 伸介・小玉 聡(東京科学大学) 近年,化石燃料に代わる合成燃料などのカーボンニュートラル燃料の導入が検討されているが,その利用に伴うデポジット生成が懸念されている.本研究では,燃焼室デポジットの生成メカニズムの解明,抑制手法の確立,および予測モデルの構築を目的とする.本報では,カーボンニュートラル燃料を想定した条件下でオートクレーブを用いたデポジット生成実験を実施し,生成挙動および特性の評価を行った. |
| 5 | ◯ |
高効率ガソリン火花点火機関における燃焼室内デポジットのモデル化研究(第5報) 森 伸介・小玉 聡(東京科学大学)・木下 幸一・阿部 容子(産業技術総合研究所)・田中 光太郎・境田 悟志(茨城大学) 近年,内燃機関の高効率化とカーボンニュートラル燃料の活用が求められている.一方,燃焼室内に生成・堆積するデポジットは,異常燃焼などを誘発する要因となることが懸念される.そこで本研究では,カーボンニュートラル燃料を対象とした燃焼室デポジット堆積速度予測モデルの構築を目的とした.本報では,模擬デポジット生成実験結果を活用し,燃料組成がデポジット堆積特性へ及ぼす影響について検討した.さらに,実機試験により得られるデータを活用したモデル化についても検討した. |
| 6 | ✕ |
アンモニア/水素SIエンジンの開発 村上 亮(ダイハツ工業) 本講演は26年度春季大会からの続報となる.アンモニアと水素をPFIにて供給する混焼エンジンを制作し,エンジン性能や安定した燃焼に必要な水素添加率を実機で検証した.また,始動運転点において点火プラグギャップと点火エネルギーが燃焼へ及ぼす影響を評価したため,その内容について報告する. |
| 7 | ◯ |
水素混合が火花点火天然ガスエンジンのノッキングに及ぼす影響の研究 西尾 渉・清水 剛世(早稲田大学)・吉村 佳・徳原 聡(スズキ)・草鹿 仁(早稲田大学) HCNG燃料を用いた火花点火エンジンにおいて,水素混合がノッキングに及ぼす影響を実験および数値解析により検討した.水素混合によりノッキング強度は増大する一方,開始時期への影響は小さいことを確認した.そして反応経路解析から,HO₂/H₂O₂系を介した自着火時の酸化反応の活性化が主因であることを示した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
無信号横断歩道における自動運転車の減速挙動を介した譲り意図伝達に関する研究 吉川 大貴・府川 寿紗(慶應義塾大学大学院)・中島 航・藁谷 剛司(スタンレー電気)・大門 樹(慶應義塾大学) 無信号横断歩道において,自動運転車の初速度,減速開始位置および減速度の違いが,歩行者による譲り意図の認識に及ぼす影響を実車実験により検討する.特に,譲られたと判断する割合と判断タイミングに着目し,減速開始後の早期に譲り意図が伝わりにくい減速挙動の特徴を明らかにする. |
| 2 | ◯ |
夜間環境が歩行者の横断判断に与える影響の分析 中島 航(スタンレー電気)・吉川 大貴・府川 寿紗(慶應義塾大学大学院)・藁谷 剛司(スタンレー電気)・大門 樹(慶應義塾大学) 自動運転車が,無信号横断歩道で歩行者に進路を譲る場面を想定し,暗い環境が歩行者の横断判断に与える影響を分析した.実車試験により,譲られたと認識したか否かを判断有無として取得し,車両挙動を説明変数とする交互作用を含む統計解析を行った. |
| 3 | ✕ |
クロスモーダル特性を考慮した前方映像提示型運転支援システムの感性評価 中野 塔莉(上智大学大学院)・竹原 昭一郎(上智大学)・坂本 秀樹(アルプスアルパイン) 本研究は,直感的で快適な左折ガイダンスを実現するため,音と振動の組み合わせによるクロスモーダル効果を検証した.左折案内シーンを対象にSD法実験を行い,刺激条件が感性評価に与える影響を整理し,設計指針を得た. |
| 4 | ◯ |
振動と注意対象の位置対応を利用したシートによる注意喚起方法の検討 上村 洋介(京都工芸繊維大学大学院)・北川 哲也・古舞 隆司(フォルテック)・西崎 友規子(京都工芸繊維大学) 単純な視覚刺激を用いて検討してきたシート振動による空間的注意誘導の注意対象物への反応促進効果について,実車走行映像を提示した動的視覚環境下で再検証した.これまでの結果と同様に,若年群および高齢群ともに,注意対象物の出現位置と一致するシート振動を呈示することで注意対象物への反応時間が有意に短縮した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
複数車線交差点における動的ギャップ推移予測に基づく右折意思決定支援 石附 悠・奥田 裕之(名古屋大学)・山口 拓真・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント)・豊田 平司郎(トヨタ自動車)・鈴木 達也(名古屋大学) 本研究は,複数車線交差点における対向車の車線変更行動を考慮し,広域インフラセンサ情報を用いた右折意思決定支援システムを提案する.車線変更に伴うギャップの分布を動的に確率的に予測し,安全マージンと待ち時間のトレードオフに基づくドライバの期待効用を最大化する最適な意思決定を支援する. |
| 2 | ◯ |
完全ブレーキバイワイヤ技術を前提とした足関節の関節受動抵抗を考慮したブレーキ操作特性の設計手法 横山 智宏・伊藤 健吾・加賀 翔大郎(トヨタ自動車)・吉武 宏・小竹 元基(東京科学大学) 従来の油圧ブレーキシステムでは,制動力を確実に発生させるために必要な液量やマスタシリンダ行程を基準として設計が行われており,ブレーキペダルのストローク量は構造的に規定された値を前提としてきた.そのため,ペダル操作系の設計は油圧成立性を優先する形で最適化され,人間の操作特性に基づいて自由に設計することは困難であった.これに対し,Brake-by-Wire(BbW)技術の適用により,制動力生成とペダル操作が機械的に分離され,液量や機構制約から解放された設計が可能となる.その結果,ブレーキ操作系を人間特性に基づいて設計するための新たな可能性が開かれつつある.BbW技術の適用により,ブレーキペダルの踏力(Force),ストローク(Stroke),車両減速度(G)の関係,いわゆるF-S-G特性は機械的制約から解放され,設計自由度が大きく向上している.これにより,操作フィーリングや運転者負担の低減を意識した多様なブレーキ操作系設計が可能となってきた.例えば,ペダル反力だけでなくストローク量そのものを設計対象とすることが可能となり,従来の油圧制約下では困難であった操作様式の再構成が可能となった.その結果,足関節の自然な回転運動を活用し,踵支持を前提とした操作など,人間の運動特性に適合したブレーキ操作系設計を実現できると考えられる.一方で,F-S-G特性の設計は依然として試乗評価や経験的調整に基づく部分が大きく,人間特性に立脚した体系的な設計指針は十分に整理されていないのが現状である.これまでの研究では,足関節主導のブレーキ操作に着目し,ヒラメ筋を主働筋とする筋力制御領域において,操作量と知覚減速度の関係がWeber–Fechner則により近似可能であることが示されてきた.しかし一方で,実車評価や試乗会における官能評価から,運転者が脱力している状態においても踏力が発生し,ブレーキ操作初期のフィーリングに強く影響することが確認されている.このような操作初期特性は,従来の液量・行程制約を前提とした設計思想の下では明確に理論化されてこなかった.本研究では,脱力状態において発生する踏力の起源を,足関節における関節受動抵抗として再定義し,これを明示的に考慮したF-S-G特性設計手法を提案することを目的とする. |
| 3 | ◯ |
複数振動子の組合せによるシート触覚刺激を用いたドライバの状況認識向上に関する研究 栗谷川 幸代(日本大学)・⼩泉 秀⽂・寒川井 伸⼀・涌⽥ 宏・中村 俊季・阿部 圭吾・佐藤 邦⽣(アルプスアルパイン) 運転者⽤シート振動による触覚刺激を視聴覚刺激の代替やこれらと組み合わせて⽤いることで,快適で直感的な運転⽀援効果を得ることを⽬指している.本研究では,シート内の複数振動子を組み合わせることで,ドライバの車両周辺等への状況認識向上効果を図った検討結果を述べる. |
| 4 | ◯ |
構造方程式モデリングを活用した安全運転促進のためのHMI個人適合設計論 室谷 帆人・鈴木 桂輔(香川大学)・吉田 恵美子(あいおいニッセイ同和損害保険) 実走行データと個人特性調査に基づき,潜在的要因(性格)と顕在的要因(運転行動)を統合した情報提示HMIデバイスの設計手法を提案した.SEMによる因果構造の可視化とAIにない明瞭なロジックで情報への信頼感を高めた.個人に最適化した警告により,トラスト醸成と安全運転を両立する,新たな設計論である. |
| 5 | ◯ |
スイッチ操作感触の心理量定量化モデル構築(第4報) 坂本 秀樹(アルプスアルパイン)・金 宣亨(東北大学)・竹内 翔太(アルプスアルパイン)・張 文玉・劉 淳琳・丁 一(東北大学)・下村 尚登・佐藤 邦生(アルプスアルパイン)・杉浦 元亮(東北大学) 自動車の車室内に装備されるスイッチは,用途毎に様々な操作感触が求められる.操作感触の評価は官能評価を用いていたが,心理量を示す項目は被験者による差が大きく客観的な評価が困難であることが知られている.本研究は,触覚の体験時の感覚次元をfMRIにて脳内表現を明らかにし,脳指標を用いた客観的評価の確立を目指した. |
| 6 | ◯ |
スイッチ操作感触の心理量定量化モデル構築(第3報) 七枝 佑哉・坂本 秀樹(アルプスアルパイン)・竹原 昭一郎(上智大学) 自動車の車室内で搭載されるスイッチは,使用者ごとに用途に応じて様々な操作感触が求められる.本報では,スイッチ押下時の操作感触の主観評価結果を基に個人の嗜好を分ける要因を明らかにした.また,属性別の評価者群の心理量とスイッチの機械特性との相関関係を示すモデル構築も併せて行った. |
| 7 | ◯ |
A Study on a Quantitative Evaluation Method for Daytime Visibility of Automotive Interior Illumination Using CIELAB Seong Uk Kim (Hyundai Motor) Daytime visibility assessment of automotive interior illumination has traditionally relied on subjective evaluation, leading to inconsistent pass or fail criteria. This study proposes a quantitative method based on LMK imaging photometer measurements in CIELAB color space. Although dE00, a conventional color difference metric, did not correlate well with visual perception, dLstar and LCR were found to be more effective indicators of daytime visibility. Empirical analysis showed that daytime visibility was insufficient when dLstar was below 4.5 or LCR was below 0.06. This luminance based criterion enables objective and reproducible evaluation for automotive interior illumination design. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
高圧縮比大型ディーゼル機関における最適燃焼室形状および高流量ノズルによる冷却損失低減 向山 智之・内田 登(新エィシーイー) 大型商用ディーゼル機関の更なる熱効率向上には,高圧縮比化と,増加する冷却損失を画期的に低減する必要がある.本研究ではまず圧縮比23.5の燃焼室形状設計を数値シミュレーションで検討し,得られた指針を圧縮比26の設計へ応用した.さらに高流量ノズルと組合せ,単気筒実機評価により冷却損失低減効果を確認した. |
| 2 | ◯ |
畳み込みニューラルネットワークモデルを用いたディーゼルエンジンの熱発生制御 関口 亮・岡本 毅・小澤 恒(いすゞ中央研究所)・栁内 滉洋・Ratnak Sok・草鹿 仁(早稲田大学) カーボンニュートラル燃料の多様化に対応するため,燃料特性によらず目標性能を実現する燃焼制御が求められる.本研究では,CNNを用いた熱発生率推定に基づく制御ロジックを構築し,セタン価の異なる軽油を用い,筒内圧力とクランク角加速度をそれぞれモデル入力として,推定精度への影響を評価した. |
| 3 | ◯ |
燃料の物理特性がディーゼルエンジンの噴霧と燃焼特性に与える影響 小林 亮太・藍澤 岳斗・座間 淑夫(群馬大学)・橋詰 剛(トヨタ自動車) 近年の圧縮着火機関ではCN燃料の適用により,更なる環境負荷への低減が期待されている.一方,CN燃料は従来の軽油と表面張力など物性値が異なる可能性があり,混合気の形成に寄与する空気導入特性の変化が予想される.そこで本研究では蛍光PIVを用いて噴霧への空気導入特性に及ぼす燃料物性の影響を調査した. |
| 4 | ◯ |
燃料の物理特性がディーゼルエンジンの噴霧,燃焼特性に与える影響 遠藤 佑馬(早稲田大学大学院)・志田 光希(早稲田大学)・橋詰 剛(トヨタ自動車)・草鹿 仁(早稲田大学大学院) 本研究では燃料の物理特性がディーゼル燃焼に及ぼす影響を明らかにすることを目的として,物理特性の異なる5種類の燃料を用いた実験を実施した.供試機関に単気筒ディーゼルエンジンを用い,2領域モデルで空気導入量を推算した結果,空気導入の早期化により従来よりも低い噴射圧においても微粒子低減が可能となった. |
| 5 | ◯ |
数値熱流体計算と機械学習を組み合わせた大型ディーゼルエンジンの燃焼室形状の最適化手法の研究 松前 諒大・松田 知紘・草鹿 仁(早稲田大学) ディーゼルエンジン燃焼室のリップ径・リップ深さ・リエントラント角を対象に,熱効率,Soot,NOx排出量を指標とした最適化を実施した.燃焼室形状と性能指標の関係を推定するためANNモデルを構築し,最適化にはPSOを適用した.感度解析により各形状因子の影響を明確化し,熱効率向上と排出ガス低減を両立する形状を探索した. |
| 6 | ◯ |
数値熱流体計算と機械学習を組み合わせた大型ディーゼルエンジンの燃焼室形状の最適化手法の研究 松前 諒大・松田 知紘・草鹿 仁(早稲田大学) PSOで最適化した2種の燃焼室形状の筒内現象を解析し,性能向上の要因を調査した.両立型は流速抑制により壁面熱損失を低減し,効率と排出ガス低減を両立した.熱効率特化型は流動強化と燃料噴霧のリップ部衝突により初期燃焼と後期酸化を促進した.PSOの重み設定により,特定の燃焼戦略を実現可能であることを示した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ディーゼルエンジンにおける水素酸素ガスの吸気添加によるPM低減効果 春日井 貫太・加藤 尊史・武田 凌政・大西 凌馬・栗田 健聖・西島 義明(愛知工業大学大学院) 生成した水素酸素ガスをエンジンの吸気に投入することで,燃費向上が期待できる.水を電気分解することで生じた水素酸素ガスを投入し,排出ガス中のPM(粒子状物質)質量の低減効果を評価した. |
| 2 | ◯ |
ディーゼル噴霧燃焼におけるホルムアルデヒド生成・消失挙動の可視化解析技術 稗島 利明・林 朋博(SOKEN)・福田 晶・河内 隆史・筒井 優斗(豊田自動織機) カーボンニュートラル対応で燃料多様化が進む中,ディーゼル自着火燃焼では燃料性状差が燃焼・排気特性に大きく影響する.そこで,燃焼状態の評価指標として有効なエンジン筒内のホルムアルデヒド分布に着目し,RCEMを用いた自発光・LIF法による可視化解析技術を開発した. |
| 3 | ◯ |
ディーゼル機関における吸気ガス条件がすす粒子の炭素結晶子サイズに及ぼす影響 竹内 真隆・山本 心優・黒島 悠(北見工業大学大学院)・稲葉 一輝・林田 和宏(北見工業大学) 本研究では,吸気ガス条件(圧力,温度,酸素濃度)がディーゼル機関から排出されるすす粒子の炭素結晶子サイズLaに及ぼす影響を実機試験により調査した.燃料には軽油とHVOを用いたが,燃料によらず吸気ガス条件に応じてLaが変化し,その定性的な変化の傾向は一致した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
メタノール-軽油デュアルフュエルエンジンの燃焼特性に関する研究 森田 慧・森脇 大翔(早稲田大学)・小暮 涼介・田中 貴文(三菱重工エンジン&ターボチャージャ)・古賀 智大(三菱重工業)・草鹿 仁(早稲田大学) 急速圧縮膨張装置を用いた可視化実験より,広い範囲の条件における軽油メタノール混焼の基礎燃焼特性の取得ならびに化学反応機構の選定およびパラメータ変更に対して精度よく予測できる3D-CFD燃焼モデルの構築を行った.軽油噴射時期の過度な進角および遅角は軽油噴霧の状態悪化と著しい着火遅れを引き起こすことを示した. |
| 2 | ◯ |
水素含有率に着目したバイオ燃料の煤生成への影響 加藤 尊史・春日井 貫太・武田 凌政・大西 凌馬・栗田 健聖・西島 義明(愛知工業大学大学院) 燃料組成中の水素含有率が高いと相対的に炭素含有率が低いことから,ディーゼルエンジンの燃焼時の煤の生成が少ないことが期待できる.単気筒エンジンを用いた燃焼試験を行った.排気の実測から水素含有率に対する煤の生成量が変化することを確認した. |
| 3 | ◯ |
HVO混合割合が着火時期に与える影響 武田 凌政・春日井 貫太・加藤 尊史・大西 凌馬・栗田 健聖・西島 義明(愛知工業大学大学院) ディーゼルエンジンの排気性能改善手段としてバイオ燃料が注目されている.特にHVOは水素化処理により,水素含有率が高い.この特性により,燃料中の水素と大気中の酸素との結合が促進されることで着火開始時期が早期化される.本研究では,HVOにおいて軽油と比較して着火開始時期が早期化することを確認した. |
| 4 | ◯ |
DPFを備えたディーゼルエンジンを用いたバイオ混合燃料の着火・燃焼特性評価 津田 稔・石田 雅照・山西 大(水産大学校)・神部 典之(ワーズインク)・佐々木 秀次(東京海洋大学) BDFの着火温度は軽油よりも高いため,着火・燃焼特性を明らかにする必要がある.本研究では排気系統にDPFを実装した214kW/3101min-1のディーゼルエンジンの燃料として,B5(5%バイオ混合燃料),B10,B20,B30を用いた場合の着火・燃焼特性と,セリウム系燃料添加剤によるDPFに堆積した“すす”の低減効果(燃費の改善効果)を明らかにした. |
| 5 | ✕ |
燃料物性値がディーゼル噴霧の形状におよぼす影響 有冨 功大・駒田 佳介(福岡工業大学)・山本 昌平(大阪電気通信大学)・髙津 康幸(福岡工業大学) 本研究では燃料の動粘度,表面張力および密度に注目し,それぞれの物性値のみが主に異なる燃料を製作した.60MPaに加圧した燃料を噴孔径0.133mmの10噴孔インジェクタから大気圧中に噴射し,燃料噴霧を高速度カメラで撮影した.動粘度が低い場合および表面張力が低い場合は噴霧幅が広い.密度が高い場合は噴霧先端到達距離が短い. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
機械学習によるエアサスペンションの非線形振動応答のモデル化と性能予測 渥美 良宏・佐藤 恭一(横浜国立大学) 機械学習を用いてエアサスペンションの非線形特性を表現する振動応答モデルを構築し,乗り心地性能を高精度に予測する手法を提案する.設計値および実験データに基づき非線形特性を静特性と動特性に分離してモデル化した.台上試験による検証に向けて予測精度をシミュレーションで評価し,本手法の有効性を確認した. |
| 2 | ◯ |
機械学習を用いたショックアブソーバ用ピストンバルブの差圧-流量特性の推定方法 加藤 大人・呂 鵬・柱山 健二・原田 脩史(Astemo) ショックアブソーバの初期設計では,搭載するピストンバルブの差圧-流量特性の推定が必要である.この特性はバルブ形状に依存するため,一般的な物理計算に基づく推定では,精度と計算時間の両立が難しい.この問題に対し,本研究では,機械学習を用いる方法を開発し,短時間で精度よく推定できることを確認した. |
| 3 | ◯ |
サロゲートモデルを用いた伝達関数合成法によるタイヤ・サスペンション目標特性設定手法 秋間 奎人・竹谷 昌之・河合 英樹・清野 裕之・塩崎 弘隆(三菱自動車工業) ロードノイズ開発は期間短縮や低燃費要求で制約が増大しており,設計自由度の高い初期段階での適切なコンポーネント目標設定が重要である.本研究はサロゲートモデルと伝達関数合成法を用い,車内音目標からコンポーネントの剛性や共振周波数など具体的に設計可能な目標を導出する手法を提案する. |
| 4 | ◯ |
機械学習モデル(LSTM)による乗員の頭部挙動推定技術に関する取り組み 西田 健二・河村 力・佐藤 大地・西村 啓人・宮武 宏明・武田 健二・陳 宇・青木 智朗・丸山 晃助・石川 亨(マツダ) 車両要件変更が乗員頭部挙動へ及ぼす影響を,設計初期段階で定量的に把握することは困難であった.本研究では,実験データを用いて車両挙動から乗員頭部挙動を予測するLSTM時系列モデルを構築した.入力履歴を考慮できる点を特徴とし,車両挙動変化に対する頭部挙動の予測精度を検証し,車両要件検討への適用性を評価した. |
| 5 | ◯ |
機械学習モデルを活用したモータパラメトリック多性能最適化とロバスト検証 八川 晃一・安達 亮一・中山 遼太郎(マツダ) 本発表では,機械学習モデルを用いたパラメトリック最適化による仕様探索と,ロバスト検証の手法を紹介する.電動車用モータの開発において,人間の手によるすり合わせでは多性能の相反を解決する仕様の導出や,ばらつき因子に対する網羅検証に時間がかかる.今回,JMAGの計算結果を基に機械学習モデルを作成し,最適化ツールに組み込み最適化を行った.また作成した機械学習モデルを用いてばらつき因子の影響評価を行った. |
| 6 | ◯ |
Optimization of an FCEV Air Exhaust System for Flow-Induced Noise Reduction and Cost Efficiency Jong Yeol Lee・Seung Tae Gong・Jong Seung Won (Hyundai Motor)・Hyun Soo Kim・Joon Ho Jang (SJG SEJONG) This study investigates an optimized air exhaust silencer for a fuel cell electric vehicle to reduce flow-induced noise while improving cost efficiency. Vehicle tests identified discharge noise in the 1-3 kHz range as the primary NVH issue, originating from APC valve-induced turbulence and structural limitations of the production silencer. To mitigate this, the noise attenuation zone was relocated forward and a Helmholtz resonator-based concept was applied. Transmission loss analysis showed that the optimal design achieved up to 16.6 dB improvement in TL RMS, maintained approximately 90% gas-liquid separation, and reduced dependence on absorptive materials. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
キャリア周波数の変調制御がインバータ音の不快度に及ぼす影響 加曽利 拓真(中央大学大学院)・金堂 雅彦・山口 雅夫・戸井 武司(中央大学) インバータ音はキャリア周波数およびその側帯波による複数の純音成分で構成される.近年ではキャリア周波数を変調させることで純音成分を分散し,マスキング効果の向上を図る制御が用いられている.本研究では変調幅などの制御パラメータが不快度に与える影響を定量的に評価し,不快度低減に有効な変調条件を明らかにした. |
| 2 | ◯ |
EVパワートレインの振動抑制に向けたバックラッシュ角オンライン同定に基づくバックラッシュ推定オブザーバの適応更新 川﨑 磨那斗・坂本 登・中島 明(南山大学) EVパワートレインの振動抑制を目的に,ギアバックラッシュ角をオンライン同定し,その同定値をバックラッシュ推定オブザーバへフィードバックして適応更新する手法を提案する.数値実験により提案法の有効性,従来オブザーバとのパラメータ変動に対する比較を示す.同定誤差が振動推定に与える影響も考察する. |
| 3 | ◯ |
ATにおける歯打ち挙動計測とバックラッシュのモデル化 森田 聖惇・今西 健介・鈴木 康太郎・近末 竜・陳 宇(マツダ) ATにおいてロックアップ領域の拡大,またはトルクコンバータレス構造とすることで環境性能と走行性能を向上できる一方,歯打ち音発生リスクが高くなる.AT内部のバックラッシュ前後の角速度を計測し,運転条件毎の歯打ち発生有無を特定した.計測結果に基づき,歯打ち速度を再現可能なバックラッシュモデルを構築した. |
| 4 | ◯ |
電動パワートレインのモータベアリング打音 近藤 慎平・小林 大介・児島 剛・松尾 宏(日産自動車)・中谷 貴典(日産オートモーティブテクノロジー) 電気自動車では電動パワートレインの異音が顕在化しやすいが,そのメカニズムが明確になっていない.本報ではモータベアリング打音に着目し,動解析と実機検証から,その発生メカニズムは,ギヤ反力で傾いたモータシャフトの振れ回り軌跡がベアリングのラジアルガタ内を通過するときにガタ打ちする現象であることを示した. |
| 5 | ◯ |
電動パワートレインのモータベアリング打音 小林 大介・近藤 慎平・浅井 尭之・河野 史郎(日産自動車) 第1報にて明らかにした電動パワートレインの軸挙動メカニズムに基づき,本報では軸の姿勢制御による異音抑制を目的とした設計プロセスを提案する.軸挙動解析を部品設計に適用可能な手法として取り入れ,異音の定量予測を可能とすることで,コストと効率およびNVHの均衡に優れた仕様の設計手法を構築した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
パネル設計における固有振動数の間隔の均等化 山田 塁(岐阜大学大学院)・小西 敬三・飯田 州人(本田技術研究所)・松村 雄一(岐阜大学) 自動車などの構造物の設計を行う際,一般には,組み立て後に固有振動数が大きく変動することを避けるために,それぞれの分系の固有振動数を互いに離隔させる.本研究では,パネルを想定した構造物において構造変更を行わず,スポット溶接の打ち方の工夫によってパネルの固有振動数の間隔を均一化する方法を検討した. |
| 2 | ◯ |
スパースな構造変更でBlocked forceを低減する方法 森下 龍生(岐阜大学大学院)・加藤 由幹(高知工科大学)・松村 雄一(岐阜大学) 本研究では,受動側分系の応答低減を目的として,加振源側分系の構造変更によってBlocked forceを低減する手法を開発した.スパースモデリングを用いることで,構造変更を小規模に抑え,全系への影響低減を図った.本発表では,有限要素モデルへの適用結果を報告する. |
| 3 | ◯ |
加速時通過騒音の二峰性を考慮したタイヤ/路面騒音モデルの拡張 鈴木 直樹(神奈川大学大学院)・白橋 良宏・山崎 徹・岩泉 佑花里(神奈川大学)・和田 将行・守江 大祐(日産自動車) 従来の加速時タイヤ/路面騒音モデルは,主に蹴り出し側騒音を対象としていた.本研究では,加速時通過騒音に現れる二峰性に着目し,踏み込み側騒音を含むモデルへ拡張した.複数タイヤで検証し,踏み込み側騒音も弾性エネルギーに基づき表現できること,および車外騒音評価への有効性を示した. |
| 4 | ✕ |
自動車用ダブルフェルト型防音材の低バネ領域制御によるフェルト有効質量化と透過損失の向上技術の開発 笠間 勘太・森崎 凌士・岩井 紳一郎(ヒロタニ) 自動車用ダブルフェルト型防音材において,吸音層フェルトとフィルム間の低バネ定数領域を制御することで透過損失(TL)を向上する技術を開発した.さらに,本技術を適用したダッシュインシュレーター試作品を作成し実車評価で効果を確認した. |
| 5 | ◯ |
単純試験片を用いた積層コアおよび樹脂固定材を有するMG固定子構造の振動特性把握技術 青木 真悟・橋本 洋志・澤村 雄介(トヨタ自動車) モーターNV性能開発のリーン化に向け試作レスに取り組むが,積層コアおよび樹脂固定材を有するMG固定子構造の振動特性予測精度に課題があった.本研究では単純試験片を用いて積層コアの変形に着目した実験的検証を実施した.その結果,振動特性・形状影響を把握し,モデル反映により振動特性予測の高精度化を実現した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
実軌跡データに基づく合流意思決定モデルを組み込んだ大型車混在交通流シミュレーション環境の構築 新徳 顕大・荒木 伸太・齊藤 朋世・Tushar Shrotriya(構造計画研究所)・古性 裕之・今長 久・中村 英夫(日本自動車研究所)・藤本 浩(日本自動車工業会) 自動運転車や高度運転支援車等が混在する交通流での自然な合流挙動を評価するため,実軌跡データから人間の合流意思決定プロセスを抽出しモデル化した.さらに,特性の異なる大型車の混在や合流シーン分類を交通流シミュレーションに導入し,実態に即した高精度な車両挙動の再現性を確認した. |
| 2 | ◯ |
高速道路本線部を自動運転車両が走行することを想定した合流支援システムの有効性検証 今長 久(日本自動車研究所)・新徳 顕太・荒木 伸太・Tushar Shrotriya・岡崎 凌太(構造計画研究所)・中村 英夫(日本自動車研究所)・藤本 浩(日本自動車工業会) 高速道路本線部に自動運転車が普及することを想定した合流支援の方法を提案する.本線部を走行する車両が合流しやすいように車間距離を広げる.普及初期段階の非自動運転車が多い状況を前提とした場合,普及率30%程度までであれば負の影響を抑えた形で支援が可能なことを交通流シミュレーションで確認した. |
| 3 | ◯ |
個人特性を考慮したエージェントベースシミュレーションによる歩車混在空間の交通制御の検討 荒木 俊人・奥田 裕之(名古屋大学)・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント)・鈴木 達也(名古屋大学) 歩車混在空間において,交通参加者の判断の個人特性が交通流に与える影響を考慮することは重要である.本研究では,仮想環境における実験データから個人の意思決定特性を確率的にモデル化し,これを組み込んだエージェントベースシミュレーションを構築した.構築したシミュレーションを用いて様々な交通制御シナリオを実行し,効率性および安全性の観点から,交通制御のあり方を検討・評価する. |
| 4 | ◯ |
長距離輸送用電気トラックの普及を考慮した充電インフラ最適配置モデルの開発 石井 宗一郎・安芸 裕久(筑波大学) 本研究では,高速道路を走行する長距離輸送用の電気トラックを対象に,走行中ワイヤレス給電システムとパーキングエリアの急速充電設備を組み合わせた充電インフラの最適配置モデルを構築した.さらに,車両の普及状況に応じた交通シミュレーションを実施し,設備配置の変化や充電状況,電力負荷への影響について分析した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ヒューマンエラー防止のための主体的行動変容の促進 佐藤 稔久(産業技術総合研究所)・吉武 宏(東京科学大学)・合田 美子・戸田 真志(熊本大学)・小竹 元基(東京科学大学) 高齢ドライバー106名(女性57名)を対象として,知覚・認知機能と戦略的運転行動との関係性をある年とその4年後の2時点で比較した.構造方程式モデルにより,経年により,その認知機能の変化による影響が明確になった戦略的運転行動や,影響を及ぼす認知機能の因子が変化した戦略的運転行動等を見出した. |
| 2 | ◯ |
ヒューマンエラー防止のための主体的行動変容の促進 合田 美子・戸田 真志(熊本大学)・新目 真紀・半田 純子(職業能力開発総合大学校)・吉武 宏(東京科学大学)・佐藤 稔久(産業技術総合研究所)・小竹 元基(東京科学大学) 本研究では,高齢ドライバー9名を対象として,AI教習車による運転データと振り返り対話を組み合わせ,安全行動変容のプロセスを分析した.参加者は,運転特徴や危険場面を共有しながら協調的に振り返りを行った.その結果,大きな運転ミスの減少が確認されるとともに,自身の運転特徴への気づき,他者視点を通じた認識の更新,危険予測に関するメタ認知的発話などが観察された.本報では,協調学習的な振り返りが主体的行動変容に与える影響について質的に検討する. |
| 3 | ◯ |
ヒューマンエラー防止のための主体的行動変容の促進 吉武 宏(東京科学大学)・郭 鐘聲(拓殖大学)・小竹 元基(東京科学大学) 高齢ドライバの安全な運転行動への変化を促すため,先行研究では運転行動の振り返りと反復練習を用いた介入手法を提案した.しかし,介入効果には個人差があり,行動変化の効用の理解が影響する可能性が示唆された.本研究では,介入時に行動変化の効用を提示し,その内容が介入後の運転行動変化に及ぼす影響を検討した. |
| 4 | ◯ |
ヒューマンエラー防止のための主体的行動変容の促進 石原 稜大・山崎 彬人(名城大学)・吉武 宏・小竹 元基(東京科学大学) ドライバの主体的な行動変容を促す支援方策の構築には,運転行動の定量的な分析が不可欠である.本研究では,車載カメラ映像から顔向き・視線・姿勢を非接触で推定し,さらに視線方向を外界映像上に投影することで視認対象を可視化するシステムを提案する.実車環境での実験により本手法の有効性を示す. |
| 5 | ◯ |
ヒューマンエラー防止のための主体的行動変容の促進 山﨑 壮馬・山崎 彬人(名城大学)・吉武 宏・小竹 元基(東京科学大学) 従来の運転行動分析では,ドライバが「何を見たか」は評価できても,「何を見るべきだったか」という交通環境側の要求を扱うことは困難であった.本研究では,大規模言語モデルにより道路環境から「注意対象」を抽出・構造化し,ドライバの「視認対象」と統合することで,確認行動の妥当性を定量評価する手法を提案する. |
| 6 | ◯ |
高齢運転者の自己評価を適正化させる運転教育システムの構築とその効果 小竹 元基・井内 柊仁・吉武 宏(東京科学大学)・藤田 涼太・加藤 寛登(三菱プレシジョン) 補助者が介在せずに運転に対する自己評価を適正化させる運転教育システムを構築し,高齢ドライバに適用した結果,安全運転意識と事故不安を高め,交差点における運転行動を改善できる可能性を示した.また,運転教育による過大評価の是正の程度が大きいほど,運転行動の改善効果が高いことを明らかにした. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
運転映像視認時におけるアイセンタリング現象を用いた注意力低下判別 小川 洋明・浅見 克志(デンソー)・川守田 拓志(北里大学) 既報の注意力低下時に視線が視野中央に寄るアイセンタリング現象は,前方注視が多い運転環境への有効性に懸念があった.本研究では運転映像を視認する環境でも同現象の生起を確認し,注意力低下判別への適用可能性を示した. |
| 2 | ◯ |
運転時のドライバー視線行動を利用した意図推定技術の構築 第1報 山本 健太・古市 崇・後藤 輝・坪内 淳志(本田技術研究所) コップを手に取る場合,ヒトはコップを見てから手を伸ばす.このように,視線の動きは四肢の動きに先行して発生する.この特性を利用し,ドライバーの視線の動きから,ドライバーが通りたい軌跡(=意図)を運転行動に先行して推定する技術の構築を行う.本報ではまず,軌跡と関係するヒト視線特性を報告する. |
| 3 | ◯ |
DS実験による自動車ドライバの視野急変時の運転行動分析(第1報) 三盛 優心(関西大学大学院)・伊藤 大輔(関西大学)・國行 浩史(公立諏訪東京理科大学) 視野急変時の運転行動とブラインドスポットモニタ(BSM)の有効性をドライビングシミュレータ実験により分析した.後方からの接近車両がある状態での車線変更・停止を想定したシナリオにおいて,心配性傾向が高いドライバは停車まで時間を要する傾向があり,BSMは警告灯より警告音が有効である可能性が示唆された. |
| 4 | ◯ |
車内固視時において前方視界の広さが車酔いへ与える影響 天野 真輝・樋口 和則・服部 義和(豊田中央研究所) 車内視覚作業時の車酔い低減を目的に,後席乗員が車内を固視する状況において前方視界の広さが車酔いに与える影響を評価した.最大ヨーレート15deg/sの8の字旋回時に,視野角±30degの前方視界を遮蔽した条件において車酔いスコアMISCがもっとも低下した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
ハイブリッド車用トランスミッション油に及ぼす泡の影響 園田 修三(本田技術研究所) ハイブリッド車ではモーターをトランスミッション内に統合する構成が一般的であり,冷却・潤滑には同一油が用いられる.高回転化に伴う油のせん断劣化が懸念される中,本稿では油の泡立ち挙動に着目し,消泡剤の種類による表面泡および油中泡の差異とその影響を考察した. |
| 2 | ◯ |
マイクロバブルによる油膜すべり軸受の摩擦低減に向けた検討 坂部 翔大・吉村 友輝・山崎 佑人・権田 晃生・川本 裕樹・畔津 昭彦・落合 成行(東海大学) 油膜すべり軸受においてマイクロバブルと呼ばれる微細な気泡の適用によって摩擦が低減することが実証されており,摩擦低減効果の向上には軸受すきま内のボイド率(液相に対する気相の体積割合)の上昇が影響している.そこで,高ボイド率化に向けた新規給油溝を検討し,それを有した軸受の摩擦トルク測定実験を実施した. |
| 3 | ✕ |
EHL計算によるエンジン用すべり軸受の焼付予測の研究 櫻井 真一・清水 章史・幸島 元彦(大同メタル工業) エンジン用すべり軸受の焼付予測においては,通常,PV値,膜厚比(Λ),および温度などのパラメータが用いられる.しかし,EHL(弾性流体潤滑)計算を活用して,より多様な物理量に基づいて評価することで,焼付予測のさらなる高精度化が期待されるため,研究内容を紹介する. |
| 4 | ✕ |
e-PT摺動部品で生じる電食と潤滑状態との関係 瀬詰 知弘・前田 誠・加藤 豪(ジヤトコ)・小山 真司(群馬大学) 軸受等で発生する電食は,モーターの漏れ電流が起因となる.本現象は,摺動部に介在する潤滑油を介した通電により溶損が生じ,損傷に至るものである.そこで本研究では,摺動部の潤滑状態および潤滑油の特性に着目し,それらが電食に及ぼす影響を実験的に明らかにした. |
| 5 | ◯ |
e-Axle用減速機ギヤの歯面損傷挙動に及ぼす潤滑油の影響 柳原 貴(出光興産) e-Axle用減速機ギヤを対象に,高速回転化に伴い重要性が増す歯面損傷に対する潤滑油の影響を評価した.歯面観察,歯形および粗さ計測に基づき,潤滑油の違いによる摩耗挙動と微小歯面損傷の差異を報告する. |
| 6 | ◯ |
Severity Analysis of m-LSD Differential Durability Test Using the Morrison Surface Fatigue Equation Hwiun Lee・Daejin Kim・seonghyun Son・seungyong Bae (Hyundai Motor) This study investigates pitting fatigue life at the cam-ring gear contact in a mechanical limited slip differential (m-LSD) with asymmetric spur gears. Using the Morrison life equation, it quantitatively compares accumulated contact fatigue damage between component-level bench tests and full-vehicle circuit driving. Two representative loading conditions were analyzed: high-load/low-differential-speed and low-load/high-differential-speed. Contact stress factors and fatigue damage were calculated for each case, and equivalent bench test cycles were derived from actual circuit driving distances. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
大型FCVの回生ブレーキ作動不可時向け空気圧縮開放式補助制動装置(第6報) 天田 瑚生・藤田 大樹・土屋 美海・藤田 壽憲・柴山 尚士(東京電機大学) FCVトラックの回生ブレーキ作動不可時に備える空気圧縮開放式の簡易型補助ブレーキを前報までに提案した.前報まではアキシャルピストン方式を採用しており回転運動を往復運動に変換する必要があり,コンパクト化には限界があった.そこで,本報ではコンパクト化のためのロータリーベーン方式を提案し,その特性を報告する. |
| 2 | ◯ |
高回転・高出力・高減速比トラクションドライブの動力伝達特性試験機の開発 森田 夏輝・山本 建(東海大学) トラクションドライブの性能を確認すべく,50,000rpm・50kWでの測定に向け,動力循環試験機を開発した.本試験機により設備的制約を克服し,50,000rpm・50kWでのトラクション係数測定を実現した.また,高減速比における試験では,トラクション係数が低下しないで測定することを確認した. |
| 3 | ◯ |
セルフロック減速機構を用いた2輪用CVTの電動制御 上田 源士郎(法政大学大学院)・相原 建人(法政大学) セルフロック機能を有する減速機とモータを用いた2輪用CVTの電動制御を提案する.モータによりプーリ位置を制御することで,高速な変速および高効率化を狙う.またセルフロック機能によりプーリの位置保持を無電力で行うことができる.本発表では,機構構成,動作原理,および変速特性について報告する. |
| 4 | ◯ |
環境乱択に基づく深層強化学習制御とモデルベース制御の融合によるパワートレインの振動抑制 米沢 平成・米沢 安成・梶原 逸朗(北海道大学) パワートレインの制御系設計は,非線形性や動特性の不確かさを考慮する必要がある.近年,深層強化学習が有力な手法として注目されているが,学習の非効率性や方策の保守化が課題である.本研究はベース性能を担保するモデルベース制御器を導入することで,環境乱択に基づく深層強化学習制御を支援する手法を提案する. |
| 5 | ◯ |
多層運行モードに対応可能な燃料電池ごみ収集車の変速制御最適化手法の構築 鮑 義達・高 佳カイ・張 翔・奚 佳晨・方 亦园・楊 イ翔・紙屋 雄史(早稲田大学) 燃料電池ごみ収集車は収集作業・走行パターンが複雑で要求性能の幅も広く,固定シフトマップでは最適動作が困難である.本研究は多層運転モードに基づくシフトマップを提案,モータ特性と回生機構を考慮しベイズ最適化で変速比とマップを協調最適化した.固定マップ比でドライバビリティを保ち電費と動力性能を向上した. |
| 6 | ◯ |
Proposal of a CVT Shift Map for BEVs Based on Optimal Control Methods Hanqing Zhao・Yasuo Moriyoshi・Tatsuya Kuboyama (Chiba University) For EV CVT control, shift maps are generally designed empirically, and their optimality has not been sufficiently investigated. In this study, optimal CVT ratios under various driving conditions were calculated using an optimization method, and the differences from the conventional CVT map were analyzed. In addition, correction regions were classified using a decision tree, and correction maps for each region were constructed to investigate a method for improving conventional CVT shift maps. |
| 7 | ✕ |
Development of a Virtual Performance Evaluation Model for New Multi-Mode Hybrid Powertrain System with RCP-HIL Validation Myeong-Won Seo・Dohyun Park・Janghyeok Won・Beomho Lee・Taeho Park・Deokjin Kim (Korea Automotive Technology Institute) This study presents a virtual performance evaluation model for a multi-mode hybrid powertrain comprising a 1.6L GDI engine, P1/P3 electric motors, and a dog-clutch 2-speed transmission. Three driving modes - EV, Series HEV, and Parallel HEV - are supported through a multi-controller architecture (HCU, TCU, ECU, MCU, BMS, BCU). Plant and controller subsystems are separated into non-virtual blocks, enabling RCP-HIL deployment via dual Speedgoat machines over CAN bus. All performance targets were met: (FTP-75, HWFET), 0-100 km/h in 10.00 s, EV grade ability 39.14%, and maximum speed 168.7 km/h. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
人体FEモデルを用いた前突スレッドシミュレーションによる腹部傷害メカニズムの分析 樋口 友樹(日本自動車研究所)・増田 光利(日本自動車工業会)・佐藤 房子(日本自動車研究所) 腹部傷害は,交通事故の死亡重症者数の低減に向けて重要な傷害部位であるが,ダミーによる評価手法は十分に確立されていない.そこで腹部傷害評価の実現に向け,ミクロ事故データから前突事故形態と腹部受傷のパターンを整理し,THUMS AF05を用いた前突スレッドシミュレーションにより受傷メカニズムを調査した. |
| 2 | ✕ |
人体有限要素モデルを用いた前面衝突時のベルト経路条件に関する感度解析 西村 海飛・吉田 貴史・樹神 滋・齋藤 望(東海理化) 本研究では,THUMS人体モデルを用いた前面衝突解析により,正規装着方法とそれとは異なる複数のベルト経路条件における乗員応答を同一条件下で比較した. |
| 3 | ◯ |
前面衝突時における人体有限要素モデルの骨盤回転運動の分析 東 才晴・趙 雨晴・水野 幸治(名古屋大学)・長坂 圭・鈴木 貴大・増田 出光(スズキ) 前面衝突を模擬した後席スレッド試験の有限要素シミュレーションを実施し,ラップベルト拘束時に生じる骨盤の後方回転運動を分析した.人体有限要素モデル(THUMS)の標準男性および小柄女性のモデルを用い,骨盤重心まわりのモーメント時刻歴を比較し,骨盤形状に起因する回転挙動の特徴を明らかにした. |
| 4 | ◯ |
機械学習を用いた前面衝突時における乗員下肢傷害指標(Tibia Index)の予測 棚本 誠也(山梨大学)・長坂 圭・増田 出光(スズキ)・横山 優太(ダイバーテクノロジー)・杉山 裕文(山梨大学)・岡澤 重信(山梨大学/ダイバーテクノロジー) 前面衝突時における乗員の下肢傷害は,車体減速度やダッシュパネル変形などが複雑に関連しており,予測が難しい.本研究では,スレッド解析に入力される加速度波形およびダッシュパネルの変形モードを用いて,乗員下肢傷害指標(Tibia Index)を推定する機械学習モデルを構築する.さらに,解析ケースの違いが予測精度に与える影響を検討し,数値解析結果との比較により提案手法の有効性を評価する. |
| 5 | ◯ |
乗用車前面の形状とエネルギ吸収特性の関係 福山 慶介・一色 孝廣・三上 耕司(日本自動車研究所) 交通事故解析において,車両の変形エネルギの算出にはエネルギ吸収分布図が活用されている.既存の分布図は,近年の多様な車両前面形状への適合性において更なる改善の余地が示唆される.本研究では,同課題に対応するため,近年の車両における前面形状とエネルギ吸収特性の関係を明らかにした. |
| 6 | ◯ |
年齢を考慮したD-Call Net死亡重症率アルゴリズムの効果検証 勝間田 静江・棚瀬 昇・安藤 貴裕(トヨタ自動車)・石井 麻友(交通事故総合分析センター) D-Call Netの死亡重症率は現在の運用上,乗員年齢を65歳とおいて算出されている.本研究では,事故データとD-Call Netの通報データを突き合せて,実際の事故の乗員の年齢の分布状況とその影響について確認する. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
実風況を考慮したソーラーカーの空力開発 小川 将虎・二ノ宮 孝仁・福田 紘大(東海大学)・田中 博・金森 敬宗(トヨタシステムズ)・佐川 耕平・木村 英樹(東海大学) 東海大学は長年に渡りソーラーカー世界大会に参戦している.ソーラーカーの空力開発のレベルは年々上がっておりトップチームは最先端の流体解析技術を駆使した開発を行っている.一方で,公道で大会が行われるため実風況を考慮した開発が重要となる.本発表では実風況を考慮したソーラーカー空力開発の概要について述べる. |
| 2 | ◯ |
Ahmed body周りの流れにおける流れ形態の傾斜角とレイノルズ数依存性 ―乱流モデルによる違い 福岡 駿太(東京都市大学大学院)・郡 逸平・白鳥 英(東京都市大学) Ahmed bodyの周りの流れは車体後部の傾斜面角によって流れ形態が変わり,これに伴ってCD値も大きく変化することが知られている.本研究ではこの遷移が出現するレイノルズ数と傾斜角範囲を俯瞰することを目的にRANSモデルを用いた数値計算を行ったところ,用いる乱流モデルによって遷移の出現範囲が異なる結果を得たので報告する. |
| 3 | ◯ |
VAEとPINNによる空力形状最適化 ―SDFと点群を併用した方法― 疋田 夏帆(東京都市大学大学院)・白鳥 英(東京都市大学) 効力係数を小さくする車体形状最適化において,メッシュ再生成を伴う従来手法は計算コストが高い.筆者らは生成AIとしてVAEを用いて形状を潜在変数としてパラメータ化し,PINNを用いて空力計算する最適化法を研究している.本報告では形状表現としてSDFと点群を併用した方法を提案し,2次元翼型に対する検証結果を報告する. |
| 4 | ◯ |
実路走行とシャシダイナモメータにおける車両周りの空気流動に関する比較検証 川野 大輔(大阪産業大学)・飯干 壮馬(大阪産業大学大学院(現ダイハツ工業))・青山 一樹(大阪産業大学)・高橋 利道(明電舎) 車両周りの空気流動はその車両性能に大きな影響を与えるため,シャシダイナモメータでは実路走行における空気流動を再現する必要がある.本研究では,車両周りの空気流速の同時多点計測により,実路走行とシャシダイナモメータにおける空気流動の比較を行うとともに,CFDによりこれらの空気流動の差異の要因を解析した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
自走式トンネル風洞Catesby Aero Research Facility(CARF)の概要 下山 浩・永野 弘樹・吉澤 慧・加藤 航・渡邉 圭一(SUBARU) SUBARUがCVCを通じ出資し2019年に運用開始した実走式トンネル風洞CARFの設備特性と計測技術を報告する.鉄道トンネルを転用した2.7kmの直線路は,低速域まで連続可能なコーストダウン試験により屋外試験に対し高い再現性を確保した.CFD,従来の風洞試験と実走行試験の乖離を相補することが期待される. |
| 2 | ◯ |
運動で発生する動的空気力とその車両運動への影響 前田 和宏・杉本 満・遠藤 康宏・山本 暁尚(トヨタ自動車) 運動性能向上を狙った空力デバイスの効果は定常空気力だけでは説明できず,運動で発生する動的空気力に着目することが必要と考え,実車風洞内で加振試験を行なった.走行風によりフロントは動きにくくリヤは動きやすくなり,流れが乱れると動きにくく整流すると動きやすくなる等,動的空気力の影響が確認できた. |
| 3 | ◯ |
Wind Tunnel Evaluation of Combined Active Aerodynamic Systems on a CUV-type EV Dong Ha kim・Hak Lim kim・Hong Hee lee・Jin Young youn・Su Bok kim・Suk Bom son・Woo Jae Kwon・Ju Wan Han・Woo Yul Baek (Hyundai Motor) This study investigates the combined aerodynamic effects of three active systems Active Air Skirt, Active Rear Diffuser, and Active Spoiler Module on a CUV-type EV through wind tunnel testing. Results confirm a total drag coefficient improvement of delta Cd 0.023 versus baseline, with negligible interaction between systems, enabling linear superposition for aerodynamic performance prediction. These findings serve as fundamental data for the development of effective combination and control strategies for EV active aerodynamic systems, ultimately contributing to improved energy efficiency in next-generation EVs. |
| 4 | ◯ |
物流分野におけるCN実現に向けたトラック空力技術開発 日野 雄太・北沢 祐介・槇原 孝文(トヨタ自動車) 物流分野はCN実現の為の重要な分野であり,トラック空気抵抗(CD)低減はCO₂削減に有効である.本研究では風洞試験・CFDを用い,トラック各領域のCD低減ポテンシャルを明確化した上で,高ポテンシャル領域に対しトラック特有課題を考慮し,コスト,質量,他性能と両立する実車適用可能な形状を具現化した. |
| 5 | ◯ |
自動車空力開発における設計側拘束条件を考慮した逆問題設計手法の提案 吉永 裕輔・養父 拓也・濱本 直樹・奥津 泰彦・橋本 紀公(三菱自動車工業) 開発期間短縮を目的とし,自動車空力開発における目標達成形状取得までの検討サイクル数を削減するため,主成分分析(PCA)を用いた統計的な制約下での逆問題設計アプローチを提案する.設計自由度を考慮した拘束条件の中で性能改善が期待される形状を効率的に生成し,開発初期段階での設計検討精度向上を図る. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
高速暴走車による自転車事故の危険性の評価 関根 康史(福山大学) 高速暴走車の危険性を論ずる上で,被害者の人身傷害への加害性を無視してはいけない.本報では,交通事故統計データから,自動車の衝突速度と自転車乗員の死亡重傷者率の関係を分析することによって,高速暴走車両の自転車乗員の人身傷害への加害性を明らかにすることを試みた. |
| 2 | ◯ |
運転違反特性尺度(TOTS)の妥当性の検証 小嶋 理江(名古屋大学)・荘島 宏二郎(大学入試センター)・岡村 和子(科学警察研究所)・西澤 智恵子・松林 翔太(トヨタテクニカルディベロップメント)・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント/名古屋大学) 先行研究にて開発されたTOTSの妥当性を,認知課題を用いて検証する.WebパネルにてTOTSとBART(リスク意思決定),IGT(意思決定学習),SST(反応抑制)を施行し,各TOTS因子と対応する認知指標との関連を検討する.TOTSが違反リスク評価ツールとして機能することを実証する. |
| 3 | ◯ |
交通違反者の教育方針策定に向けた特性と行動の分析 西澤 智恵子・松林 翔太(トヨタテクニカルディベロップメント)・小嶋 理江(名古屋大学)・山口 拓真・伴 和徳(トヨタテクニカルディベロップメント) 交通違反者に対して現在行われている教育はどの違反者にも画一的であり,一部の違反者には効果的とは言えない.そこで,効果の高い新たな違反者教育方針の策定を目指し,その前段階として違反者に対する適切なフィードバック方法を検討する.本件ではそのフィードバックに向けた特性と運転行動の分析結果を報告する. |
| 4 | ✕ |
ITARDAマクロデータとTUATドライブレコーダーデータによる電動キックボードの事故分析 木内 透(交通事故総合分析センター)・阿賀 正己(東京農工大学)・石井 麻友(交通事故総合分析センター)・大北 由紀子・永井 正夫(東京農工大学) 令和5年7月から,16歳以上は免許不要で電動キックボードの運転が可能となった.警察庁の事故統計データは,令和4年改正で「車両形状等」に「立ち乗り型電動車」が,さらに令和6年改正で「特定小型原付自転車」が追加された.著者らは,令和5年・6年のITARDAマクロデータを使って,事故実態の把握を試みた. |
| 5 | ◯ |
自動車と正面衝突する電動キックボード乗員の衝突挙動の検討 大賀 涼(自動車安全運転センター) 走行車両を用いた電動スクーターの衝突研究は乏しい.本報告では,移動する自動車と停止状態のスクーターの正面衝突実験により乗員挙動を検証した.乗員はボンネットに乗り上げ前窓に頭部を衝突させた.ステップにより歩行者より初期位置が高いため乗り上げが大きく,30km/hでのステム破断からハンドルの影響は軽微と示唆された. |
| 6 | ◯ |
誰にどんな支援が効くのか?運転支援の心理的効果に対する大規模横断研究 山崎 陽(マツダ/弘前大学)・道田 奈々江・本田 正徳・大林 弘宗・古谷 庸介(マツダ)・玉田 嘉紀・伊東 健・三上 達也・村下 公一・中路 重之(弘前大学) 運転者の個々の特性に寄り添う支援は,安心快適な運転のために必要である.今回,調査参加者約900名の特性を,運転注意能力と運転に対する自己効力感(自信)に基づき4群に分類し,3種の異なる特徴を持つ運転支援の心理的効果を検証した.その結果,各特徴の運転支援の効果は,参加者の特性により異なることが示された. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
|---|---|---|
| 1 | ◯ |
歩行者事故ミクロデータにおけるフード先端相対高さの体幹部傷害に及ぼす影響 後藤 司・江島 晋(SUBARU) 歩行者事故ミクロデータを用いてフード先端の相対高さと体幹部の傷害の関係を調査した結果,相対高さが上がるほど胸部,腹部,腰部のAIS2以上の傷害が発生した事故の割合が増えることが分かった.本研究では調査結果とその原因,歩行者保護への影響について述べる. |
| 2 | ◯ |
高フードSUV歩行者保護における胸部受傷メカニズムの解析 飯塚 洋二朗(トヨタ自動車)・植木 大空(メイテック)・川島 潤司・今井 裕明・濱田 満寛・中根 裕司(トヨタ自動車) 高フードSUV実車モデルにおける歩行者胸部傷害メカニズム解明を目的に,歩行者THUMSによる衝突解析を実施した.胸たわみは骨盤支持を介したバンパ反力による胸郭速度に依存し,肋骨ひずみは胸郭へ作用するフード反力の影響を受けることが示された.これらから,胸部傷害に対する車体反力の重要性が示唆された. |
| 3 | ◯ |
欧州における歩行者のGIDASを用いた傷害予測アルゴリズムの開発 郡司 泰明・長谷川 卓(本田技術研究所)・吉田 傑(SGRコンサルティング)・富永 茂(日本大学) 本研究では欧州の歩行者事故を対象とした先進事故自動通報(AACN)システム向けの傷害予測アルゴリズムをGIDAS事故調査データベースを用い,車両と歩行者の衝突速度と年齢を回帰分析のリスク要因とする事で開発した.結果,MAISが3以上となる確率予測が救命救急の活動判断に役立つ水準で可能となった. |
| 4 | ◯ |
医工連携の歩行者衝突事故CAEシミュレーションにおける精度向上の取り組み 徳山 美惠・安藤 貴裕・大西 浩史・棚瀬 昇(トヨタ自動車)・木内 透・辻 武弘(交通事故総合分析センター) 医工連携は交通事故現場調査や車両損傷解析など工学的分析と,医療診断情報を統合し,傷害発生メカニズムを解明することで死傷者低減対策につなげることを目的としている.さらにCAEを用いたシミュレーションも統合することでより詳細な分析が可能になる.本研究では歩行者事故シミュレーションを行うに際し歩行者のモデル化に着目し,身長と体重分布の挙動への影響をパラスタ手法で調査した.また,歩行者挙動は画像解析を活用して定量的に評価し,適合度が最も高いケースを用いて傷害発生メカニズムを解 |
| 5 | ◯ |
車両停車位置から見た衝突後の歩行者との位置関係について 鈴木 基継・西本 哲也(日本大学)・本村 友一(日本医科大学) 本研究は,歩行者事故における車両の最終停車位置と歩行者の倒れ込み位置との関係を検討した.実際の約18件の事例に限定した分析ではあるものの,車両停止位置からの距離を示した.これらの知見は,車載カメラを救急救命に活かすための基礎的な情報となるものと考える. |
| 6 | ◯ |
歩行者の即死性外傷を指標とした自転車乗員の受傷機序と身体重心の影響 石井 慎一・大野 靖雄(千葉県警察本部) 第12次交通安全基本計画が掲げる死者数の大幅な削減という喫緊の課題に対し,歩行者における即死性外傷の発生機序を指標とし,自転車乗員に特有の受傷機序を明らかにした.自転車乗員と歩行者の受傷機序を分かつ決定的な要因は,自動車のエンジンフード前端高さに対する身体重心の垂直オフセット量にあった. |
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| 1 | ◯ |
4ストロークディーゼルエンジンにおけるピストン剛性とピン回転に関する研究 関 健太郎・伊東 明美(東京都市大学)・坪田 頼昌・三輪 純一(いすゞ自動車) 耐焼付性に優れる全浮動式ピストンピンの回転発生機序解明のため新たに開発した測定装置によりピンを回転させる力を測定した.ピンボス軸受周辺の剛性に着目し試験を行い,剛性が低いピストンでは回転力が小さく,軸受の変形による偏当りが回転を妨げる要因であることを示した. |
| 2 | ◯ |
ピストンスカートプロファイルまたはパターンコーティングにより付加された凹部内の油膜分布とスカート部摩擦損失 大島 潤平・佐藤 健太・川島 久宜・鈴木 秀和・石間 経章(群馬大学) スカートプロファイル凹部の油膜分布を仮定した計算によりFMEP低減があること確認されている.本報告では実際に凹部があるピストンを試作して凹部の油膜分布を観察し,凹部へのオイル流入過程を考察した.得られた凹部油膜分布を用いてスカート部のFMEP計算を行った.その結果,凹部によるFMEP低減効果があることが分った. |
| 3 | ✕ |
ピストン形状変更によるピストンスカート潤滑性変化がピストン機能へ及ぼす影響 小林 邦彦・林 健太・小林 俊夫・小坂 裕樹・櫻井 渉(アート金属工業) シリンダーボアと接触しゅう動するピストンスカートの潤滑性は,しゅう動摩擦やブロックへの振動伝達特性に影響を及ぼすことが知られている.今回スカートの剛性,プロファイルの変更によりピストンスカート潤滑性を変化させた際の,ピストン機能への影響を調べ,また必要な潤滑性を得るためのピストン諸元指針を考察する. |
| 4 | ✕ |
ピストンTOPリング溝部における陽極酸化皮膜の平滑化 村上 春彦・藤田 昌弘・鈴木 慎也(スズキ) 直噴エンジンにおける始動直後のPN排出増加に対し,ピストントップリング溝部の陽極酸化皮膜の平滑化による低減効果を検証した.実機試験により,溝部の表面粗さ(Ra, Rpk)とPN排出量に強い相関を確認した.また,交直重畳法は直流法よりも均質な皮膜を形成することを見出した.本研究では量産化を見据えた極低圧ショットブラスト法による平滑化技術を提案し,PN低減への有効性を示した. |
| 5 | ◯ |
ピストントップリング溝の陽酸化処理皮膜がなじみプロセスとオイル消費に与える影響 古溝 竜都・伊藤 俊輔・伊東 明美(東京都市大学)・藤田 昌弘・村上 春彦(スズキ) ピストントップリング溝の陽酸化処理皮膜は溝摩耗防止のために施されるが,同時に早期のなじみ形成やそれによるPN低減効果も期待される.本研究ではPNの代用特性としてオイル消費を測定し,性状が異なる平滑化された陽酸化処理皮膜のなじみプロセスやオイル消費量を観察した結果を報告する. |
| 6 | ✕ |
オイル上がり経路解明のためのランド部オイル分布観察 竹中 亮・佐藤 健太(群馬大学)・井田 徳昭(三菱重工業)・川島 久宜・鈴木 秀和・石間 経章(群馬大学) トップリングおよびオイルリングを変更したときのピストンランド部のオイル挙動について可視化した.2ピースと3ピースオイルリングおよびトップリング合口隙間を変更し,オイル上がりに与える影響を確認した.その結果,オイル上りはランド部オイル量の影響が大きく,リング仕様の影響は大きくないことが分った. |
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| 1 | ◯ |
冷却損失低減に向けた筒内遮熱膜および評価解析技術の研究 阿部 陽香・篠田 健太郎・木下 幸一・漆原 友則・阿子島 めぐみ・久保田 英志・小熊 光晴(産業技術総合研究所) 本研究は,産業技術総合研究所が開発したハイブリッドエアロゾルデポジション法を用いて,ピストンへの適用が可能な遮熱膜を作製し,エンジン熱効率向上に向けた冷却損失低減を目的とするものである.本報では,第2報で示した膜よりも低熱伝導率の新規遮熱膜を開発し,その熱伝導特性を評価した結果について報告する. |
| 2 | ◯ |
使用条件に依存したエンジンオイル中金属系添加剤の化学状態および構造変化 国須 正洋・李 茜・村田 大輔・中島 沙知・冨永 達哉(東レリサーチセンター) エンジンオイル中金属系添加剤について,新品油,通常走行後油および条件差を与えた試料を対象に,X線吸収分光などの方法により,金属元素の結合状態や化学状態を評価した.使用条件に応じた化学状態および局所構造の差異が確認され,元素種によりリン酸塩化の傾向や水和イオンへの分解の進行挙動が示唆された. |
| 3 | ◯ |
油膜せん断応力に基づくエンジン用ジャーナル軸受の摩擦低減技術 幸島 元彦・永田 真理・糸井川 寛・田村 忠教・安田 絵里奈(大同メタル工業) エンジン軸受の摩擦損失低減について,油膜内のせん断応力に着目し,新たに設計した試験装置を用いて実験的に評価した.得られた知見から,ベアリング表面特性の最適化が流体潤滑領域での摩擦損失低減に有効であることを示した. |
| 4 | ◯ |
内燃機関の実動時摩擦評価法の開発とクランク軸周りの摩擦低減検討 戸井田 一宣・小山 崇・大河 誠・小川 輝(トヨタ自動車) 自動車用内燃機関において,筒内圧が作用する実動状態での摩擦を把握するにあたり指圧線図法が広く使われているがその計測精度には課題がある.そこで著者らは高精度に実動時の摩擦評価が可能な実用的な過給モータリング法を開発した.また解析で得たクランク軸周りの摩擦低減指針を本計測手法を用いて実証した. |
| No. | 配信 | タイトル・著者(所属) |
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| 1 | ◯ |
渋滞時EyesOff機能によるドライバ状態の変化に関する実証的検討 塚田 竹美・佐藤 広歩・米満 竜太(本田技術研究所)・石橋 基範・栗谷川 幸代(日本大学) 渋滞時EyesOff機能の効果を公道で検証した.HandsOff機能と比較し,主観評価および生理指標によりドライバ状態の変化を評価した.その結果,HandsOffに対する効果やドライバ状態の相違点,および提供価値向上のための示唆が得られた. |
| 2 | ◯ |
交通流の観測式に基づく密度推定型 ACC 制御則の提案 入江 喜朗・森本 知昭(トヨタ自動車) これまで交通工学分野において,渋滞発生メカニズムの解明が広く行われてきた.本稿では,高度な車両制御システムの構築を目的とし,微視的(個々の車両)な視点から渋滞発生のメカニズムを詳細に分析するとともに,その知見をACC制御アルゴリズムへ組み込むための検討を行った. |
| 3 | ◯ |
衝突実験後車両事象確認におけるフォトグラメトリを用いた三次元モデル化手法の有効性 橋本 透・中田 杏里(本田技術研究所) 衝突実験後の車両事象確認は,現物確認を基本とする一方で,時間的・空間的制約が大きく,関係者間での情報共有や再確認に課題を有している.本研究では,衝突実験後車両を対象にフォトグラメトリを用いた三次元モデル化手法を適用し,事象確認への有効性を検討した.撮影条件およびモデル生成手順を整理した上で,得られた三次元モデルの再現性および事象視認性について評価を行った.その結果,従来の写真記録と比較して,損傷形態の把握性および共有性が向上することを確認した.本手法は,衝突実験後の事象確認プロセスの高度化に寄与する可能性を有する. |
| 4 | ◯ |
先進運転支援システム(ADAS)使用時の他車両の急接近に対する衝突回避性能に関する実験的考察 児島 亨・真鍋 裕輝・阿部 晃大・宅島 護・北田 幸一(自動車技術総合機構) 先進運転支援システム(ADAS)を使用中に他車両が急接近する場面の例として,先行車急減速および急な割込み(カットイン)の実車実験を行った.実験結果から,当該場面における衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)の作動の有無を含む,システムの衝突回避性能について考察した. |