• セッションNo.13 走行中給・充電I(OS)
  • 5月22日 パシフィコ横浜 G318+G319 9:30-11:10
  • 座長:田島 孝光(本田技術研究所)
OS企画趣旨
車両走行中に排出するCO2をなくすためには,EVの普及が鍵となる.しかしながら,航続距離,充電方法,大型輸送車両への普及など,解決すべき課題がある.走行中の電動車両(EV,HEV等)に地上インフラから直接給電と充電を行う走行中給充電技術(Electric Road System)に関して議論する.また,本セッションでは,接触式,非接触(ワイヤレス)等の様々な走行中の給・充電方式について取り扱う.
企画委員会
車両特性デザイン部門委員会
オーガナイザー
田島孝光(本田技術研究所),山川淳也(防衛大学校),綱島 均(日本大学),芝端康二(神奈川工科大学),佐藤隆之(日立建機),島村和樹(日本自動車研究所),浅野雅樹(いすゞ中央研究所),林 隆三(東京理科大学)
No. タイトル・著者(所属)
056

モビリティエネルギーのレジリエンス・経済性とその観点での走行中給・充電の意義

古關 惠一・田中 光太郎(茨城大学)

モビリティエネルギーが社会実装する要件について検討した.中でも広い意味のレジリエンスと総合的な経済性を見ることにより,各ステイクホルダの動機が高く維持され,持続可能なビジネスモデル構築が可能と見込まれる.その議論の文脈にてダイナミックチャージの有料道路への適用における意義について考察した.

057

鉱山用ダンプトラックのEV化におけるトロリー技術の有効性

池田 純・中手 洋平・斉藤 公紀・佐籐 隆之(日立建機)

鉱山会社が求める鉱山用ダンプトラックのゼロエミッション化に対し、動力源をエンジンからバッテリーにした場合、鉱山でのオペレーション特性により、課題が生じる。この課題解決にエンジン搭載機で製品化済みのトロリー技術との組み合わせが有効である。

058

鉄道分野における走行中給電の現状と課題

北条 善久(東洋電機製造)

鉄道分野では古くから電化されており架線からの走行中給電が行われている.
近年,架線設備にかかるコストの維持が出来ず非電化もしくは廃線となるケースもある.
また,電化方式の違いにより列車の相互乗り入れができない区間も存在する.
本論文では,鉄道分野における走行中給電の現状と課題についての調査報告を行う.

059

大容量太陽光発電システム搭載EVの開発

水野 英範・棚橋 克人・髙島 工・大関 崇(産業技術総合研究所)・廣田 壽男(早稲田大学/産業技術総合研究所)

大容量の太陽光発電(PV)システムを搭載したEVを活用することで,運輸部門のCO2排出量の更なる削減が期待できる.我々は,特に商用車をターゲットにPVEVの可能性を検討しており,その一環としてコミュニティバスとしての実証試験を想定したバンタイプPVEVを開発した.本発表では,その仕様や初期的な性能評価について紹介する.

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