• セッションNo.20 ドライバ状態のモニタリング(OS)
  • 5月22日 パシフィコ横浜 G403 13:10-14:50
  • 座長:平岡 敏洋(日本自動車研究所)
OS企画趣旨
本セッションは,ドライバ状態(覚醒水準,身体的及び精神的疲労感など)をモニタリングするための生体センシング,生理データ解析などについて議論する.
企画委員会
車両特性デザイン部門委員会,アクティブセイフティ部門委員会,ヒューマンファクター部門委員会,ドライバ評価手法検討部門委員会,映像情報活用部門委員会
オーガナイザー
田島孝光(本田技術研究所),小竹元基(東京工業大学),堺 浩之(豊田中央研究所),恩田和征(スズキ),道辻洋平(茨城大学),林 隆三(東京理科大学),平岡敏洋(日本自動車研究所)
No. タイトル・著者(所属)
084

走行環境や運転特性に起因するドライバのストレス対処様式の分析

岡嶋 智朗・南雲 健人・野澤 昭雄(青山学院大学)

本研究では,ドライバの安全性・快適性評価の指標として,人が外部からのストレス刺激に対して示す2種類のストレス対処応答(能動・受動的対処応答)に着目した.血行動態に基づいて走行環境や運転特性に起因するドライバのストレス対処応答を分析し,ドライバの安全性・快適性評価の指標としての有効性を示唆した.

085

汎化精度の高い機械学習による運転者の注視点推定

三好 優衣・松木 裕二(福岡工業大学)

筆者らは,先行研究において運転者の注視点推定のために,運転者の顔画像から得られる情報を入力とした機械学習による計測手法を開発した.しかし,その性能評価は実験参加者1名のみによるものであり,汎化精度については未検討であった.本研究では11名の実験参加者データを用いて汎化精度の高いモデルを開発した.

086

シート着座時の乗員背面の計測手法と評価について

若杉 穂高・今井 柊太・中沢 信明・岡本 真也・福田 悠人(群馬大学大学院)・岩瀬 勉(群馬大学/SUBARU)・中村 俊平・内形 恭平・半田 昌巳・高木 祐亮(SUBARU)

本研究では,着座時の乗員姿勢を計測する手法とその活用を提案する.ここでは加速度センサによる脊柱形状計測と,画像処理を用いた,座面に対する脊柱の相対位置推定とを組み合わせた計測システムを構築した.本システムを用いて自動車シート上の様々な着座姿勢を計測し,評価を行った.

087

リカレントニューラルネットワークに基づく運転時の人間行動モデルの汎用性評価

関 涼夏・石川 潤(東京電機大学)

著者らがこれまで提案してきたリカレントニューラルネットワーク(RNN)に基づく運転時の人間挙動モデルの汎用性を評価した結果について報告する.具体的には,振幅±1のM系列で学習したRNNが異なる振幅や滑らかな軌道に対して適切な応答を再現できるか評価した.その結果,汎用性があることが認められた.

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