• セッションNo.26 次世代の自動車用材料と先進生産技術II(OS)
  • 5月22日 パシフィコ横浜 G414+G415 12:35-14:15
  • 座長:一ノ瀬 淳(ファソテック)
OS企画趣旨
未来のモビリティーづくりを支える自動車用材料と先進生産技術の提案.
企画委員会
製造技術部門委員会,材料部門委員会,生産加工部門委員会
オーガナイザー
松村 隆(東京電機大学),青木孝史朗(芝浦工業大学),一ノ瀬淳(ファソテック),山田明徳(いすゞ自動車),伊達亮介(ダイハツ工業),杉山裕基(マツダ)
No. タイトル・著者(所属)
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工場の環境特性を利用した工作機械の熱変形抑制

鈴木 直彦・新元 翔太・南部 優佑・石野 嘉章(高松機械工業)

工作機械の加工精度に影響を及ぼす熱変位はさまざまな対策がある。その1つに熱源の冷却によって機械の温度上昇を抑える方法があるが、これにはコストや消費エネルギーの増加を伴う。本研究は、工作機械のベッド構造に工夫を行い、工場の環境特性より比較的に安定した環境温度のエアーを利用し、熱変形の抑制を実現した。

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外部診断機の遠隔支援効率の向上
-外部診断機をセキュアに遠隔支援できるシステムの構築-

澤﨑 祥悟(本田技研工業)

完成車の機能品質検査を行ってきた外部診断機を,年々重要度が増している情報セキュリティに対し,クラウドとの常時接続によるセキュアな遠隔認証の仕組みの構築と,クラウドを通じて検査ソフトウェアや完成車保証に必要なデータを自由自在に配信可能な総合ソフトウェアを実現した.

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ホットスタンプ材を用いた高機能一体化部品を実現する要素技術開発

木本 野樹・久保 雅寛・池上 健太・米林 亮・銭谷 佑・白神 聡・吉田 博司(日本製鉄)

電動車のキャビン骨格構造を対象として,ホットスタンプ材を用いた高機能一体化部品を実現する要素技術の開発を進めている.今回は,高い衝突特性を実現する材料と構造の技術および一体化部品で成形が難しいコーナー部向けに材料流入を制御した成形性向上工法を開発し,効果を検証した.

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長・短繊維混合によるCFRTPの強度向上

濱田 陸奥樹・梅津 太一・西野 創一郎(茨城大学大学院)・早乙女 秀丸(茨城県産業技術イノベーションセンター)

軽量かつ高剛性であるCFRTPは構造材料として用途が拡大している.一方で,射出成形時に炭素繊維が金型を損傷してしまう問題が発生している.本研究では,長繊維と短繊維を混合することで炭素繊維の量を減らしても強度を維持する方法を考案した.強度を保持できた原因についてCTスキャンや破面観察から考察した結果を報告する.

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